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寝てるとよだれが出るのは普通だよ

こんにちは!

コミュです。三作目書き始めです。あれ?一作目も二作目も終わってなくね?なんなら、PIXIVでなんか作品書いてるよね?二次創作の?そうなんですけど、やっぱり他の作品書きたくなったりしちゃったんですよね〜。

だから、どれがいつ投稿されるかなんてのは僕には正直わかりませんが、ゆっくり焦らず色々と出していくので、ゆっくり待った気持ちでまったりと呼んでいってください。


「大好き。裕」

誰かが変わろうとしなければ、環境は変わらない。

それは自分が変わるのも一理あるが、それは自分を変える事によって全てのものも変わる。今まで培ってきた名誉や権利そして仲間全てを捨てる事になるだろう。けど、変えて良くなるのなら全然良い変えてそれで良くなれば、だが」

良くなりすぎれば、その環境は突如壊れていく。

人というのは千差万別色々な人間がいるため変わった事により、人そのものが変わることがあるかもしれない。そうなってしまったら、環境をまた一から戻さなければならない。手遅れになる前に・・・

もし手遅れの場合は僕たちは今いるその環境に適応しなければならない。だから、決して逃げては、、、

「!!」

目が覚めてそこにあるのは一面真っ白な天井だ。

「夢か、、良かった」

そう言って僕はグーっと背伸びをすると目覚まし時計が鳴る。どうやら目覚ましより早く起きてしまったようだ。僕はベットから降りて台所に向かった。

春から1人暮らしになり僕はまだ不慣れなキッチンで料理をする。小さい頃から妹や弟に親が忙しい時に食べさせてたのもあり、料理自体は得意だ。

「おっとっと」

とは言えまだ3日も経たない新しいキッチンは少しやりづらいそうは言っても両親が俺のために用意してくれた部屋だ。ありがたく使わせて貰わないと

そうこうしてると目玉焼きが丸焦げになりそうだったので急いで皿を用意して盛り付けた。米を茶碗によそって沸騰して泡が吹き出してる味噌汁も茶碗によそって

「かんせーい!」

少し地味だがこんなものだろうか?と思いながらいただきますをし、朝ごはんをいただいた。

そう考えながら、1人静かな部屋でポツリポツリと飯を食らう。そうこうしてると飯を食い終わり制服に着替えて少し早いが家を出た

玄関を開けて左を向いたら

「すいませーん!どいてください!」

と叫びながらこちらに向かって走ってくる女の子がいる。僕は少し道を開けてその子が通っていくのを確認してエレベーターへと向かった。


アパートから10分近く歩いた場所に駅がある。

駅に着いたらすぐにtanacaを使って改札を抜けて僕と同じ制服の人そうでない人がたくさんいるホームへと向かった。少し電車通勤が憧れなところもあり、ちょっとだけ浮かれている。電車のホームでイヤホンをカバンの中から出して耳につけると電車はすぐさまやって来た。そんなに人も多くも少なくないくらいに席も空いていたので座ることにした。すると、隣に他校の生徒と思われる女子高生が隣に座って来た。ちょっと距離を開けようとするも隣にもサラリーマンの男の人がいた為あまり移動する事は出来なかった。隣の女子高生をチロっと見ると、少し眠たそうな顔をしていた。すると、女子高生は眠ってしまい、僕の肩に女子高生の頭が置かれてしまった。ど、どうしよう頭が置かれてしまった。やばい、髪の毛に僕の汗が落ちてないだろうか?嫌だ。僕に触れないでくれ。

「あう?あ、すいません。」

隣の女子高生も驚くように起き上がった。その女子高生は顔によだれがついていて少しだらしないような感じがした。

「ごめんなさい。制服によだれ付いてませんか?大丈夫ですか?ダメですか?何をしたら許してもらえますか?」

ものすごく慌てていてその姿は全然あの人とは違った。声が少し大きかったので、周りがわめき始めた。周りの目を気にしながら彼女をあやす事にした。

「そんな慌てなくていいから、一回落ち着こう。」

「あ、そうですよね。そうですね。」

あわてたい気持ちはわからないわけではないが、それは君だけではない。僕だって君が肩に寝てきたときは慌てていたんだから。けど、今ここで言い争っても無益だ。ひとまず、ちょうど着いた駅で降りることにした。

「あの、、」

そりゃそうだ。見ず知らずのそれも一度も面識もない男性に手を引っ張られながら、訳も分からない駅で降ろされるんだ。だけど、お互いあの場であのまま放置しておくことはできないというくらいはできるだろう。

「すいません!本当にすいません。」

この子は多分、誤っている気があり反省を心からしているが、周りの大人からは理解されないタイプだ。苦労してるんだろうなぁ。

「いいかい?僕はこれについては何とも思ってない。」

別に強く当たらないのは彼女が可愛いとか苦労してるからとかそんな事じゃない。

「ありがとうございます。」

ただ不憫に見えただけだ。だから、言いたくなるいつもこのセリフが

「けどね?僕は…」

「あれ?何してんの?後輩君よ?」

う・・・ん?この声はその人の顔を見るよりも降りた駅を確認した。そうか、そういえばこの人この駅が最寄りとか言ってたっけ?

「おはようです。佳林先輩…」

この人は俺の先輩であり、一番の要注意人物である。

「朝から他校の生徒をナンパ?やる〜。」

「佳林先輩こそ生徒会はどうしたんですか?」

「そんな事はいいのよ。」

生徒会の仕事をそんな事として片してしまうこの人はまさに要注意対象として、さすがとしか言えない。

「それよりこの面白い状況はなんなの?」

「この娘が僕の制服によだれをこぼした、ただそんだけの単純な事です。」

「単純ね〜。」

全くその事に関してものすごく関心のありそうな態度を取る。また仕事をしないって針さんの愚痴を聞く良輔さん顔が脳裏に映る。

「なんで先輩はそんなに楽しそうなんですか?」

「いや、今から楽しいことをしようか考えているからだよ」

「楽しいこと?」

女子高生は突然現れたその要注意人物に無意識にというか女の勘というかなんか働いたのかは知らないが、すごく嫌そうな顔を見せた。

「えっと、君名前なんていうのかな?」

「泉洋です。」

泉洋って名前を聞いて僕はものすごく泉の前に平がつけたくなって仕方なかった。

「洋ちゃんね。洋ちゃんはこの制服によだれをこぼしてちゃったのよね?」

「は、はい。そう・・」

「あ、ごめん。違うわね。わざとこぼした。そうよね?泉洋さん?」

「…はい?」

食い気味に佳林先輩が言った言葉はその場を、三人だけのほぼ無人駅に響き渡った。

「あら?図星を突かれたの?」

「いや、違いますよ!」

「それじゃあ、なせあなたはそんなに声を荒立てているの?」

「これは、あなたが的外れなことを言っていて・・」

「あら?でも、焦って声を荒立てている。そうとも取れないかしら?」

「取れる訳な…くもないですけど」

女子高生いや、泉さんは絶対にやっていないだろう。なぜなら彼女は寝ていた。あれを流石に寝真似というのは、流石に無理がある。

「でも、彼女は寝ていたんだ?」

「寝ていても、彼女には100パーセントよだれを出す事ができるのかもしれないだろう?」

そんなの無茶苦茶だ。

「いや、さすがに無理でしょ?」

「なぜ?後輩君は彼女の肩を持つんだ」

「別に揉める気がないからですかね?」

「揉めてない。そういうことをする気であったのではないか?っと私は疑問になって聞いているのだ」

俺がこの人を要注意人物とみなす訳がこれだ。

「私は気になった事は解決したい主義でね!」

この変な解決快楽主義のせいで、僕は入学して初めて見た学校の生徒副会長の清廉潔癖そうなこの人に憧れて入ろうと思ったくらい尊敬する先輩が

「私は彼女に問いかける。汝は本当にやる気はなったのだろうかと?」

「そんなのやる気がある訳ないじゃないですか?」

「だから、なぜ後輩くんが答えるのだ!」

「彼女が可哀想だからです!」

どうして、こんな清廉潔白とは程遠い私欲だらけの人間を尊敬‥いや、強引にあの部に入れられたのか謎である。強引だから、謎でもないか。

そう、僕が言うあの部とはスカウト部。我が校は、生徒の自主性を第一とする校風のためこの学校では生徒会が最大勢力となる。が、生徒会は何かと忙しいこともあり、とてもでないが生徒会で生徒のお悩み相談をいちいち全てに丁寧に答えるというのはほぼ不可能であった。だが、生徒の自主性を大事とするため教師は基本的に生徒の悩みは聞かない。それどころか、生徒会が相談しない限り教師は聞く耳すら持たない。だから、生徒のお悩み相談を聞く部活を作ったそれが、スカウト部である。

「本当にすいませんでした。本当に」

「いいよ。それよりうちの先輩が失礼致しました。」

頭を深々と下げる僕。最悪のタイミングで電車が停まり、窓から見たら、女子高生に頭を下げる男子高校生と気にしなくていいですよ!っと手を振る女子高生と少し距離をとってふてくされてる先輩女子高生の姿がそこにはあった。降りてくる人はこの状況を見ただけでは、圧倒的に俺が痴漢したみたいな感じのように取られてるんだろうなぁ〜。

「最初は変な言いがかりつけられ転移もいえなくなりましたけど、お兄さん・・すいません。名前なんていうんですか?」

「国晴裕。あっちでふてくされてるのが、佳林先輩ね。」

「裕さんっていうんですね?」

「うん」

なんかいいな。裕さんって。ちょっといいかも

「あの、連絡先聞いても良いですか?」

「全然良いよ。」

初めて部活以外で手に入れた女の子の連絡先かな?よく覚えてないけど

「それじゃあ、学校に遅れてしまうのでそれでは」

そういって改札の方に走っていく彼女ってここが降りる駅だったんだ。

「この駅ってことはあのお嬢様学校の子か」

「・・ふてくされてた、もう話さなくなると思ってましたよ。」

「良いさ、気にしてない。けど、本当に裏切るなよ。」

「そうですね。」

裏切るなよか、僕何回その言葉に背を向けてきただろうか?何回聞こえないふりをしただろうか?

「と言うか、制服見てよくわかりましたね。」

「姉が行っていた。もう卒業したがな。」

「へぇー。お姉さんいるんですね?」

「妹もいるよ。すごく頼りになるから、いつも頼ってばっかさ。」

て事は佳林先輩は次女なんだ。けど、なんでお姉さんと同じ学校に行かなかったのか?

「まさか後輩君は妹を狙ってるな?ダメだぞ。妹は可愛いし、役に立つが性格がきついからな」

「いや、そこじゃないですよ。」

「まさか姉の方か?」

「だから・・」

いかんいかん。今のは俺の言い方も悪かった。だから、切れるのは筋違いだ。

「そこじゃなくて、なんで佳林先輩はお姉さんと同じとこに行かなかったのかな?と思っただけですよ。」

「あ〜、そんなことかい。それは実に簡単な話だよ。」

難しくしたのは、、いかんいかんまたそのまま感情に任せるとろくな事にならない。平常心っと

「姉と妹が嫌いだからだ。」

「…へぇ〜…」

驚いたと言うか、三姉妹の次女アルアルの悩みのがあって事なのだろう。正直なところ今の所全くと良いほど気にならなかったので、膨らませる気は無かった。

「なんでかと言うとね。」

いや、続けるんかい!

「と言うか、素朴な疑問が頭をよぎったので聞いてもいいですか?」

「なんだい?」

別に話を折らせたいと言う気持ちもあってそう言う風に話を変えたっと言うところもあるが、それよりも普通に気になったことがあった。

「電車来なくないですか?」

「あ〜」

そう言って、佳林先輩は腕につけていた時計を確認すると

「あと三十分か四十分くらいでくるから心配するな。」

そう言う言われて、スマホの時間を確認すると、時刻は7時50分。

うん、無事遅刻だよ。

朝のホームルームに間に合えば遅刻扱いとはならないが、ホームルームが始まるのが8時45分。駅からだいたい歩いて10分くらいの距離にあるが、校門に着くと走ってもまず間違えなく10分はかかるであろう坂が待っている。

「まぁまぁ、仲良く遅刻登校しよう!」

…世界で一番最低な誘われ文句だ。

「大丈夫だって、生徒会副会長権限で‥」

「そんなことに権限を使わないで下さい。」

「冗談だって、そんな怖い顔しないでよ。それに凛音が絶対に許さないからね。」

生徒会長権限。この学校の生徒会長とは、この学校のトップと対等として扱われる。なぜか?それは生徒が第一のこの学校では、教師の扱いはかなり低い。風紀員や環境取締委員会などの他に外交員(主に他校との交流などのためのレクリエーションを企画する委員)やなんと裁判委員(生徒同士のトラブルなどの解決判決なども言い渡される。割とよく開かれている。)なども存在する。などで、クラスの大半はこの委員に属する奴がいる。

一年生はそうでもないが、2年になると大体の奴らがそうなる。ちなみに僕は生徒会の男子書記です。

「と言うか、また裁判起こすとか言ってますよ?野球部?」

「予算案で?」

「はい。昨日、中庭の大きな掲示板に貼ってあったの見てないんですか?」

ちなみに僕らのスカウト部は悩み相談とれっきとした委員会の様にも取れるが、一応部活動として、作ってる。

「さすが書記、ちゃんと仕事してますな。」

「書記と全く関係してないし、朝から貼ってあったじゃないですか?」

「昨日は授業は好きな科目がなくて全部寝ててで、授業が終わって、生徒会で会議のを聞くふりをして寝てて。」

「ふりじゃなくて、ガチ寝じゃなかったでした?」

あれはガチ寝だった。だってみんな先輩の方をチラチラ見て、イライラしてたもん。

「で、確かその後、梨子と部室でゲームしてたら、垣根が来て、ゲームを持って梨子と二手に別れて、垣根を巻いてたか」

鶴橋梨子先輩。僕らスカウト部の2年のメンバーで佳林先輩の遊び相手で悪友仲間。

「垣根さん、僕に少しだけ泣きそうな顔で『佳林を働かせて』って懇願してきましたよ?」

垣根良太。梨子先輩と同い年の幼馴染で彼氏?でもある?ここら辺がよくわからないが、付き合ってるのではないか?ってくらい仲がいい。ちなみに風紀委員の現総長である。

「嫌だよ。それに私の分は倉葉と後輩君が働いてくれるでしょ?」

「別にしたくてやってるわけでもないですし、倉葉会長も先輩を信用してやらせているんですよ?もっと会長をいたわってあげてください。」

倉葉樹会長。現会長で今この学校で校長に次ぐ権力がある人で少しあっちの気のある人。

「私には期待してないよ。ただできると言う確信を持ってるだけだよ。」

「そうですかね〜。」

その割には副会長に公の場の公演とかスピーチとか全部任せてる気がするが、気のせいだろうか?いや、できると確信してるから安心して任せてるのか?これも一種の信頼関係なのだろうか?

「お互い理解しあってるんですね。」

「会長と?あの人は私のことわかっても、私は理解してないよ?あのモンスターの事。」

そう言う佳林先輩の顔は少し青ざめていた。

「あれはモンスター。脳内を調べようとしたら、こっちが喰われるかもよ?」

「そんなにやばい人なんですか?」

「でも、あの人最近後輩君に期待を持ってる感じはあるけどね?別の意味で」

「その意味は聞かないでおきますね」

それを聞いたら、変に意識してしまいそうだから嫌だ。

「とにかく、今日は仕事しましょうね?」

この人を野放しにしていると僕以外の人にも被害が行くから僕で留めないと

「じゃあ、今日お迎えよろしくね?」

「‥はい。」

お迎えって先輩のクラスに先輩を迎えに行くだけじゃないですか!

…まぁ、悪くないですけど

ご視聴ありがとうございました!

今回のテイストはどうでしたでしょうか?悪評ばかりだったら立ち直ることすらできず、なくなるかもですが、骨を拾ってくれたら幸いです。

まだまだ話自体は出したい登場人物の半分なんて全然といってしまうくらい人が出てないので、今度はたくさん出せるように頑張りたいと思います。

それでは、次の作品はどれが出るかわかりませんが、ご期待ください。それでは

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