5. 勇者
■ 1.5.1
俺は一つ重大なことを忘れていた。
着実にレベルを上げ、反撃の準備を整えていく魔王とその周辺のユニット。
満身創痍だった魔王を護り、あり得ない大規模魔法を行使して、信じられない数の敵兵を一瞬で消滅させた王妃と王女。
ゲームは中盤に差し掛かり、終盤で一気に巻き返し勝利するために、今こそ最大限の効率で敵を倒して数を減らし、同時に自軍のレベルアップをしなければならないこのタイミングで。
何度もヒヤリとする場面はあったが、概ね俺が予定していたとおりにシナリオは進んでいると思っていた。
奴が出てくるまでは。
勇者。
ただ「勇者」というその名だけで、信じられない強大な力を行使し、全ての計画をぶち壊し、あらゆる敵対するものを消し去ってしまう存在。
理不尽の権化。
対魔王戦の決戦兵器。
「クソッタレ。そう言えばこいつがいたんだった。」
俺は苦々しげに、モニタに表示された歩兵と見間違えそうな形状の勇者ユニットを睨み付ける。
勇者の存在は、マップ開始時の戦況説明で触れられていた。
勇者によって魔王軍が砦の攻略を失敗し、潰走する魔王軍を神聖アラカサン帝国軍が追撃してきたのであれば、当然その勇者もともにやってきているはずだった。
そしてその勇者が今現れた。
大勢のテンプルナイトやハイパラディンに囲まれ、つい先ほど王妃と王女が大規模殲滅魔法で開けた敵軍の穴に姿を現した勇者。
次のターンには魔王城に到達するだろう。
もう一度王妃達の強力な魔法を行使しようと思ったが、どういうわけか王妃と王女のユニットをクリックしても、先ほど使ったはずの「魔法」という選択肢が表示されない。
魔王と勇者が接触するまでの僅か数ターンで、少しでも勇者の体力を削る斬減迎撃を行う必要がある。
レベルアップしたことでやっと使えるようになった魔王の遠距離殲滅魔法を行使する。
魔法攻撃を受けたナイト達は大きく体力を減らすが、勇者には毛ほどのダメージしか与えられない。
流石に固い。
ドラゴン達を再び出城に戻し、ダークナイト達をその後方に配置する。
都合良く夕刻であったので、伯爵とその眷属も出城に出す。
アークメイジとダークプリーストは城門の両脇を固め、城門内側正面にアークデーモンを置いて勇者が最短で突入するのを防ぐ。
今まで出番の無かったゴーレムを城門と魔王の間において壁として、その脇にダークエルフを置いた。
王妃と王女を魔王の後方に配置し、二人を守っていた6人の侍女の内4人を使って魔王の周りを固める。
これだけやっても、勇者は守りを突破してくるだろう。
勇者とはそういうものだ。
ただ勇者が魔王の元に辿り着いたとき、勇者がどれだけの体力を削られているか、勇者と魔王との直接対決をどれだけ魔王に有利な状態で始められるか、なけなしの自軍ユニットを使ったそれだけのための縦深防衛陣だった。
そして俺はターンを終了した。
先駆けという訳でも無いのだろうが、勇者の周りを固めていたナイト達がまず出城に到達し、ドラゴンたちとの戦闘に入る。
テンプルナイト、ハイパラディンとは云え、レベルがそれなりに上がったドラゴンに致命的打撃を与えることはできない。
そして勇者が出城に取り付いた。
一撃でブラックドラゴンの体力の1/3が吹き飛ぶ。
ブラックドラゴンも反撃するが、僅かに勇者の体力を削ったのみ。
その後は、勇者の後方に多数のソルジャーやホワイトナイトが詰めて来たところで相手側のターンが終わる。
自軍のターンでまず最初にやることは、魔王の大魔法でブラックドラゴンの体力を回復させなければならない。
1ユニットのみの回復なので、効果も大きい。完全では無いが、9割は回復しただろう。
ブラックドラゴンがダークフレイムを吐く。
勇者は、というより人間は、ブレス攻撃のような特殊スキルを持っていないため、反撃が出来ない。一方的な攻撃が可能だ。
ホワイトナイトやソルジャーは大きなダメージを受け、消滅するユニットもあるが、勇者には殆ど効いていない。
続けてレッドドラゴンのファイヤーブレス。
生き残っていたホワイトナイトも殆どが消滅する。
だが勇者の体力は殆ど削れていない。
さらに伯爵のマインドブレイク。
ファイヤーブレスよりは効いているようにも見えるが、微々たる差だ。
レイス2体は、勇者に攻撃を加えると反撃されて一撃で消滅させられる恐れがあるので現状待機。あくまでも勇者の周りのユニットの抑え役だ。
ターンが相手側に切り替わる。
勇者の周りを固めるナイト達は、そのまま強引に侵攻してくる。
出城にいるドラゴンたちに迎撃され、勝手に消滅していく。
これはきっと、莫大な量の駒数を持っている相手側が、傷ついたユニットをいちいち補給に戻らせるのが面倒で、ホワイトナイトクラスのユニットは全て消耗品と考えて消滅させているのだろうと思った。
いずれにしても、いくら数を集めようがホワイトナイト程度でレベルの上がったドラゴン達に傷を付けることが出来るとは思っていない。経験値のたしにさせて貰おう。
勇者が動いた。
勇者は一旦出城の城壁から離れ、俺のユニット達に邪魔されないところを大きく迂回して魔王城を目指した。
迂回して移動距離が伸びたので、勇者はまだ城に到達していない。
その後は相手が順当にザコユニットを魔王城に向けて次々と送り込んで向こうのターンは終わる。
自軍ターン。
ドラゴンを王城に呼び戻し、メイジとプリーストの位置と入れ替える。
城門で直接勇者と殴り合いをすることになるのは、やはりドラゴン達のような防御の高いユニットの方がいい。
だが他にやることも無くなった。
魔王は勇者を狙って次から次へと大魔法を行使し、城門脇を固めるメイジ達は手近な敵ユニットに向けて攻撃魔法を放つ。
そして自軍ターンは終わり、再び相手側のターン。
勇者が城壁に張り付き、ブラックドラゴンを攻撃した。
体力を大きく削られつつ、ブラックドラゴンも果敢に反撃するが、勇者の体力を目に見えて減らせるほどでは無い。
次のターンでブラックドラゴンは一旦城内に下がり、レッドドラゴンがカバーする。
勇者とその周りを固めるホワイトナイトにファイヤーブレス。
ダークプリーストが「暗黒呪怨」を浴びせかけ、勇者の周りのホワイトナイトは全滅する。
だが勇者はたいしたダメージを受けたわけでも無く、足を止めることも出来ない。
勇者は城門を避け、脇の城壁に回り込む。
レッドドラゴンがブレスを浴びせ、ダークプリーストが再び勇者に呪いをかけ、駆けつけたアークメイジが爆炎を浴びせかける。
ダークナイトと将軍が追い打ちをかけるが、僅かに体力が減った程度。
城壁の上のダークプリーストが勇者から一太刀浴びて瀕死の重傷を負う。
ダークプリーストは下がり、アークデーモンがその穴を埋める。
「殲滅焔獄」は勇者の周りのソルジャーを殲滅するが、勇者にはあまり効果が無い。
回り込んだブラックドラゴンのブラックフレイムも、勇者の周りのホワイトナイトを全滅させたが、勇者そのものに大きなダメージを与えられるほどでは無い。
出城から戻ってきた伯爵が勇者に襲い掛かるが、軽くいなされ、逆に大ダメージを負って引くしかなくなる。
比較的大きなダメージを与えることが出来るダークナイトと将軍が更に追撃するが、それでも有効なダメージでは無い。
どれだけの攻撃を積み重ねようと、まるで減ることの無い体力。
これこそが勇者の理不尽。
城壁を挟んで激しい攻防を繰り返す中で、僅かな隙を突いてとうとう勇者が城壁の上に飛び上がる。
同時にそこに居たアークデーモンを切り伏せた。
アークデーモンは命からがら逃げ出し、城の奥に逃げ込む。回復にはしばらくかかるだろう。
これ以上の侵入は許さんとばかりに、城門を内側から護っていたゴーレムが勇者に貼り付く。
しかしゴーレムの攻撃は、勇者をかすめることさえ無く避けられ、逆に勇者の斬撃が無限と言って良いほどに巨大な筈のゴーレムの体力を大きく削り取る。
ゴーレムの背後からダークエルフが勇者に必殺の矢を射かけるが、そのことごとくを避けられ、或いは打ち落とされ、勇者に届くものは無い。
アークメイジが巨大な火球を生み出し、勇者に叩き付ける。
さらにレッドドラゴンが真横から勇者にファイヤーブレスを浴びせかける。
いずれの炎も確かに勇者に届いている。
だが勇者の足を止められない。
鎧をも熔かし、人を骨まで消し炭に変える筈の高温の炎が、勇者の魔法耐性あるいは火炎耐性で殆ど無効化されてしまった。
ゴーレムにさらに斬撃を浴びせて行動不能に陥れた後、勇者は城内に向けて走り始める。
そうはさせじと、勇者の正面に舞い降りるレッドドラゴン。
その爪と牙による攻撃をかいくぐり、高い防御力を誇るはずのレッドドラゴンの翼をただ一太刀で切り落とし、首筋に深い傷を負わせて行動不能とした勇者は、城の正面に陣取って矢を射かけていたダークエルフの腹を蹴り飛ばして、その流れのままに城内へと走る。
勇者の城内への侵入を止める壁となりそうな有力なユニット達は、既に全て傷付き後方へと下がっている。
魔法使いや死霊に勇者の進撃を止められるはずも無い。
勇者の体力はまだ2/3以上残っている。
勇者はまっしぐらに魔王の居る玉座へと向かう。
マズイ。非常にマズイ。
勇者というのは、対魔王戦専用決戦兵器の様なものだ。
魔王は世界を滅ぼすために存在するが、勇者は魔王を滅ぼすために存在する。
魔王と勇者が対峙したとき、通常は魔王が斃されるのが定番というものだ。
侍女4人が玉座の前に立ちはだかり、勇者を迎え撃つ体勢を取っているものの、「侍女の嗜み」などという冗談のような攻撃が、力押しで突っ込んでくる勇者に効果があるとはとても思えない。
玉座を目指して駆ける勇者に向けて、手当たり次第魔王の大魔法を行使する。
混乱、精神崩壊、毒霧、麻霧、速度低下、魅了、石化、恐慌、領域氷結。
だがいずれの魔法も、勇者の理不尽な魔法耐性に弾かれてしまい、その足を止めるには至らない。
そしてとうとう勇者が王の間に姿を現した。
魔王にも負けないほどの巨躯と、その全身をみっしりと覆う隆々とした筋肉。
手には身の丈ほどもある段平を構え、動きやすさを重視したのか、胸当てや肩当てと云った程度の驚くほど軽装に見える鎧しか身につけていない。
濃い茶色の総髪に縁取られた双眸は爛々と光り、正面玉座の魔王を睨み付ける。
・・・うそん。
勇者も暑苦しいマッチョ野郎なん?
勇者って云うとほら、お前その剣持ち上げるの無理だろ、というゴツくて香ばしいデザインの神剣を、筋肉なんてまるで付いてない、剣なんて振った事なさそうな細身細面のイケメンが構えてるアレが定番でないの? 日本のファンタジー的に。
鬼マッチョの魔王サマと筋肉ダルマの西洋風勇者の殴り合いとか、暑苦しくて何か飛び散ってきそうで、とっても見たくないんですけど。一体誰得なんだよそれ?
ここに来てゆっくりとした歩調で広間の中心に向け歩みを進める勇者。
侍女4人が、メイドと云うよりもむしろ忍者のようなダッシュを見せて勇者に肉薄するが、一瞬で全員が切り伏せられ、広間の壁に叩き付けられた。
これで勇者と魔王との間に遮るものは本当に何もない。
「魔王バイルーク殿。エルニメン砦で俺の前から消えた貴殿を追いかけてここまでやってきたぞ。」
王の間のほぼ中央辺りで足を止めた勇者は、右手に持った剣の切っ先を魔王に向け、歯をむき出すようにして笑った。
対して魔王は、玉座に座り肘掛けに頬杖を突いて気怠そうに返す。
「勇者殿。大義であるな。わざわざこの様な辺境にまで足を運んで戴くこともなかったのだが。何分にも田舎町の城、歓待しようとも充分な物も無い。勇者殿には似合わぬ街だ。早めに聖都に戻られるが良かろう。」
それを聞いて勇者は豪快に笑った。
「なに、俺も田舎の出。むしろこの街の方が心が落ち着くというものだ。そして今日から俺の街だ。魔王殿の魂をこの手に入れて、帝都の寺院には魔王殿とともに参ることとしよう。」
「させません。」
玉座の後ろから、王妃と王女が現れて魔王の脇に進み出る。
「おお、魔王殿は美しい妃と娘をお持ちだ。心配せずとも、俺の目的は魔王殿のみだ。女子供に興味は無い。邪魔だ。控えておられよ。」
予告も無く王妃が勇者に向けて巨大な火球を撃ち出す。
同時に玉座の反対側から、王女が無数の氷の杭を勇者に叩き付けた。
勇者は顔色一つ変えること無く、火球と氷の杭を剣の腹を使って受け、叩き落とした。
王妃の周りを無数の火球が回り始める。
火球の色は赤から青、そして目も眩むほどの白色光へと変わったとき、勇者に向けた王妃の右手に沿ってまるでマシンガンのように撃ち出された。
王女が両手を前に突き出す。
その両手の間に紫がかった黒い球が生まれ、急激に大きくなる。
王女が数人入れるほどの大きさに成長した球が、突然勇者に向けて撃ち出された。
白色炎の火球が次々に勇者に着弾すると同時に、王妃はどこからか取り出したシャムシールに似た曲刀を抜き放ち、玉座の脇から勇者に向けて飛んだ。
同時に王女は腰の後ろから、黒い刀身の片刃刀を両手に抜き放って逆手持ちにし、母親と同時に勇者に向けて疾った。
勇者は右手に持った剣の腹で白色炎の火球を全て弾き、左手を煩そうに横に払って巨大な黒い球を吹き飛ばした。
その一連の動作で勇者は王妃を王の間の柱に叩き付け、王女を遥か後方の扉脇の壁に叩き付けた。
広い王の間に、王妃が取り落としたシャムシールが床を滑る音が響く。
勇者の片手間の僅か一撃で、二人とも戦闘不能に陥った様だった。
「勇者よ。我が妃と娘に手を掛けた罪は重い。覚悟せよ。」
「アーサーだ。我が名を呼べ、魔王バイルーク。」
「断る。」
勇者がいかにも勇者らしい自分の名を明かし、魔王はその名を呼ぶことを拒否した。
なんだろう。今一瞬、魔王の表情が本気で嫌そうに見えた気がしたけれど。
それはそうと、勇者、筋肉ダルマのお前にその名前はどうなんだ?
各所色々なところから強い拒絶と抗議の声が上がりそうな気がして仕方が無い。
電光の速さで勇者が玉座に迫る。
勇者渾身の打ち込みを、拳を使って剣の腹を打ち、脇に逸らす魔王。
どれ程の重さがあるのか想像も付かないほどの巨大な剣を、眼にも止まらぬ速さで打ち出し続ける勇者。
それを素手で的確に捌き、一太刀たりとも自身の身体に届かせない魔王。
勇者の剣が無数の衝撃波を巻き起こし、迎え撃つ魔王の拳が立てる爆発音に似た大音響。
常人の目には残像さえ見ることの叶わない剣筋と、それを完璧に見切り文字通り叩き返す素手の魔王。
勇者の剣は魔王の纏う魔力の防御を切り裂こうとし、させじと魔王も拳で勇者の防御を突く。
魔王城の巨大な広間で繰り広げられる、この世の双璧をなす武力の衝突。
両者の技は拮抗しているかに見えた。
が、不意に王の間の床に一筋の血飛沫が散る。
またひとつ。さらにひとつ。
魔王が勇者に劣っているわけでは無い。ましてや、手を抜いている訳でも無い。
勇者とは、ただ勇者というだけで、魔王と対峙したときにあらゆる事柄が有利に働く理不尽な存在であった。
例えば、偶々石畳に出っ張りが有り、魔王がそれに僅かに躓く。偶々雲間から太陽が顔を覗かせ、勇者の剣が偶々陽光を反射して魔王の眼が一瞬だけ眩む。或いは、偶々転がっていた兵士の死体を避けたとき、僅かによろめいた勇者の剣の切っ先が通ったのが、ちょうど先読みして移動していた魔王の身体が移動した先だった。など。
遂には勇者の剣が魔王の身体を捉え、魔王の右上腕部に開いた傷口から大量の血が迸る。
堪らず跳び退いて勇者との距離を取る魔王。
その身体には、既に無数の細かな傷から血が流れており、今着いたばかりの腕の傷からは更に多くの血が滴っている。
その傷に、さほど気にした風でも無くちらりと目をやる魔王。
そして勇者が再び歯をむき出して笑った。
「善き哉、善き哉。俺と打ち合い、一歩も引かぬ。これぞ魔王、これでこそ魔王。」
何を思ったか、勇者が剣の構えを解く。
その手にした大剣を、王の魔の床に突き立てる。
材質も製法も分からない、しかしまるで磨かれた鏡の様に光を反射する王の魔の床に、大剣が突き刺さった。
剣から手を放した勇者は、少し距離の開いてしまった魔王に向かって数歩歩いた。
「この世に二人とおらぬ、俺と打ち合えるその実力。我が剣をもってして浅くしか傷つかぬその肉体。」
更に勇者は魔王に歩み寄る。
勇者の纏う雰囲気にすでに殺気は無い。
「我に負けぬその体躯。我に負けぬその膂力と、それを生み出す全身の筋肉。」
勇者は更に魔王に近寄る。
逆に数歩後ろに下がる魔王。
「魔国を統べるその英知。魔族を束ねるその魔力。戦いにおいては負けること無く、魔法を行使すれば果てること無し。」
勇者が更に前に進む。両腕を広げて。
魔王は更に後ろに下がる。
「何よりも、全てを見通し、まるで敵を射殺すが如きその相貌。低く通り、何者をも震え上がらせるその声。力強く握られたその指先。」
幸せを満面に浮かべ、両手を大きく広げた勇者がさらに魔王に近付く。
スミマセン。コノヒトナニシテルデスカ・・・?
「さあ、魔王バイルークよ。我が愛を受け入れて欲しい。我が愛しき漢よ! 俺はその為にここまでお前を追ってきたのだ!」
満面の笑みを浮かべて、両手を広げアピールする筋肉ダルマ。
フルフルと首を振りながら後ずさる鬼マッチョ。
・・・・・・・・・・・え?
ええええええええ゛え゛え゛え゛え゛ェ゛!!??
拙作お読み戴きありがとうございます。
最後まで読んでもう一度勇者の台詞を全部読み返すと、全く違う意味になります。いえ、キモチワルイので実行しない方が良いと思いますゴメンナサイ。
勇者「女子供に興味は無い。控えておられよ。」; おお、紳士!
勇者「我が愛を受け入れて欲しい。我が愛しき漢よ!」; Oh! 紳士!
・・・なんか色々スミマセン。