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122話 小さな決着

 


 ローズ



 エリスが言うには拘束は解かれたということらしいが、この世界が崩壊していない以上、アルシャはまだ生きていると考えるのが妥当だ。

 しかしだとすると、ひとつ疑問が生まれる。



「アルシャがまだ生きているとして、何故お主は解放されたんじゃ?」

「オホホホ。おそらく、ご主人様がアルシャに手痛い一撃を入れたのですわ」

「そう考えることもできるが、しかし…」



 そう都合よくエリスの拘束だけが解かれることがあるだろうか。

 そうして思案しようとした矢先だった。



「待たせたね大魔帝。先の続きをしようか」

「オホホホ。元陛下、考えことは後にしてくださいまし」

「ふむ。確かにこれを叩き潰してからでも遅くはないか」



 アルシャ対、妾&エリスによる古城での戦闘が始まった。



 ◇◆◇



 舞



「まぁ、ざっとこんなものかしら」



 私は腕落としとアイダシズネを完全にのし、星穿を鞘に収めて息を吐いた。

 出来れば盤上の駒のままに偶然何者かの思惑から外れたように見せたかったのだが、それほどの余裕を見出せるほどに甘い相手ではなかった。



「傷の手当をしつつ風舞くん達の後を……」



 近くにいきなり現れた気配に驚き刀に手をかけたが、その相手からの回復魔法を感じて警戒を解く。



「とりあえず、見事な勝利でした」

「ふふ。フレンダさんにそう言ってもらえるなら、頑張った甲斐があったわ」

「マイは気付いていたのですか?」

「? 何のことかしら?」

「戦場にある流れ…とでも言うべきか、何者かの筋書きです」

「ふむ。確かに今までに感じたことのない違和感はあったわね。ギフトが開花してから、感覚が変わったんだと思うわ」

「その違和感に何か具体的な…。そう、この局面を操る騎手に心当たりはありますか?」

「期待に添えず申し訳ないけれど、そこまでは分からないわ。ただ、その存在に気が付いた素振りを見せた以上、フレンダさんの言う騎手は何かしら次の手を打ってくるはずよ。仮に何の変化がなくとも、それはそれで相手の一手だと読むことも出来るし、フレンダさんが出てきたのもそれを踏まえてのことなのでしょう?」

「そうですね。その通りです」



 フレンダさんがまるで自分に言い聞かせるようにそう繰り返す。

 無策で動くようなタイプではないフレンダさんからすると、計画に組み込みづらい戦場の流れなんかでは、意思決定に不安があるのかしら?

 そんなことを考えつつ、息を整えていたその時だった。



 ぬるりと。

 それこそ実態のない感覚に首元が泡立った。



「……見られているわね」

「敵ですか?」

「……どうかしらね。ただ、こちらが気付いたことに向こうも気がついたみたいね。まったくもって気配が追えないわ」

「動き辛いですね」

「そこは私にドンと任せてちょうだい! 例え幽霊が相手でも後手に回らないと約束するわ!」

「…さすがと言うべきでしょうか。フーマがあれだけマイには敵わないと言う理由が少しだけ分かった気がします」

「ふふ。適材適所よ。手数が同じなら、フレンダさんが負けることはないでしょう? 私が相手の手を見て、フレンダさんが駒を動かす。お互い、得意な分野で戦いましょう」

「ええ。そうですね。必ず勝ちましょう」



 ローズちゃんが大魔帝として君臨していた間、その伝説を支え続けた吸血鬼がそう言って赤い目を鈍く光らせる。

 ふふ。これは中々すごいものが見れそうね。



 ◇◆◇



 ローズ



 アルシャが古城のあるこの空間に現れたことで再戦となったが、妾には一つ気にしておくべきことがある。

 それはエリスと合流する直前の記憶が抜け落ちているということだ。


 鏡の中へと入り、クロードやフウマと共にアイシャに挑んだところまでは覚えている。

 ただ、戦闘中に何の前触れもなく意識が飛ぶものだろうか。


 スカーレット帝国から追われる心配の無くなった今の妾は封魔結晶から元来の力をかなり取り込んでいるため、全盛期には届かずとも神が相手だろうと太刀打ち出来ないほど弱くはないはずだ。


 だとすると、そもそも記憶を失ったという考えのほうが間違っているのでは?



「オホホホ! ムリ! 流石にムリですわ!! 元陛下もちゃんと戦ってくださいまし!!」



 妾が自分の身を守りつつ頭を回すことに専念していたら、エリスがベソをかきながら妾に吠えた。



「ああ、すまぬすまぬ。少し考えたいことがあっての」

「この僕を相手にそんな余裕があるとは、恐れ入るよ」

「世辞は良いわい。正しく力量を測った上での判断じゃ」

「オホホホ。それでしたら真面目に戦ってくださいまし! 私一人ではムリだということも分かりませんの?」

「そうは言うが、一人でも十分戦えておるではないか」

「オホホ。そう見えるなら、いよいよ老体と罵ることを躊躇しませんわよ?」



 エリスがそんなグチを吐きつつ妾の後ろに隠れるが、これだけの行動が出来てるだけで十分にアルシャと渡り合えているのは間違いない。

 確かにアルシャの攻撃は質も量も間違いなく神と称せるものだが、アルシャには絶対的な何かを感じられない。



「ふむ。お主、誰と戦っておるんじゃ?」

「何を言っている。その半吸血鬼の言う様に老化でもしているのかい?」

「いや。妾の読みは合っているはずじゃ。そうでもなければお主がここまで弱いはずがない」

「僕が弱いだって? 目の前の状況を理解していないのか?」

「オホホホ。そうだそうだですわ」

「やかましい。初めは戦闘中に妾が気絶でもしたのかと思った。じゃが、ここまでの記憶に妾の覚え違いは無かった。お主が妾たちを分散させたのも、エリスがこうして拘束から抜け出しておるのも、お主の描いた絵図からは外れたものなのじゃろう? であれば、お主の精細を散らしているのはどこの誰じゃ?」

「馬鹿げた妄想だ。そういう台詞は僕に一撃でも入れてから言ってもらいたいものだね」

「一撃で良いのか?」



 確かに今の妾は全盛期の力には遠く及ばない。

 ただ、それはあくまでもベースラインの話である。

 マイとフウマの異常な修行を間近で眺め、フウマの血を浴びるように飲んだ今の妾であれば、この程度のアルシャに一撃を入れることなど雑作もない。



「オホホホ。まったく見えませんでしたわ」

「じゃろうな。今のがお主に見えておったら、妾は自信をなくす」

「オホホ。その調子でファイトですわ。私、本来は暗部の諜報員ですの。直接戦闘は専門外ですわ」

「フレンダがそんな柔な子を作るとは思えぬが、この場は任されるとするかの」



 この場に現れたアルシャがこの空間を維持する柱だったのか、古城が音もなく崩れ別の世界があちこちに姿を見せる。

 出来れば他の者と合流したいところだが、いくら集中しようとも誰の気配も感じられない。



「オホホホ。それにしても、一撃でアルシャを倒すとはドン引きですわ」

「ん? お主、気付いておらぬのか?」

「オホホ。何がですの?」

「たった今妾が斬ったのはアルシャの影じゃ。影をいくら踏もうが本人が傷付くわけではないじゃろう? おそらくあの程度であれば無数に湧いて出るぞ」

「オホホホ。マジドン引きですわ」



 ◇◆◇



 アイン



 エリス様と共に行動していた中、標的がエリス様のみであったのは不幸中の幸いだった。

 アルシャがエリス様もろとも私達をこの暗闇に呑み込ませたものの、巻き込まれただけの私達はどうにか身を隠して一先の安定を得ている。


 出来ることならばエリス様の救出に動きたいところだが、相手があのアルシャである以上、闇雲に動けば一瞬で命を落とす。

 身を隠し気配を絶つためのこの結界から外へ出れないが、しばらくはこのまま籠城を続けられるはずだ。



「身を隠せているのか、ただアルシャの眼中に無いために見逃されているのかは判断できませんが、外と同じ時間の流れならローズ様やフレンダ様による討伐作戦が行われているはずです」



 そして私達の隠密技術はフレンダ様の結界魔法から派生したものであるため、おそらくローズ様やフレンダ様であれば私達の結界を見破ってくださるはずだ。

 そのため、しばらくは外から結界が解除さるのを待つのみ。


 そう考えていた。



 ギンッ



 そんな鈍い音が異常事態を告げる初めの合図だった。



「まさかアルシャが気付いた?」

「いいえ。そんなはずはありません。結界の外と完全に遮断することで、こちらの視線すら遮っているのです。一瞬で看破されなかった以上、この技術を知らない者に見つかるはずが…」



 私がヒュンフとゼクスを落ち着かせようと発した言葉はそこで遮られた。


 結界が破られた。


 こうなった以上、私達は結界を破った何者かと戦うしか無い。

 即座に動き、相手がこちらの力量を測る前に殺す。


 そのつもりで私とヒュンフとゼクスは一斉に動き出した。


「………待て」


 何者かが何か呟いたが、ここで殺さねば格上を殺す難易度はぐんと跳ね上がる。

 だから私はたった一撃のために全力を尽くしたし、それはヒュンフとゼクスも同じだったはずだ。


 ただ、一つ誤算があったとすれば、攻撃を仕掛けた相手があまりにも強すぎたことだろうか。



「待て。お前たち、エルセーヌの部下だろう? この空間に囚われている可能性があるとは聞いていた」

「クッ…」



 私の渾身の一撃が、私達の渾身の一撃が防がれている。

 その男は、黒髪で青い目を持ちラングレシア王国で最強の騎士であるこの男は…。



「クロード・ムサシ?」

「ああそうだ。ただ、ムサシは家名ではないがな」

「……では、クロード。何故私達の結界を破ったのですか?」

「何か気になる気配があったから斬ってみたら君達が出てきた」

「……つまり深い理由はないと?」

「ああ。一撃で破れるかと思ったが、想像以上の硬さで驚いた」

「……はぁ? 私達が死にものぐるいで自分の身を守るために用意した結界を破った結果がそれですか」

「待て。何故剣に力を込める。俺たちは敵では無いはずだ」

「敵ではない? こちとらお前の考えなしの攻撃で、アルシャに見つかる可能性を跳ね上げられたのに、敵ではないだと? ふざけるなこの素寒貧!!」

「素寒貧ではない。俺は師団長としてそれなりの稼ぎを…」

「分かっとるわドアホ! 素寒貧なのはお前のドアタマのことだ! この✖️✖️✖️!!」

「…アイン様、凄く怒ってる」

「まぁ、私達に出来る最高の結界を破られたからなぁ…」



 ヒュンフとゼクスが小声で何か話しているが、そんなことはどうでも良い。

 私達がどんな思いで敬愛する主人の危機に動くことが出来ない歯痒さに身を震わせていたと思っている。


 とりあえずこの男の✖️✖️を✖️✖️✖️して、✖️✖️回さなければ気が済まない。



「落ち着け。今はこんなことをしている場合ではない」

「落ち着けだぁ? 冷静すぎて血管がブチギレそうですよ師団長殿」

「そうか。ならば深く息を吸い吐くと良い。血管が拡張され、血の巡りが良くなるはずだ」

「ッ!! 誰のせいだと!!」

「「まぁまぁまぁ。落ち着いてくださいアイン」」



 ヒュンとゼクスが止めに入らなかったら、私は間違いなくこの男を潰していたことだろう。

 力量差など知ったことか。

 殺す。それが出来なくても息の根は止める。



「ふしゅぅぅぅぅ」

「およそ人体から出る音ではないな」

「人族ではありませんので。それでこの後はどうするおつもりで?」

「ああ。君達の結界を破った責任ぐらいは取ろう」



 クロードがそう言いながら剣を鞘に収め、重心低く腰ダメに剣を構える。

 見える範囲にはこれといったものなどないが、この男は何をするつもりなのだろうか。



「………」

「………」

「………」

「………どうした?」

「どうした? ではありませんが? 何もない虚空を斬ってもう一度鞘に剣を納めただけにしか見えなかったのですが、今のはなんですか? 死にますか?」

「そうか。その説明をしないとか」



 この男いちいち発言が癪に触る。

 てっきり派手な攻撃でも放つのかと思っていたが、実際にやったことはただ剣を振って鞘に納めただけだ。

 確かに剣のスピードはかなりのもので、集中していた私には目で追えすらしなかったが、剣を振るった衝撃どころか風も発生していない。


 ……ん?

 そんなことがあり得るのだろうか……。



「基本的に近衛騎士は王族をお守りすることが使命だが、俺はとある能力故に王族から離れて行動することがかなり多い」

「本題から話しなさい」

「……俺の攻撃は、必ず当たる」

「意味が分かりません」

「…………。俺は自分の攻撃を、狙ったところに移すことが出来る。先程アルシャという神に一撃を入れた」

「それを信じろと?」

「……………信じないのであればそれでも良い。俺は先へ進む」



 そう言うと男は私達に背を向けてどこかへ歩き始めた。

 私はそんな背中を睨んだまま、その場から動かない。



「アイン。追わなくてもいいんですか?」

「……」

「アインも分かっているはずです。あの男の素振りは音すらも無かった。ただの虚言というわけではないと思いますが…」

「………はぁ。分かりました。結界が破られた以上、もう一度気配を隠せる確証はありませんし、今はあの男と行動しましょう」



 気に食わない。

 本当に気に食わない。



「ただし、隙を見せたら即座に殺します」

「はぁ。私達ゲテモノ集団だけど、一番のリーダーがこんなんで大丈夫なのかな」

「まぁまぁ。私達のリーダーだし…」

「……行きますよ」



 そうして私とヒュンフとゼクスは、ラングレシア王国最強だとかいう男と共に行動することになったのであった。



 ◇◆◇



 シルビア



 視界が遮られた戦闘というのは難易度が高い。

 おそらくここにいる皆は視界を塞がれた程度で戦闘不能にはならないだろうが、それでも万全の状態に比べれば動き辛くなるのは間違いない。


 それもこれも、あの女悪魔の目に厄介な能力があるためである。



「ウフフフ。動きが硬いわよ?」



 ベルベットと目を合わせれば、問答無用に彼女の胃袋に叩き込まれる。

 それを警戒して視線を下げつつ戦っているものの、ベルベットの攻撃がかなり重心の低い徒手格闘術を中心に組まれているために、視界にベルベットの姿が入るだけで集中を奪われる。



「させません!!」



 私の首を取ろうと指を伸ばしていたベルベットをトウカさんの水魔法が押し流し、一度状況が立て直される。

 こちらは私とトウカさんにフレイヤさんと数的な有利があるはずなのに、ベルベットの動きは私達を凌駕していた。



「トウカ。解析は出来た?」

「目を合わせることで自らの異空間に対照を取り込む能力。その胃袋とでも言うべき空間を捉えてはいますが、干渉するための足掛かりがありません」

「足掛かり…ですか?」

「はい。ベルベットの異空間は彼女と深く結びついており、おそらく外側を魂が囲んでいる様な状態です。その防壁を突破しないことには残念ながら、手を出せません」

「ということは、内側に干渉出来る何かが有れば良いのですね?」

「……まさか!? 自らベルベットの胃袋に入るおつもりですか!?」

「はい。一度経験がありますので」

「無謀です。相手は異空間の管理者ですよ?」

「分かっています。ただ、フーマ様であればこうするはずです」

「…それは、そうかもしれませんが」



 話し合いはそこで中断された。

 相手は私達が力を合わせても、それでも格上。

 状況を打破するには、単純な力押しだけで出来ないことは嫌でも分かる。



「ウフフ。何か策でも浮かんだのかしら?」

「はい。その通りです」



 少しラグがあった。

 ベルベットの空間に取り込まれた感覚だけが体に残っている。


 ただ、これは一体……。



「シルビア様! シルビア様!」

「? 一体何が…」

「シルビアが目を合わせた後、トウカが何かしてベルベットが止まった。その隙をあの龍が襲った」

「ツヴァイが?」

「はいっす! 自分暗殺者なんで!!」



 となると、私がベルベットの空間に取り込まれる前に、ベルベットを討伐したのだろう。

 ベルベットの気配は近くに無いし、一先ず急場を超えたらしい。



「まぁ、ベルベットには逃げられたんすけどね……」

「!?」

「大人しくしていてください。まだ回復中です」

「……これは?」

「シルビア様に何かあったらフーマ様が悲しみます」

「私は…」

「何か?」

「……」



 怖い。

 フーマさんがトウカさんを怒らせたらヤバいと言っていたのはこういう事か。

 おそらく私の身体には傷一つないが、しばらくこのままジッとしておこう。



 ◇◆◇



 舞



 アルシャの元へ向かう前にとりあえずトウカさん達の手助けでもしようと思っていたが、どうやら要らぬ心配だったらしい。



「まったく。シルビアはフーマの悪いところを学びすぎです」

「ふふ。今はまだ危ういけれど、シルビアちゃんには皆がいるし大丈夫よ。きっとまだまだ強くなるわね」

「いいえ。あのような闘い方をしていてはいつか痛い目を見ます。これが終わったらツヴァイとシルビアには教育を施します」

「あら。やっぱり逃げられたのは減点かしら?」

「ツヴァイの大雑把なところは以前から矯正する必要があると考えていました」

「まぁ、普通は頭を潰されたらそこまでだものね」



 龍化したツヴァイさんの攻撃は間違いなく致命傷だったし、あれは相手が悪かったとしか言いようがない。

 とは言え胴体だけになったベルベットも逃亡したわけだし、手痛い一撃だったことに間違いはないだろう。



「……さて、それでは行きましょう」

「そうね。従者の皆もよくやってくれたし、私も少しは格好良いところを見せるわ!」



 そうして私とフレンダさんは闇を映す鏡の中に入るのであった。

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