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フルハウス  作者: 織田優
7/8

第6話

今日のフルハウスは何が起こるんでしょうかねぇ…


やっぱりマンション


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


陽「第2947回!ドキドキ料理対決!!!!」

「「いえーい!!」」

陽「ほい、つぅわけで!今回は誰が1番料理が上手か決めていくぞー!」

夜のテレビ番組で料理対決のコーナーをみた陽はこのメンバーでやってみたいなっと思った為、急遽料理対決をする準備をして現在に至る。

詩「まかせろ!」

海「結構得意だよ私」

急に言ったにも関わらず、2人は自信があるようで張り切っている。

陽「じゃあこれから買い出しの時間を始めまーす!みんな早めに戻ってきてね!」

「「はーい!」」

陽「それじゃあ…スタート!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


海「あれ?ここに置いてあったお菓子が無くなってる…?」

詩「あ、それ俺が食べちゃったw」

海「は?」

陽「お、落ち着けぇ!俺が何かお菓子作るからぁ!」

海「…よし」

詩「簡単だなぁ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


それぞれ自分の作りたい料理の材料を揃え戻ってきた3人だが、1番早く戻ってきた陽次に海、詩の順番で作ることになった。

陽「よーし、美味しいの作るぞー!」

そういうと陽は料理を始めた。

陽はやはり料理をしなれているのが目に見える程上手で、包丁さばきなどでも凄い速く切ったりをしている。

そして陽の料理が完成した。

陽「夏野菜のスープパスタだ」

「「おおー、オシャレやなぁ」」

陽「だろぉ?更に栄養もたくさんあるからな!夏にピッタリの料理だ!」

パスタの上に沢山の夏の野菜(トマトとか)や、鶏肉などが乗っており、健康にもよさそうだ。

陽「スープには豆乳とほうれん草が入っててヘルシーだぞ!」

「「いただきまーす!」」

詩「こ、これは!口の中で夏の野菜達とパスタがタップダンスを踊っているようだ!更にこのスープ!ヘルシーなものしか使ってないのにパスタともよく合っていて最高に美味い!」

海「ほんとに美味しいよ!見た目よし、中身よしの夏にピッタリな料理とはこのことだね!思わず食べる前に何枚も写真撮っちゃった!」

相変わらずのベタ褒めである。

それに対して陽も満更でもない表情をしている。

陽「美味しいのが作れて良かったぁ〜」

「「ごちそうさま!」」

陽「お粗末様です」


海「よーし!次は私だね!」

「「期待」」

海「う、陽程のものは作れないよ…」

詩「まぁはよ作ろうや」

海「うん、じゃあ料理スタート!」

流石シェアハウスの中で唯一の女性、その料理姿はまさに妻のようで包丁さばきも中々のものである。

海「私昔から料理手伝ったり作ったりしてたからね〜」

詩「はえー、上手いわけだぁ」

喋りながらも手際よく調理を進めていく。

海「完成!」

海は少しドヤ顔で言った。

海「トマト、キュウリ、水菜を使ったソーメンだよ!」

「「また麺類かよ!」」

海「あはは、被っちゃった」

詩「まぁええけどな」

海「つゆには麺つゆとゴマ油を使ってるよ〜」

「「いただきまーす!」」

詩「こ、これは!キュウリのシャキッとしたら食感が素麺の食感が少ないのをカバーしている!?そしてこのつゆ!ゴマ油がいいアクセントになっていて麺の良さを引き立てている!」

陽「相変わらず長いな!なんでそんな食レポみたいな風に喋れるんだよ!確かに美味しいけど!」

海「あはは」

海も照れているようだ、少し頬を赤らめている。

海は自分でも少し食べてみた。

海「うん、美味し」

改めて自分の料理の美味さを確認したみたいだ。

詩「みんなすげぇな〜」

「「ごちそうさまでした!」」

海「またのご来店をお待ちしてます!」

陽「レストランか!」

次は詩の番だ、一体どんな料理を作るんだという2人の期待の眼差しを受けながらも詩はキッチンに立つ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


海「2人の子供の頃の写真見よ!」

詩「ええけどお前のも見せろよ」

陽「ほら、これ俺」

詩「ぶっさw」

海「可愛いよ!詩そんな事言わない!」

詩「じょーだんだよw」

詩「ほい、これが俺な」

海「んー、普通?」

陽「特徴的だなぁ」

海「これ私」

「「かわいいー(棒)」」

海「ぜってぇ思ってないだろ!失礼なやつらだ!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


プシュ

詩の料理から缶詰が開くような音が聞こえた。

「「え?」」

突如、部屋が悪臭で包まれ、2人はつい嗚咽をしてしまう。

陽「お前まさか!?」

詩「んー?シュールストレミング!」

「「部屋の中で開ける馬鹿が何処にいるんだこの馬鹿!」」

詩は2人のツッコミを気にせず料理を続けて遂に完成した。

因みに詩はガスマスクを事前に用意していたため、あんまり効いてない。

詩「はい、炒飯〜シュールストレミングを添えて〜の出来上がり」

「「添えんでいい!」」

詩「まぁまぁ、たんとお食べ!」

シュールストレミングはその臭いが強すぎるため、1度服につくともう二度ととれないと言われているほどである。

海「てかこれ私の部屋の服大丈夫なんでしょうね!」

詩「あー、それを考えて俺含めたみんなの服はケースに入ってるから大丈夫芳香剤も一緒に入れたし」

海「まぁ、それならまだいいけど」

陽「いや、良くねぇよ!」

詩「いいからはよ食え!」

2人に食べることを促す詩だが、2人のスプーンは動く気配がみえない。

しかし、海が1口食べた。

海「う、ってあれ?そこまで不味くない?」

陽「うそぉ!?」

パクッ

陽「あ、ほんとだ寧ろ少し美味しいくらい」

詩「ふふん」(*`ω´*)ドヤッ

謎のドヤ顔である。ウザい、とてもウザい。

海「な、なんでー?普通に美味しいんだけど?」

詩「それはなぁ海」

海「うん」

詩「愛が…こもってるからさ!」

海「」( ゜д゜)ハッ!

陽「愛こめるやつはシュールストレミングなんてゲテモノ使わねぇよ!」


このあとリビングの換気やらファブのリーズをぶちまけたりで忙しくなったのは言うまでもない。



















結局対決の1位は陽2位は海

最下位は詩だった。


詩「なんで?」

「「当たり前だろ!」」









前々から言おうと思ってたこと言います。













ネタ考えんの大変…でも止められない

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