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フルハウス  作者: 織田優
4/8

3話

海(人名)と海(海洋)の区別がつかねぇ…


ふつうのマンション


~~~~~~~~~~~~


詩「あー、海行きたいな~」

海「わかる!めっちゃ暑いしね!」

陽「んーまぁ、たまにはいいんじゃない?」

クーラーのついている涼しい部屋にいながら暑いというクーラーがない人達に怒られるような発言をしながらも3人は詩の意見に同意する。

詩「そうだ!海に行こう!」

陽「もう決定しただろ!何回言うんだお前は!」

海「2人とも準備しなよー!」

海の一声により、2人は遊ぶ?のをやめて、それぞれが服や水着、その他の物を揃えて行くのだった。


~~~~~~~~~~~~


海「しりとりしよう!」

「「いいよー」」

海「じゃあしりとりの、り!」

詩「リステリン」

陽「終わってんじゃねぇか!」

海「あちゃー」(ノω<;)


~~~~~~~~~~~~


凄い県の海


「「海だー!」」

陽「子供かっ!」

砂浜に入った詩と海は大きな声で叫び、周りの人は変人を見る目で3人をみていた。

陽「え、俺もですか…」

周りの目に陽がショックを受けている間に、詩と海は素早くパラソルやブルーシートなどで場所をつくる。

「「働け!」」

陽「あれ?俺の扱い、悪すぎ?」

何だかんだで海に入る準備が出来た。



海「さて、最初にするのはー!」

詩「スイカ割り!」

陽「前やっただろうが!」

海「んー、まぁ普通に海で遊ぼうよ!」

海はそういうと鞄の中から大きな水鉄砲を3つほど取り出した。

カラーは全部で、緑、青、赤である。

海「よし!みんな銃は持ったか!」

陽「いや、銃って…ただの水鉄p」

「「水鉄砲は遊びじゃないんだよ!遊びじゃないんだよ!!!」」

陽「おう、どこのニート妹だ」

3人はそれぞれ銃を構え睨み合う。

海「2人とは仲良くしたかったんだけどな…」

詩「それもここまで…俺たちは血で血を洗う(水)戦場に来ちまったんだ…」

陽「お前ら打ち合わせしてんのか…」


海「初め!」

海の開始の合図と共に3者から水が放出される。

今回使っている水鉄砲はただの安物ではなく1500円のそこそこいい水鉄砲の為、その威力は申し分ない程のものである。

詩「甘い!」

陽「ぐはっ」

残弾(水)がなくなり少し動揺をみせた陽に詩は右胸を狙って撃つ。

狙った通りに当たった弾に、陽はぐらつく。

海「貰った!」

ドバァン!

海の放った一撃は見事陽の顔に命中し、陽はその場で崩れ落ちる。

そして、詩と海の1体1となった。

海「絶対負けないっ!」

詩「何時だって残るのは主人公だ!」

パァン!パァン!

お互いの撃つ弾は中々あたらない。

それも、互いに避け合いながら撃っているのだ。

詩「もらった!」

詩はそういうと銃口を海に向け放出する。

しかし、そう簡単にはやられない。

海はその弾を海に潜って回避した。(海ばっかりでわかりずらい)

詩「なに?何処だ!?」

海「さらばだ!詩ぁぁあああ」

ドパァン!

潜水をしながら詩の後にまわった海は、詩の背中目掛けて全力の一撃を放った。

勝負がついた瞬間だった。

残ったのはその場で高笑いをする海と、プカプカ浮いている陽と詩だけだった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


陽「あ、雨降ってる」

海「な、なんだって!?早く詩を取り押さえて!陽!」

陽「ええ!?」

詩「フォォォォォォォ!!!!!!」

海「詩は雨をみると外に飛び出し反復横跳びをしだしてしまうの!」

陽「…勝手にさせとけ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


陽「そろそろいい時間だな」

海「うん!楽しかったよ!」

戦争(笑)を終えたあと、海の家で焼きそばを食べたり、砂浜で詩を埋めて遊んだりし、海を満喫した。

詩「へいそこの彼女!俺と一緒に味噌汁飲まない?」

海「なにナンパしてんの?キモいよ?」

陽「俺らが埋めたんだけどなぁ…」

肩まで埋めたはずの詩はどうやってか自力で脱出し、自販機で何故か売っていた味噌汁(つめたい)を女の子に進めていた。

陽「お前そんなキャラちゃうやんけ…」

海「ほら!詩もこっち来て一緒に夕日見ようよ!」

詩「あいよー」

水平線に太陽が沈もうとしている姿は、今まで見てきた夕日の中でも1番よく輝き、3人の脳裏にその美しい姿を焼き付ける。

海「今日これて良かったね」

陽「うん、すげぇ綺麗」

詩「3人で夕日を見るこの時間…プライスレス…」

「「ちょっとお前黙ってようか」」

そのあと日が沈み、3人は帰ろうとするが、運転担当だった詩が酔っていることに気がつき、その日は野宿するのだった。












詩「ほろ酔いなのに…」

「「酒飲むなよ!」」

詩「えへへ」













夕日って綺麗ですよね


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