001-一日目
[お前]は[目を開く]と[異世界]に[立っていた]。
[お前]は[何]も[思い出]せないことに[気が付いた]。
[お前]は[銅の短剣]を[1個][装備]していることに[気が付いた]。
[お前]は[革袋]を[2個][装備]していることに[気が付いた]。
[お前]は[背負い革鞄]を[1個][装備]していることに[気が付いた]。
[お前]は[布の外套]を[1個][装備]していることに[気が付いた]。
[お前]は[携帯食料]を[10個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[飲水]を[3個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[火付け用油]を[10個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[火打ち石]を[3個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[携帯下級傷薬]を[2個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[低級魔除け石英]を[2個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[天幕]を[1個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[携帯調理器具]を[1個][所持]していることに[気が付いた]。
[お前]は[携帯木製食器]を[1個][所持]していることに[気が付いた]。
―――
《短剣/銅の短剣》
【銅製の短剣。殺傷性は低いが立派な武器。携帯性に優れるからか解体用として持ち歩く者が多い】
―――
《収納/背負い革鞄》
【大量の荷物を持ち運べる革製の背負い鞄】
―――
《外套/布の外套》
【布で出来た外套。包まれば簡易的な防寒具になり、防具として背中を守る。また服装を隠すことにも使える】
―――
《食料/携帯食料》
【携帯性に優れている食べ物。日保ちは凄まじく良いが糞便を食べるかのような不味さで不人気。気分を害し、不調になると言われ、少し高いが干し肉を買った方が良いとまで言われている】
―――
《飲料/飲水》
【飲むことが出来る水。水袋に入っている為、使い切れば《道具/水袋(空)》が手に入る】
―――
《道具/火付け用油》
【火を付ける際に使う使い捨ての油。火花でも燃える為、扱いには注意が必要】
―――
《道具/火打ち石》
【打ち付けることで火花を飛ばし、火を起こすことに使える石。使用し続ければ壊れる】
―――
《道具/携帯下級傷薬》
【飲んだり振り掛けたりして使用することが出来る液体状の傷薬。使い切ると《道具/小さい空瓶(汚)》が手に入る】
―――
《道具/低級魔除け石英》
【使用することで低級の魔物を寄せ付けない簡易的な結界を張る魔導具。使い切ると壊れて使用できなくなる】
―――
《一式/天幕》
【組み立て式の天幕。雨風が凌げるように出来ており、耐寒耐熱にも優れている】
―――
《一式/携帯調理器具》
【《小型ナイフ》《小型フライ返し》《小型オタマ》《小型まな板》《小型フライパン》《大きい鍋》等の調理器具が揃い、大きい鍋に収納するように出来ている】
―――
《一式/携帯木製食器》
【《小型の皿》《小型の御椀》《小型のスプーン》《小型のコップ》が揃った携帯用の木製食器】
―――
[目の前]には[荒廃した大地]が[広がっている]。
その[荒れ果てた][景色]を[見る者]は[自ず]と[寂しさ]を[覚える]だろう。
―――
[北]は[相変わらず][荒廃した大地]が[広がっている]。
[東]を[見る]と[町]が[見える]。[西]を[見る]と[谷]が[見える]。
[上]を[見る]と[大空]が[見える]。[下]を[見る]と[大地]が[見える]。
[南]も[荒廃した大地]が[広がっている]。
―――
[今]から[どうする]のか[選択]する[必要]が[有る]ようだ。
―――
[選択]
[■■■■][北に進む][■■■■]
[西に進む][探索する][東に進む]
[野営する][南に進む][休憩する]
[下に進む][思考する][上に進む]
―――
[お前]は[下に進む]ことにした。
―――
[下]は[地面]だ。
[お前]は[掘り][進もう]として[地面]を[掘る]。
―――
ザクザク
―――
[お前]は[地面]を[掘る]が[硬い]。[掘れない]!
[お前]は[掘る]のを[諦めた]。
―――
[お前]は[穴掘Lv01]を[獲得]した。
―――
[お前]は[無駄]な[行動]をしたようだ。
いや、[経験]を[積んだ]のだから[決して][無駄]ではない。
―――
[傍]に[何か]が[落ちている]ことに[気が付いた]。
―――
[足元]には[本]が[存在]していた。
[本]を[見つけた][お前]は[本]をどうするのか。
[拾う]のも[無視する]のも[お前][次第]だ。
[選択]は[お前]に[委ねられている]。
―――
[直感]
―――
[既視感]を[感じる][本]だが[少し][厚み]がある。
[頁]が[増えている]とでも[言う]のだろうか?
[お前]は[少し]だけ[不思議]に[思った]。
―――
[選択]
[拾う]
[無視する]
[踏みつける]
[燃やす]
[蹴っ飛ばす]
[埋める]
[食べる]
[破る]
[剣で突き刺す]
[水をかける]
[放尿する]
[祈る]
[愛でる]
[焼く]
[煮込む]
[茹でる]
[包む]
[座る]
―――
[お前]は[燃やす]ことにした。
―――
[お前]は[燃やす][道具]として[火打ち石]と[火付け用油]を[所持]している。
[二つ]を[使用]すれば[お前]は[本]を[燃やす]ことが[可能]なのだ。
―――
[お前]は[火打ち石]と[火種油]を[取り出し]て[思う]。
[本当]に[燃やして良い]のだろうか?
[火打ち石]の[耐久度]は[減る]だろう。そして[火種油]は[消費]されるが[良い]のだろうか?
―――
[選択]
[踏みとどまる]
[燃やしてしまう]
―――
[お前]は[踏みとどまる]ことにした。
―――
[幾ら][怪しい]と[言え]ど、いきなり[燃やす]のは[最低]だと[思える]。
[お前]は[火打ち石]と[火付け用油]を[革袋]に[戻した]。
―――
[選択]
[拾う]
[無視する]
[踏みつける]
[燃やす]
[蹴っ飛ばす]
[埋める]
[食べる]
[破る]
[剣で突き刺す]
[水をかける]
[放尿する]
[祈る]
[愛でる]
[焼く]
[煮込む]
[茹でる]
[包む]
[座る]
――――――
[お前]は[燃やす]ことにした。
―――
[お前]は[燃やす][道具]として[火打ち石]と[火付け用油]を[所持]している。
[二つ]を[使用]すれば[お前]は[本]を[燃やす]ことが[可能]なのだ。
―――
[お前]は[火打ち石]と[火種油]を[取り出し]て[思う]。
[本当]に[燃やして良い]のだろうか?
[火打ち石]の[耐久度]は[減る]だろう。そして[火種油]は[消費]されるが[良い]のだろうか?
―――
[選択]
[踏みとどまる]
[燃やしてしまう]
―――
[お前]は[燃やしてしまう]ことにした。
―――
『さっき燃やさないと言ったが、それは嘘だ』
―――
[お前]は[本]にそう[語った]わけではない。
だが、まるでそう[思わせる][行動]をしている。
―――
『さ、最低! 鬼畜! 変態的大天才!』
―――
[お前]は[本]がそう[叫んでいる]ように[感じた]。
―――
[本]に[火付け用油]を[掛ける]と、[火打ち石]で[火花]を[飛ばした]。
―――
[お前]の[火打ち石]の[耐久度]を[6][消費]した。
[お前]は[火付け用油]を[1個][消費]した。
[お前]は[1]の[EXP]を[獲得]した。
―――
[本]は[火付け用油]によって[勢い][良く][燃えた]。
だが[本]は[形]を[残し]、[煤だらけ]になっただけであった
[本]が[燃えない]。そのことに[お前]は[不思議]に[思った]。
―――
[お前]の[目利Lv01]は[目利Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[直感Lv01]は[直感Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[鑑定Lv01]を[獲得]した。
[お前]の[判断Lv01]は[判断Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[探知Lv01]を[獲得]した。
[お前]の[察知Lv01]は[察知Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[感知Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[10]の[カルマ]を[獲得]した。
―――
[煤だらけ]だが[完全]に[形]が[保持]された[本]が[佇んでいる]。
[気味の悪い][本]を[お前]は[拾う]か[迷う]。そもそも[触りたくない]と[思える]。
―――
[直感]
―――
……だが、この[本]を[拾わなければ][いけない][気がする]。
[拾わなければ][恐ろしい][何か]が[起こる][気がする]!
―――
[選択]
[拾う]
[無視する]
[踏みつける]
[燃やす]
[蹴っ飛ばす]
[埋める]
[食べる]
[破る]
[剣で突き刺す]
[水をかける]
[放尿する]
[祈る]
[愛でる]
[焼く]
[煮込む]
[茹でる]
[包む]
[座る]
―――
[お前]は[祈る]ことにした。
―――
『ああ、本よ。
私は罪深きことをしてしまいました!
許してください!』
―――
そんな[感じ]で[お前]は[懺悔]しながら[祈る]。
―――
[お前]は[信仰Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[3]の[カルマ]を[喪失]した。
―――
[本]は[答えない]。
[お前]は[阿呆]らしいと[感じた]。
[無駄]のように[見える]。だが[カルマ]が[減っている]。
[そのこと]に[気付く]ことは[無い]だろう。
―――
[選択]
[拾う]
[無視する]
[踏みつける]
[燃やす]
[蹴っ飛ばす]
[埋める]
[食べる]
[破る]
[剣で突き刺す]
[水をかける]
[放尿する]
[祈る]
[愛でる]
[焼く]
[煮込む]
[茹でる]
[包む]
[座る]
―――
[お前]は[拾う]ことにした。
―――
[本]の[表紙]を見れば[異世界案内本Ver1.1]と[書かれている]。
[此処]が[異世界]であるというのに、その[文字]は[お前]が知る[文字]であった。
だが[お前]は[本]を[読む]ことが[出来る]ことには[変わりない]。
―――
[読書][解読][記録][文字]
―――
まるで[お前]は[読んだ]ことがあるような[感覚]に[陥る]。
それは[前]にも[経験]したかのような[錯覚]だ。
だが[異世界案内本Ver1.1]だっただろうか?
[異世界案内本Ver1.0]の[見間違い]のように[見える]。
―――
[選択]
[本を開く]
[本を開かない]
[本を捨てる]
[本を破る]
[本を食べる]
―――
[お前]は[本を食べる]ことにした。
―――
[お前]は[本]を[口]にする。
―――
ハムハム。
―――
それは[圧倒的]な[紙]!
[食料]ではないことは[確実]だ!
―――
[お前]は[本を食べる]ことを[止めた]。
―――
[選択]
[本を開く]
[本を開かない]
[本を捨てる]
[本を破る]
[本を食べる]
―――
[お前]は[本を開く]ことにした。
―――
[本]を[少し][読む]と、やはり[読んだ][経験]がある。
これ[以上]は[時間の無駄]と[感じ]、[お前]は[本]を[閉じる]ことにした。
―――
[読書][直感]
―――
[お前]が[本]を[閉じる]とき、[お前]は[気が付いた]。
[見た]ことのない[頁]。[新たな頁]が[追加]されている。
こんな[頁]は[無かった]と[お前]は[思う]。
―――
[お前]は[他]にも[頁]が[追加]されていないか[確認]した。
すると[幾つか]の[頁]に[新たな][内容]が[書き記されている]ことに[気が付いた]。
―――
[初期所有物]とは[何]なのか?
[状態異常/空腹]とは[何]なのか?
[食事]とは[何]なのか?
[調理]とは[何]なのか?
[昼夜]とは[何]なのか?
[寒暑]とは[何]なのか?
[薬毒]とは[何]なのか?
[病魔]とは[何]なのか?
[強敵]とは[何]なのか?
[経験]とは[何]なのか?
[戦闘指南][その一]。
[戦闘指南][その二]。
[戦闘指南][その三]。
―――
[選択]
[未読を全て読む]
[既読も全て読む]
[読まずに閉じる]
―――
[お前]は[読まずに閉じる]ことにした。
―――
[お前]は[本]を[閉じて][考える]。
[お前]が[読んでいない][部分]がある。
[お前]はそれでいいのか?
[お前]は[読んでいない]ままでは[不安]になった。
[お前]は[本を開く]ことにした。
―――
[選択]
[未読を全て読む]
[既読も全て読む]
[読まずに閉じる]
―――
[お前]は[未読を全て読む]ことにした。
―――
[初期所有物]とは[何]なのか?
『[お前]が[生まれ落ちる]とき、[種族]や[職業]によって[何]かしら[持っている]。
[道具][装備][経験]。果てには[複眼]や[翼]のときもある。
[それ]は[お前]が[生まれ落ちる]ときに[選ばれた][初期所有物]。[全て][お前]が[持つべき物]だ。
[これ等]は[お前]が[死]を[迎えた]ときに[消えてしまう]。この[初期所有物]を[持って][即座]に[自殺]をしても[所有物]は[引き継がれない]。
[死ぬ]ことを[繰り返し]て[所有物]を[肥やす]ことは[出来ない]。
ならば[惜しむ]ことは[無い]。[全て][使い切る]つもりで[お前]は[消費]せよ。
また[初期所有物]は[定められた][物品]を[必ず][獲得]するが、[必ず]しも[同じ][数]ではない。
[人間]の[無職]で[定められた][物品]は[初期所有物]は[革袋]だろう。
だが[数]は[必ず]しも[1個]とは[限らない]。[2個]の時があれば[30個]と言う[膨大な数]を[所持]している[場合]がある。
そして[稀有]に[携帯下級傷薬]や[携帯食料]、[飲水]を[所持]している[場合]もある。
[手に入れていた]ならば、[お前]の[運]が[良かった]と[考えろ]』
―――
[状態異常/空腹]とは[何]なのか?
『[生物]であるならば[腹が減る]だろう。
[空腹]は[満足]な[食事]を[取っていない][場合]に起こりえる[状態]の[異常]だ。
[空腹]の[状態]になれば[お前]は[肉体]に[力]を[込める]ことが[難しく]なり[思考力]が[低下]する。
[全て]の[能力]が[下がる]と[考えれば][良い]だろう。この[状態]を[放置]すれば[悪化]し、[空腹]から[飢餓]に[変化]する。
[空腹]の[状態]を[快復]させるには[食事]を[行い]、[何か]を[食べる][必要]がある。
[食べる]だけなら[何でも良い]。だが[毒物]や[疫病]を[持っている]ものを[食べる]と[お前]の[健康]は[削がれる]。
[体調不良]や[猛毒]の[状態]になったりするだろう。[食べる]ものには[常]に[気を付ける]べきである。
また[空腹]は[飢餓耐性]にて[悪化]を[遅らせる]ことも[可能]である
[ゴーレム]や[マシンガンナー][等]の[非生物]であるならば[空腹]にならない。
だが[非生物]だからといって[油断]してはならない。[動く][為]の[燃料]となるものが[必要]になるのだ。
[燃焼]が[不足]すれば[燃料不足]の[状態]になり[動作]が[鈍る]。[枯渇]してしまえば[動けず]に[停止]の[状態]になってしまう。
その[状態]になれば[ゴーレム]や[マシンガンナー]は[死]を[迎えた]と[同義]だ。[お前]は[死]を[迎える]だろう。[故]に[文字][通り][油断]はするな。
また[空腹]にならない[方法]が[存在]するとしても[栄養不足]や[栄養失調]という[状態]に[陥る]だろう。
[食事]は[大切]だ。[お前]は[生きる][為]に[何か]を[消費]しているのだから』
―――
[食事]とは[何]なのか?
『[食事]は[生きる]ならば[必要]となる[行動]だ。
[お前]は[生物]であるならば、[食料]を[食べる]ことで[空腹]を[快復]することが[出来る]。
[植物][獣][骨][掘った土][砂][同族の死体][鋼鉄][霞][雷][石油]。
[基本的]に[食べよう]と[思えば][何でも][食料]となるだろう。
[但し][食事]には[危険]が[伴う]。
[食料]に[毒性]があれば[猛毒]の[状態]に陥り、[腐って]いれば[病魔]の[状態]になるだろう。
[寄生虫]が潜んでいれば[寄生]の[状態]になる。[お前]の[味覚]が[合わなければ][嘔吐]もありえる。
[食料]として[捉えられない]ものを[食べた][場合]、その[状態]は[計り知れない]』
―――
[調理]とは[何]なのか?
『[食事]において[食料]を[未調理]のまま[食べる]ことは[危険]が[伴ってくる]。
[調理]は[食料]の[品質]を[改善]したり[改悪]したりすることが[出来る]。
[焼く][茹でる][蒸す][煮込む]等の[手段]で[火を通す]だけでも[寄生虫]の[被害]も[抑えられる]だろう。
[切る]ことで[食料]を[お前]の[口]に[入りやすい][大きさ]にする。[調味料]を加え、[味]を[改変]させることで[味]を[変える]。
[食事]は[調理]することが[肝心]なのだ。
[但し][調理]することで[逆]に[味]が[悪く]なったり[毒]が[強くなる][場合]もある。[注意]せよ』
―――
[昼夜]とは[何]なのか?
『この[異世界]には[昼]と[夜]が[存在]する。
[当たり前]だ。[世界]とは[そういうもの]なのだから。
[昼]であれば[昼行性]の[生き物]が[蔓延り]、[夜行性]の[生き物]は[殆ど][活動]していない。
[逆]にいえば[夜]であれば[昼行性]の[生物]は[殆ど][活動]していないが[夜行性]の[生物]が[蔓延っている]。
[昼行性]と[夜行性]。
[何れ]にせよ[長時間]の[活動]を[行えば][睡眠]を[取る][必要]がある。
[場所]に[因る]が、その際に[敵]に[襲われる][可能性]が[出てくる]。
[未然]に[防ぐ]には[仲間]と[共]に[寝ずの番]を[行う]か[魔術]による[防備]するべきであろう。
[旅先]では[使い捨て]だが[魔除け石英]を[使う]のも[良い]。
[如何]なるときも[お前]の[周り]は[敵]だらけなのだ』
―――
[寒暑]とは[何]なのか?
『この[異世界]には[自然]として[暑さ]と[寒さ]が[存在]する。
[四季]と[呼ぶ][場合]もあるが、[日]や[土地]によって[寒暑]は[変わる]ものだ。
[健康]に[影響]する[為]、[常]に[体温]は[一定]の[温度]を[維持]するべきだ。
[寒ければ][寒冷]によって[体の動き]が[鈍り]、[集中力]が[途切れる]だろう。また[凍結]の[状態]になり[凍死]もありえる。
[暑ければ][炎熱]によって[体]から[汗]が[流れ][続け]、[集中力]が[途切れる]だろう。また[熱中]の[状態]になり[衰弱死]もありえる。
[自然]とは[簡単]に[お前]の[命]を[奪い取る][敵]なのだ』
―――
[薬毒]とは[何]なのか?
『[お前]が[生き抜く][中]でいつか[薬毒]が[襲い掛かる]だろう。
[薬]と[毒]の[二種類]を[纏め]られて[呼ばれている]。
[毒]に[侵されれば][お前]は[生命力/HP]を[失い][命]すらも[落とす]だろう。
[毒]を[治療]するためには[対]と[成す][薬]が[必要]になる。
その[種類]は[計り知れない]……』
―――
[病魔]とは[何]なのか?
『[お前]が[生き抜く][中]で[襲い掛かる][病魔]は[恐ろしい]ものだ。
[一般的]に[広く][知られる][風邪]や[腹痛]。[頭痛]も[病魔]となる。
[病原菌]による[何か]の[感染症]も[考えられる]。
[これ等]を[消す]には[養生]や[対応]した[薬]が[必要]になる。
[対応]する[薬]を[持っていない]のであれば[養生]しかない。だが[養生]で[改善]されない[病魔]も[存在]する。その[場合]は[薬]で[治療]するしかない。
だからこそ[病魔]とは[恐ろしい]ものなのだ』
―――
[強敵]とは[何]なのか?
『[強敵]は[殺伐]とした[異世界]に[蔓延る][敵]の[中]でも[特]に[強大な力]を[持った][個体]である。
[何故]、そのような[敵]が[存在]するのかは[私]には[答えられない]。
[お前]が[生き抜く][中]で[立ち塞がる][存在]であることは[確固]たる[自信]がある。
[強敵]は[その身]に[魂魄]を[持ち合わせて]おり、[お前]は[殺す]ことで[奪う]ことが[出来る]。[故]に[お前]にとって[強敵]と[戦う]ことは[宿命]とも[言える]だろう。
[最後]に[最も][注意]するべき[点]が[一つ]。
[強敵]は[お前]が[戦闘]で[逃げる]ことを[許さない]。
[戦闘]になる[前]に[逃げる]のも[お前][次第]である』
―――
[経験]とは[何]なのか?
『[お前]が[経験]してきた[努力]の[積み重ね]である。
[お前]に[備わっている]のであれば[お前][以外]の[生物]にも[備わっている]ものだ。
[様々]な[行動]に[役立ち]、[新たなる][選択]を[お前]に[齎す]だろう。
[経験]には[Lv]が[存在]し、[大体]の[目安]がある。
もし[剣術]を[例]とするならば[以下の通り]だ。
[Lv01]は[振り][初めて]、[何]とか[剣術]として[見られる][程度]だ。
[Lv02]は[一般的]に[剣術]として[認められる][程度]だ。
[Lv03]は[剣士の道]に[進んだ]者が[得る]であろう。
[Lv04]は[熟練の領域]。[生き延びる][力]が[結んだ][結果]であろう。
[Lv05]は[達人の領域]。[此処]までくれば[弟子]を[取る]ことも[考えていい]。
[Lv06]は[魔剣士]と[呼ばれる]までの[領域]。その[剣]はまるで[魔術の如き][冴え]を[持つ]。[切れぬものは無い]とまで[言われる]だろう。
[Lv07]は[剣聖]と[呼ばれる]までに[栄誉]ある[領域]。[誰も]が[羨み]、[伝説]として[語り継がれる]。
[Lv08]は[勇者]に[成れる]であろう。その[存在]そのものが[勇者]である。
[Lv09]は[英雄譚]に[綴られる][御伽噺]の[存在]。[存在]したが[忘れ去られている]。
[Lv10]は[武神][剣神]と[呼ばれる]であろう。[最早]その[技術]は[神の領域]だ。
[Lv11][以上]は[存在]しない。[存在]しては[いけない][領域]である。
[異常]であると[人々]に[認識]されてしまうであろう[末恐ろしい]ものだ』
―――
[戦闘指南][その一]。
『[お前]は[生きて]いれば[戦う]ときが[来る]。
[当たり前]だがどんな[行動]をするかが[戦いの基本]だ。
特に[重要]なものはどんな[攻撃]をするかである。
[例え]ば[素手]の[攻撃][手段]は[幾つ]か[存在]する。
[拳闘術]を[持たぬ]なら[攻撃/通常][攻撃/牽制][攻撃/全力][攻撃/急所][攻撃/投げ][攻撃/乱打]等を[選択][出来る]だろう。
どんな[攻撃]にも[隙]が[存在]する。[強力]な[攻撃]ほど[隙]が生じ、[命中]にも[回避]にも[影響]を[与える]のだ。
[牽制]では[隙が少ない]が[全力]では[隙が大きい]。
[隙が大きい][攻撃]をすれば[敵]に[攻撃]を[当てる][難易度]が[上昇]する。つまり[命中率]が[下がる]ことになる。
[隙が大きい][攻撃]は[お前]の[回避率]にも[影響]し、[敵]の[命中率]が[上がる]ことになる。
また[同じ][行動]を[続けて][選択]しても[影響]を[与える]だろう。
[例え]ば[素手]による[通常]の[命中率]が[100%]であるとする。
[100%]だからといって[何度]も[素手]による[通常]を[発動]していると[命中率]は[100%]から[91%][80%]と[下がっていく]。
この[減少]する[原因]は[相手]が[同じ][攻撃]に[慣れて][見切]られているからだ。
[常]に[同じ][行動]を[繰り返せば][当たらなくなる]だろう。
しかし、[同じ][行動]を[繰り返す]ことで[他の攻撃]が[当たりやすくなる]。
[素手]による[全力]が[命中率][30%]としよう。
その[状態]で[素手]による[通常]を[繰り返す]と[全力]の[命中率]は[34%][39%]と[上昇]する。
[お前の攻撃]に[対して]の[警戒]が[通常]に[移り]、[全力]への[警戒]が[薄れ]るからだ。
[何度]も[同じ][攻撃]を[発動]し、[最後]に[本命]の[一撃]を[狙う]。そういうことも[必要]になるだろう。
ただ[敵]の[見切]の[経験]が[高ければ][命中率]の[上昇]は[少ない]。[達人][同士]の[戦闘]では[雀の涙][程度]になる。
[戦闘]での[影響]は[お前]だけの[特権]ではない。[お前]に[言える]ことは[敵]にも[言える]ことなのだ。
[敵]も[様々]な[手段]で[戦ってくる]だろう。[同じ][行動]を[繰り返す][敵]は[必ず][何かしら]の[必殺]となる[何か]を[持っている]と[考える]べきかもしれない』
―――
[戦闘指南][その二]。
『[お前]は[敵の攻撃]に[対して][回避]を[行う]。
[敵の攻撃]を[回避]すれば[お前]が[受ける][ダメージ]を[0]にすることが[出来る]。
[更]に[回避]が[成功]したときに[類稀]に[カウンター]を[発動]することが[可能]だ。
[発動]する[確率]が[低い]が[追加]で[攻撃]することが[出来る]。[敵の攻撃]の[隙]を[狙った][一撃]であり、[非常]に[命中率]が[高い]。[致命的]な[一撃]を[与え易く]、[一瞬]で[殺す]ことも[可能]となるだろう。
[回避]に[失敗]し、[敵の攻撃]が[命中]するときに[一定の行動]を[取る]。
[一定の行動]とは[単純]に[防御]に[始まり]、[受流す]ことや[受身を取る]ことだ。
[防御]を[選択]した[場合]、[何]で[防御]するのかが[重要]だ。
[素手][長剣][手甲][盾][足][脛当て][兜][鎧][等]、その[状況]に[応じた][防御]の[手段]がある。
[勿論]だが[長剣]や[盾]といった[武具]に[分類]されるものは[装備]しているときにしか[使えない]。
[防御]は[確実]に[ダメージ]を[減らす]が、[受け続ける]と[使えなくなる]だろう。
[腕]や[足]等の[肉体の一部]で[防御]していれば[負担が掛かる]。[見えない][ダメージ]が[蓄積]され、[骨折]を[引き起こす]ことや[激痛]で[動かない]ようになるだろう。
[武具]による[防御]の[場合]は[耐久度]が[削られる]。[耐久度]が[0]になった[武具]は[壊れる]だろう。また[武器]で[防御]すれば[著しく][耐久度]が[削れてしまう]。
[防御]において[頼もしい]ものは[受け止めた]ときだ。
[攻撃]を[受け止めた]となれば[敵]は[大きな隙]が[生まれる]。[次]の[お前の攻撃]は[非常]に[命中率]が[高い]。[全力]や[急所狙い]を[発動]する[チャンス]となり、[有利]になるだろう。
しかし[逆]に[受け止められた]となれば[お前]は[回避率]が[著しく][下がる]。[敵]も[同じ]ように[全力]や[急所狙い]を[発動]し、[お前]を[殺し]に[掛かる]だろう。
[攻撃]を[受け止められない]ように[注意]せよ。[戦闘]に[影響]する[経験]が[高い]と[中々][起こらない]が、[注意]するに[越した]ことは[無い]。
[受流]は[攻撃]が[命中]したときに[可能]である。
[難易度]が[高い]が[ダメージ]を[最小限]に[抑える]ことが[出来る]。
[失敗]すれば[防御]しなかったときよりも[受ける][ダメージ]が[増加]し、[窮地]に[陥る]。[危険]が[伴う]が、ときには[必要な手段]であることを[覚えて][欲しい]。
[達人]であれば[0]にすることも[可能]であり、[最強]と[呼ばれた][存在]は[受流]だけで[敵]の[攻撃]を[防いでいた]とされる。
[受流]において[頼もしい]ものは[回避]でも出来る[カウンター]だ。
ただ[お前]に[出来る]ということは[敵]も[出来る]ということだ。[受流]で[攻撃]を[防ぐ][敵]には[注意]せよ。
[最後]に[受身]だが、[少し][特殊]で[飛び引いたり]して[ダメージ]を[少し]だけ[軽減する][方法]である。
[受ける]ことが[前提]である為、[最低限]の[ダメージ]は[受ける]が[汎用性]が[高い]ことが[特徴]で[使える][機会]は[一番][多い]。[防御]や[受流]が[出来ない]としても[受身]だけは[出来る][状況]では[重宝]する。
[お前]だけの[特権]ではない。
[敵]も[様々]な[行動]を[取る]ことを[心]に[入れて]おけ』
―――
[戦闘指南][その三]。
『[戦闘]において[位置]が[重要]だ。
[戦闘時]の[ターン]の[始め]。
[1][ターン][0,0,0]とは[戦いの場]における[お前]の[現在]だ。
[座標]として[x,y,z]と[呼ばれ]、それぞれ[西東,北南,高低差]と[考えれば][良い]。
[敵]にも[当然]、[位置]が[存在]する。
[敵]に[攻撃]するには[適正]な[距離]に[移動]する[必要]がある。
[お前]と[敵]の[距離]が[離れていれば][攻撃]の[手段]や[命中率]は[変化]する。
[敵]との[距離]が[近ければ][攻撃]の[通常]や[全力]といった[行動]が[可能]だろう。また[命中率]も[大幅]に[増大]する。
[敵]との[距離]が[少し][離れていれば][攻撃]の[突進]や[突撃]が[可能]だろう。しかし[命中率]が[減少]する。
[走りながら]の[攻撃]は[非常]に[当て難く]、[お前]の[経験]に[左右]されるからだ。
[敵]との[距離]が[遠ければ][攻撃]の[射撃]や[投擲]が[可能]だろう。しかし[命中率]が[大幅]に[減少]する。
[弓]や[投擲]で[射出]された[物体]が[対象]に[当たる]までの[時間差]が[影響]しているからだ。
[他]にも[高低差]が[存在]し、[命中率]に[関係]したり、[攻撃]が[届かない][場合]も[出てくる]。
[空]を[飛翔]する[敵]であれば[x,y,z]の[z]の[数値]が[変化]しており、[近い][位置]にしても[攻撃]が[届かない]ときもある。
[遠距離]からの[射撃]であれば[敵]が[移動]して[近づいてくる][間]に[攻撃]することが[出来る]。
もし[お前]が[魔術師]や[狩人]等の[遠距離]が[得意]な[職業]であれば[位置]を[忘れて]はいけない。
[但し][相手]の[位置]が[お前]の[位置]に[近い]というのに[魔術]を[詠唱]するのは[致命的]な[ミス]である。
[詠唱]する[時間]を[確保]する[為]にも[移動]し、[敵]から[離れる]ことも[重要]である。
[探知][察知][感知]といった[索敵]を[行う][経験]に[優れている]のであれば、[敵]を[早期]に[発見]することが[出来る]。
[敵]に[気付かれる]ことなく[命中率]が[高く][急所]に[当たり易い][先制攻撃]を[決める]ことも[可能]だ。
また[敵]が[移動]して[近づいてくる]までに[何度]も[攻撃]することが[出来る]だろう。
しかし[これ等]は[お前]だけの[特権]ではない。
[敵]も[様々]な[手段]で[戦ってくる]。
[お前]よりも[先]に[お前]を[発見]して[攻撃]してくるかもしれない。
[お前]から[距離を取る]ことで[魔術]を[使ってくる]かもしれない。
[お前]に[言える]ことは[敵]にも[言える]ことなのだ』
―――
[お前]は[本]の[最後]まで[読んだ]。
―――
[お前]は[本]を[閉じよう]とした。
すると[最後の頁]に[小さく][何か]が[書き記されている]ことに[気が付いた]。
―――
『[お前]は[何度]も[既視感]を[感じる]だろう。
それは[お前]は[既]に[経験]したからだ。
その[経験]に[基づいて][選択]を[する]も[しない]も[お前][次第]だ。
[前のお前]は[今のお前]を[裏切る]ことは[無い]のだ。
[お前]を[信じる][私]は[過去]の[お前]なのかもしれない。
[私]を[信じない][お前]は[未来]の[私]なのかもしれない』
―――
[本]は[此処]で[終わっていた]。
―――
[お前]の[読書Lv01]は[読書Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[解読Lv01]は[解読Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[記録Lv01]は[記録Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[文字Lv01]は[文字Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[製本Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[書写Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[1]の[EXP]を[獲得]した。
―――
[拳闘術][防御][直感]
―――
[本]を[読み終えた][お前]は[本]を[閉じた]。
そのときに[お前]はふと[思う]。
―――
もし[戦闘]になれば[素手]で[防御]することもあるだろう。
この[不思議]な[本]は[身を守る][盾]になるのではないか?
[お前]は[直感]でそう[思った]のだ。
―――
[選択]
[盾として扱う]
[革袋に入れる]
[革鞄に入れる]
―――
[お前]は[盾として扱う]ことにした。
―――
もし[本]が[喋る]のであればこういうだろう。
『私を燃やすだけでなく盾にする気!?』
『ド畜生! 鬼! 悪魔! 邪神! 変態的大天才!』
[最後]は[褒めている]ようにも[聴こえる]が[妄想]だ。
―――
[お前]は[不思議な本]を[装備]した。
―――
[お前]は[本]を[回収]すると[力強く][立ち上がった]。
―――
[北]は[相変わらず][荒廃した大地]が[広がっている]。
[東]を[見る]と[町]が[見える]。[西]を[見る]と[谷]が[見える]。
[上]を[見る]と[大空]が[見える]。[下]を[見る]と[大地]が[見える]。
[南]も[荒廃した大地]が[広がっている]。
―――
[選択]
[■■■■][北に進む][■■■■]
[西に進む][探索する][東に進む]
[野営する][南に進む][休憩する]
[下に進む][思考する][上に進む]
―――
[お前]は[東に進む]ことにした。
―――
[率直]な[考え]で[お前]は[東]に[進む]ことを[選択]した。
[お前]は[東]に向かって[歩み][始める]。
[足]に[肉刺]が[出来る]のではないかと[思う]。
だが[お前]は[荒廃した大地]を[抜ける][為]に[歩み]を[止めない]。
―――
[歩行]
―――
[お前]は[俊足Lv01]を[獲得]した。
[お前]の[歩行Lv01]は[歩行Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[2]の[EXP]を[獲得]した。
[お前]は[空腹]の[状態]になった。
―――
[お前]が[歩いている]と、やがて[日]が[暮れてきた]。
[一日]では[町]に[辿り着けなかった]。
―――
[選択]
[■■■■][北に進む][■■■■]
[西に進む][探索する][東に進む]
[野営する][南に進む][休憩する]
[下に進む][思考する][上に進む]
―――
[お前]は[思考する]ことにした。
―――
[疲弊]した[頭]で[考える]。
このまま[歩く][選択]も[お前][次第]だろう。しかし[夜]の[活動]は[何処]であろうと[危険]。
[下手]に[活動]するよりも[休める][場所]を作った方が[良い]に[決まっている]。
―――
[野営]を[行う]ことで[食事]や[暖を取る]ことが[出来る]だろう。
[お前]に[対して][害]を及ぼす[魔物]から[身を守る]為の[対策]が[出来る]。
また[野営]では[寝床]を[作っておく]ことで[寝る]ことも[出来る]。
[お前]は[日が暮れる][中]で[考える]。
―――
[選択]
[■■■■][北に進む][■■■■]
[西に進む][探索する][東に進む]
[野営する][南に進む][休憩する]
[下に進む][思考する][上に進む]
―――
[お前]は[野営する]ことにした。
―――
[お前]は[活動を止めて、野営を行う]ことにした。
―――
[選択]
[外敵対策を行う]
[寝床を作る]
[竈を作る]
[火を起こす]
[食事を行う]
[寝る]
[野営を止める]
―――
[お前]は[火を起こす]ことにした。
―――
[夜]が[近づいている]ことで[気温]が[下がって来ている]。
[お前]の[体感]では[春]の[四月][位]だろうか。
[暖]を[取らなければ][寒冷]によって[体力]を[奪われる]だろう。
[お前]はそんなことを[考え]ながら[火を起こす]ことに[決めた]。
―――
[お前]の[火打ち石]の[耐久度]が[5][減少]した。
[お前]は[火付け用油]を[1個][消費]した。
[お前]は[6]の[EXP]を[獲得]した。
―――
[お前]は[火打ち石]と[木の枝]を[集め]、[火を起こす]ことに[成功]した。
[小さな][焚き火]が[完成]し、[暖を取る]ことが[出来た][お前]は[安心]した。
―――
[選択]
[外敵対策を行う]
[寝床を作る]
[竈を作る]
[火を起こす]
[食事を行う]
[寝る]
[野営を止める]
―――
[お前]は[寝床を作る]ことにした。
―――
[お前]は[幸い]にも[天幕]を[持っている]。
[組み立てる]ことで[簡単]に[寝床]となる[場所]を[作る]ことが[出来る]。
―――
[お前]は[建築Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[工作Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[4]の[EXP]を[獲得]した。
―――
[お前]は[寝床]を[作り上げた]。
[一人用]の[天幕]だった[為]に[意外]と[苦労]することはなく[簡単]に[組み立てる]ことが[出来た]。
その[間]に[夜]になり、[火]を[中心]とした[明かり]が[お前]を[照らす]。
[空腹]の[お前]は[食事をする]べきだろう。
―――
[選択]
[外敵の対策を行う]
[寝る為の寝床を作る]
[竈を作る]
[火を起こす]
[食事を行う]
[寝る]
[やはり活動する]
―――
[お前]は[食事を行う]ことにした。
―――
[お前]は[食事]を[行う]為に[革鞄]を[開いた]。
―――
[選択]
[携帯食料を食べる(10)]
[食べない]
[食料を探す]
―――
[お前]は[携帯食料を食べる]ことにした。
―――
[携帯食料]を[一口]だけ[口]にすると、まるで[糞便]を[食べる]かのような[味]が[口の中]で[広がった]。
[一言]で[状況]を[表す]なら[不味い]。[飲物]を[飲み]ながらでなければ[食が進まない]だろう。
―――
[選択]
[飲水を飲む(3)]
[飲まない]
―――
[お前]は[飲水を飲む]ことにした。
―――
[携帯食料]を[口]に[含み][飲水]で[一気]に[胃の中]に[入れていく]。
それでも[不味い]ことには[変わりない]。それ[故]に[食]は[中々][進まない]。
―――
ムシャムシャ、ゴックン。
―――
[お前]は[携帯食料]を[1個][消費]した。
[お前]は[飲水]を[1個][消費]した。
[お前]は[水袋(空)]を[1個][獲得]した。
[お前]は[空腹]の[状態]から[快復]した。
―――
《道具/水袋(空)》
【水を飲み干した後の水袋。中身の水を出し切り、小さく畳まれている】
―――
[お前]は[空腹を満たす]ことが[出来た]。
しかし[お前]は[心許無い]と[感じる]。
―――
[選択]
[携帯食料を食べる(9)]
[食べない]
[食料を探す]
―――
[お前]は[食べる物を探す]ことにした。
―――
[荒廃]した[大地]に[食べられる][草]でもあるのだろうか。
[お前]は[必死]に[食料]を[探す]。
―――
[お前]は[細長い草]を[1個][獲得]した。
[お前]は[枯れ木]を[1個][獲得]した。
[お前]は[植物の根っこ]を[1個][獲得]した。
[お前]の[発見Lv02]は[発見Lv03]に[上昇]した。
[お前]は[10]の[EXP]を[獲得]した。
―――
[お前]は[レベルアップ]した。
[レベル]が[1]ほど[上昇]した。
[STR]が[4]ほど[上昇]した。
[VIT]が[2]ほど[上昇]した。
[MAG]が[1]ほど[上昇]した。
[MND]が[1]ほど[上昇]した。
[DEX]が[2]ほど[上昇]した。
[AGI]が[2]ほど[上昇]した。
[HP]が[33]ほど[上昇]した。
[MP]が[10]ほど[上昇]した。
[SP]が[26]ほど[上昇]した。
―――
《植物/枯れ木》
【枯れた木。燃やしたりする程度にしか使えない。飢饉に陥った町村は木を齧って飢えを凌いだというが……】
―――
《植物/木の根っこ》
【木の根っこ。食べられないことは無いが食べるべきではない。他に漢方薬に使われるものもあるがこれは分からない】
―――
[お前]は[食料]になりそうな[草]を[手に入れた]。
[食べられる]のか。それは[分からない]。
―――
[選択]
[携帯食料を食べる(9)]
[細長い草を食べる]
[枯れ木を食べる]
[植物の根っこを食べる]
[食べない]
[食料を探す]
―――
[お前]は[細長い草を食べる]ことにした。
―――
[お前]の[経験]が[食べてはいけない]と[告げる]。
[お前]はそれでも[細長い草を食べる]というのか?
―――
[選択]
[それでも食べる]
[それでは食べない]
―――
[お前]は[それでも食べる]ことにした。
―――
[お前]は[携帯調理器具]を[持っている]。
[火を使う]ことで[調理]が[可能]だ。
―――
[選択]
[生で食べる]
[焼いて食べる]
[飲水で煮て食べる]
[燃やして食べる]
[食べない]
―――
[お前]は[焼いて食べる]ことにした。
―――
[お前]は[携帯調理器具]から[小型フライパン]で[小型フライ返し]を[取り出した]。
[細長い草]を[小型フライパン]の[上]に[置き]、[小型フライパン]を[焚き火]に[近づける]。
[小型フライ返し]を[使い]、[焦げない]ように[焼いていく]。
[焼いていく]と[少し][香ばしい]ような[香り]が[漂う]。
―――
[お前]は[焼いた細長い草]を[1個][獲得]した。
[お前]は[細長い草]を[1個][喪失]した。
[お前]は[調理Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[料理Lv01]を[獲得]した。
―――
[加熱]したことで[火傷]しそうな[程]に[温かい][料理]を[携帯木製食器]から[取り出した][小型の皿]に[乗せる]。
[完成]した[料理]を[お前]はどうするのか[考える]。
[手間暇]を[掛ける]ことで[調理]するのか。さっさと[食べる]のか。
―――
[選択]
[焼いた細長い草を食べる]
[更に焼く]
[飲水で煮てみる]
[直火焼きをする]
[土に埋める]
[投げ捨てる]
[食べない]
―――
[お前]は[更に焼く]ことにした。
―――
[焼いた細長い草]を[更に焼く]。
[既]に[焼いた]ものを[更に焼く]なんて、[次]は[丸焦げ]になるのではないか。
それでも[お前]は[更に焼く]つもりか?
―――
[選択]
[更に焼く]
[焼かない]
―――
[お前]は[焼かない]ことにした。
―――
[選択]
[焼いた細長い草を食べる]
[飲水で煮てみる]
[直火焼きをする]
[土に埋める]
[投げ捨てる]
[食べない]
―――
[お前]は[投げ捨てる]ことにした。
―――
[焼いた細長い草]を[投げ捨てる]なんて[とんでもない]。
[お前]は[お前]の[努力]すらも[投げ捨てる]つもりなのか?
―――
[お前]はそんなことを[言われた]ら[投げ捨てる]に[投げ捨てれない]ではないか。
と[思った]かもしれない。
―――
[選択]
[投げ捨てる]
[投げ捨てない]
―――
[お前]は[投げ捨てない]ことにした。
―――
[選択]
[焼いた細長い草を食べる]
[飲水で煮てみる]
[直火焼きをする]
[土に埋める]
[食べない]
―――
[お前]は[焼いた細長い草を食べる]ことにした。
―――
[お前]は[料理]が[毒]だと[分かっている]。
しかし[加熱]して[焼いた]。ならば[毒]は[無くなった]のではないかと[思う]。
だからこそ[お前]は[一気]に[食べる]!
―――
ムシャムシャ、ゴックン。
―――
[お前]は[焼いた細長い草]を食べた。
―――
[お前]の[食事Lv01]は[食事Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[腐食Lv01]は[腐食Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[悪食Lv01]は[悪食Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[消化Lv01]は[消化Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[病魔耐性Lv01]は[病魔耐性Lv02]に[上昇]した。
[お前]の[薬毒耐性Lv01]は[薬毒耐性Lv02]に[上昇]した。
[お前]は[8]の[EXP]を[獲得]した。
[お前]は[不調]の[状態]になった。
―――
[お前]は[料理]を[食べて]から[数分後]に[嘔吐]や[眠気]が[襲ってきた]。
しかしそんな[気分]の[悪さ]を[お前]は[耐え抜いた]。
―――
やはり[焼いた]としても[細長い草]の[毒]は[無くならない]。
そして[腐っている]ことも[変わらなかった]。
[調理]をしても[毒]は[毒]で[腐っている]ものは[腐っている]。
[お前]はそれを[体験]し[経験]とした。
―――
[お前]は[拾った]ものを[全て][投げ捨てた]。
―――
[お前]は[枯れ木]を[1個][喪失]した。
[お前]は[植物の根っこ]を[1個][喪失]した。
―――
[お前]の[孤独]な[食事]の[時間]は[終わった]。
だか[お前]は[空腹を満たす]ことが[出来た]のだ。
―――
[料理]を[作る]ことで[時間]が[経ってしまった]のか[真夜中]になっていた。
[月明かり]が[お前]を[照らす]。
[不用意]に[活動]すれば[危ない][時間]だ。
―――
[選択]
[外敵対策を行う]
[寝床を作る]
[竈を作る]
[火を起こす]
[食事を行う]
[寝る]
[活動する]
―――
[お前]は[寝る]ことにした。
―――
[お前]は[安全]に[寝る][対策]を[取っていない]。
[道具]や[魔術]。どちらでも[良い]。
[対策]が[出来る]のであれば[対策]するべきだろう。
―――
[選択]
[外敵の対策を行う]
[それでも寝る]
[それでは寝ない]
―――
[お前]は[外敵の対策を行う]ことにした。
―――
[お前]は[低級魔除け石英]を[1個][持っている]。
[魔除け]になるような[魔術]を[お前]は[知らない]。
―――
[選択]
[低級魔除け石英を使う]
[闇雲に魔術っぽいことを詠唱する]
[対策を行わない]
―――
[お前]は[低級魔除け石英を使う]ことにした。
―――
[お前]は[低級魔除け石英]の[使い方]が[分からない]。
[お前]は[適当]に[触り]、[念じて]みたりした。
―――
[お前]の[低級魔除け石英]の[耐久度]が[6][減少]した。
[お前]は[道具Lv01]を[獲得]した。
[お前]は[10]の[精神力/MP]を[消費]した。
―――
[お前]は[適当]に[扱って][何とか][起動]することに[成功]した。
[代償]としては[体]から[何か]を[吸い出された]ことで[軽い][虚脱感]が[襲い掛かった]だけだ。
これで[弱い]の[敵]が[齎す][危険]を[防ぐ]ことが[出来る]だろう。
―――
[選択]
[外敵の対策を行う]
[寝る]
[寝ない]
―――
[お前]は[寝る]ことにした。
―――
[お前]は[低級魔除け石英]の[効果]が[分からない]
[不安]だが[低級魔除け石英]を[信じて][寝る]しかない。
[お前]は[布の外套]を[毛布]の[代わり]として[包まった]。
―――
ズーズー、ムニャムニャ。
―――
[お前]は[夜行性]の[何か]に[襲われる]ことなく[夜を過ごす]ことに[成功]した。
―――
[一日]が[終わった]。
―――
[お前]は[夢]を[見た]。
―――
『寂しい』
『寂しいよ』
[お前]はその[言葉]に[耳]を[傾け]――
―――
[お前]は[目]を[覚ます]。
[寿命]が[1][増加]した。