いきなり!?
この前の回から急展開です☆
私は音楽室で幼馴染みの達也にキスされた。
あれは突然の出来事・・・
バンッ!!!!
「おい。香奈恵何すんだよ。俺はお前が好きなだけなのに!」
「あんたがそういうなら私はあんたのこと嫌いだし、気持ち悪い。」
私は音楽室から出た。そこに夏恋が立っていた。
「あら、あの子が可哀想じゃない。」
「もしかして・・・あんたが仕向けたわけ?最低よ!」
「えっ?なんのことかしら?」
ベシッ!!!!!!!
「痛い・・・笹波さん、何するの?ひどいよ・・・。」
「あんたが悪いのよ。達也が可哀想でしょ?」
「なら付き合えばよかったのにー」
「あんたのほうがよっぽどひどいと思うわ。」
私は二組の教室まで泣きながら走っていった。
帰りのとき。今日も夏恋がついてきた。気が難しいなかニコッとしながら言う。
「ねぇ、笹波さん今日もいいかな?それと新島さんも。」
「えっ、いいけど・・・ねぇ」
「うん。速水さんのためだもん。」
「ありがとう。」
今日も湊也君への誕プレ選びに付き合わされた。
私は湊也君の耳にピヤスの穴があいてることに気づいていた。だからピヤスを手に取った。
「これとかどうかな?」
「ん?いいと思うわ。笹波さん、ありがとう。」
「いえいえ。じゃあこれで決まりね。速水さん」
「じゃあ、また明日ね。」
今日は夏恋のわがままが出なかった。
多分同じクラスの子が居たからだろうと思う。
次の日、学校に行くと湊也君が居た。
まだ早くて教室にはその二人っきりしかいなかった。
「おい。笹波!」
「えっ・・・なんでしょうか?」
「昨日夏恋と一緒に居ただろう?なんでだ?」
「ショッピングに付き合ってたんだ。うん。」
「あっ、そうか・・・、ならよかったんだが。友達が夏恋に投げつけられたんだって?大丈夫だった?」
「うん。なんとか大丈夫だったみたいだけど泣いちゃってたんだ。」
「あいつ、昔からそういう性格だったんだ。本当にごめんな。」
「あの・・・湊也君が謝らなくてもいいんじゃない?」
「いや、俺が悪いからさ。ほら問題起こしてこっちに来たんだしさ。」
(((((んー・・・誰かが私たちを見てる?)))))
「笹波香奈恵め・・・絶対に許さないわ。」
次の回ではまたまた新キャラが登場します。名前だけ発表するね。
瀬乃愛梨香・・・速水夏恋の子分の一人ですw