会話の基本、主に5W1Hについて
「えー今回も、会話の基本のお話をします」
と、サブディーナ先生
「はい」
と、私メイ莉加達…
この第4話目の主人公は
私、メイ莉加でいきます。
「そこでですが挨拶は前回やったじゃないですか?」
メイ郎君がちょっと真面目に質問する
それにサブディーナ先生が
「今回は会話の基本の1つである
5W1Hについてお話します」
と、答える
そう聞き大サブ君は
「てっ!作者は本当にてめーの事を棚上げして
俺達に偉そうに…!」
うん、そこだけは私メイ莉加も
ちょっとだけ共感してあげる
「これは作者の備忘録も兼ねてますので勘弁してあげて」
と、無表情でサブディーナ先生の言葉に
「はい、わかってます…」
と、沈痛な面持ちで大サブ君…
「まずその前に
言葉は一語一語区切って喋ると聞こえやすいそうです
一文字一文字では却ってわかりづらいそうです」
と、サブディーナ先生
「ではどんなのが良いんですか?」
と、カク志君
「例えば
『も』『は』『ば』『ん』『よ』『ん』『わ』『め』
じゃなくって
『もは番』『四話目』
というのがわかりやすいんですって」
とサブディーナ先生が続けて
「もっとわかりやすく言えば
戦場、カメラマンの、W氏、の様に
ちょっと、ゆっくり、声を半音下げて低くし
言葉を区切って、喋って、みてください」
と、これまた戦場カメラマンのW氏の様に
説明してくださったサブディーナ先生に対して
「わかりました、ありがとうございます」
と、ちょっと嬉しそうにカク志君
出番があるのは私も嬉しいけど
でもこれは番外編だからな~本編じゃないしな~
「5W1Hとは…
まずは5Wとは
Whenいつ
Whereどこで
Who誰が
What何を
Why何故
で、1Hとは
Howどのように
…という意味です」
と、ポーカーフェイスに説明するサブディーナ先生
「フリガナ振るのは流石に読者を舐め過ぎじゃ…?」
ちょっと困った感じでサブ英君が呟く
それにちょっと困った感じで
「ですから作者の備忘録も…」
サブディーナ先生も呟く
「まぁ考えようによっては読者にとっても
ちょっとした復習、おさらいになるかもしれませんね」
ちょっと納得したようにサブ英君
「それはそうと、例文を出しますが
『喉が渇いたので麦茶を買いに家にいたA君はコンビニまで行った
お昼の午後に自転車で』
では5W1Hがメチャクチャです」
ポーカーフェイスに説明をするサブディーナ先生
説明が終わるや否やサブ美が
「そういう時はどういう文章にすれば良いんですか?」
と、ハキハキと質問をする
「まず先ほどの例文を5W1Hの単語だけで表現すると
『When』は『お昼の午後』
『Where』は『家』『コンビニ』
『Who』は『A君』
『What』は『麦茶』
『Why』は『喉の渇き』
『How』は『自転車』
ですね」
「そうですね」
と、これまたクールに千サブさん
そのすぐ後、サブ文君が
「ではどんな文章が良いんですか?」
と興味津々に聞いてきてサブディーナ先生は
「これもほんの一例ですが、5W1Hの通りに書けば
『お昼の午後に家からコンビニまでA君は麦茶を買いに喉が渇いたので自転車に乗って行った』
となりますね」
そこで感を入れずにメイ郎君が
「でもそれだと長ったらしくないですか?
なんか日本語としておかしい感じもしますし」
といい、サブディーナ先生は
「そうなんです
なので5W1Hは内容毎に臨機応変に組み立てた方が良いんです
この例文で一番に最優先する重要な点は
A君が出かけたことにしましょう」
「そうなると、この文章は…?」
と、不思議そうにサブ恵
「そういう場合は
A君『Who』
家からコンビニ『Where』
お昼の午後『When』
自転車『How』
喉の渇き『Why』
麦茶『What』
と、します
それを5W1Hになるべく忠実に文章にすると
『A君は家からコンビニまでお昼の午後に自転車に乗って行きました
喉が渇いたから麦茶を買いにです』
と、なります」
サブディーナ先生の後に雪日和先生は
「これでもA君が出かけたっていうのがわかりづらいね?」
と、問いかける
それにそっと続くように私メイ莉加も
「それに却って5W1Hがぐちゃぐちゃになってませんか?」
そう疑問を問いかけてみる
「そういう場合は簡潔にまとめて言ってしまいましょう
『A君は喉が渇いてお昼にコンビニへ自転車で麦茶を買いに行った』
ですね」
と、サブディーナ先生に
「それでもまだ長くないかい義姉さん
…じゃなかったサブディーナ先生」
と、うっかり普段の呼び名を言ってしまった
サブ池さんにサブディーナ先生は
「そうねセレ、Celestino
…じゃなかった、サブ池事務員」
そうちょっとやけくそに冷たく返す
「では、もっと簡潔に言ってしまえば
『A君はコンビニに』
と5W1Hをあんまり意識せず要点をはっきり言ってしまいましょう
そうすれば意外と会話がスムーズにいく場合もあります」
サブディーナ先生のその簡略化に
私メイ莉加は
「でもそれだとA君がコンビニに変身しちゃったみたいですよ?」
と、素直な感想を述べると
ちょっと怪訝な表情を浮かべた
「はぁ?授業でふざけないでよ…」
千サブさんに突っ込まれてしまった…
この人は私に対して否メイ郎君以外に対して
ちょっと冷たくってきつくて厳しいんだよな…
まぁメイ郎君相手にも、ほんのちょっとだけど
冷たくってきつくて厳しいけどさ
「あっ…ごめん」
と、私メイ莉加は苦笑いして謝る…
「別に良いけど、でも
サブディーナ先生の方をもっと気を付けて」
と、ちょっと冷たく呆れた感じで吐き捨てる千サブさん…
「これくらいなら大丈夫です
この場合は
『A君はコンビニに行った』
の方が良いかもしれませんね」
私メイ莉加の発言をそんなに気にせず
サブディーナ先生がさっきの例文をアレンジする
「5W1Hを意識しつつも要点をまとめて
わかりやすく言うと」
と、サブ英君
「そうですね」
と、答えるサブディーナ先生であった
サブディーナとサブ池は義理の姉弟で
同い年という理由で双子として育てられました。
そしてサブ池はこの学園の事務員として働いています。
参考文献
「すべらないバリアフリー」のススメ!!~マンガでわかる障害者のホンネ~
NHKバリバラ制作班・編
漫画/河崎芽衣
竹書房
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https://map-on.co.jp/
高卒キャリアの転職
https://map-on.co.jp/top-gear-media/
【ビジネス用語】5W1Hとは?明確に伝える仕事の話法
https://map-on.co.jp/top-gear-media/5w1h/
株式会社アーティス
https://www.asobou.co.jp/
ビジネスの基本「5W1H」を意識し、相手に伝わりやすいコミュニケーションを実践しよう
https://www.asobou.co.jp/blog/bussiness/5w1h
Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
渡部陽一
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%83%A8%E9%99%BD%E4%B8%80