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39. 夏恋

何となく


今年の夏は特別なものになる気がした


涼やかなワンピースを着た君


髪を後ろでまとめる仕草も


団扇をあおぐ姿も


どれもこれも魅力的で


一緒に歩けることが


とても甘酸っぱい


幸せにあふれているように思えて



COVID-19の所為で花火大会は中止


仕方ないね


二人で夕涼みがてら


手持ち花火を楽しむことにしよう


線香花火の細やかな灯火が


君の横顔を映し出す


おそらく僕は惚けていたんだろう


それだけ君は美しかった


僕の靴に少し焦げ目ができて


二人で大騒ぎ



君は自分のことを私って言わずに自分の名前で言うよね


君の名前は好きだからそれでもいいんだけどね


でも子供っぽいその癖も含めて君の全てが好きになる



ねぇ、こっちを向いて。夏美











挿絵(By みてみん)


島猫。 様ご提供


お読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 男の子の好きな気持ちが溢れていて、夏美ちゃんが羨ましいです。大変な世の中だけど恋に救われると私は思いました。ありがとうございます。
[一言] 青春ですね。 二人の初々しさが伝わってきて ほっこりしました。 ありがとうございます
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