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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

子供

作者: 月影 ゆかり

「また、死んでる」


最近、子供がよく死んでいる。


病気なのか、殺人なのかもわからない。


外に出れば、子供が道端で死んでいる。


口から血を流していたり、泡を吹いていたり…


色々な死に方がある。


明らかに殺されたやつもあれば、何かの病気で死んでいるのもある。


テレビを点ければ、この話題で持ちきりだ。


でも、未だ原因が何なのか わかっていない。


国内の学校は全部閉鎖されていて、外に出歩いている子供もいない。


「あ、お疲れ様です」


男の人たちが、子供の死体を運んでいく。


男の人が1人、ペコリとお辞儀をした。


子供の死体が無造作に車の荷台に、置かれていく。


俺はそれを振り向かず、道を歩いていった。


あの、子供の死体がどうなるかは公にされていない。


親の元へ行くのか、それとも……


俺は空を見上げた。


「ますます、子供が少なくなりそうだな」


と心の中で呟いた。

学生のみなさん、夏休みの宿題はもう終わりましたか?

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