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王城に行ってみた

ゲームやってたら思い浮かんだんで書きました、テンプレみたいなのが多分に含まれていますので、苦手な人は2回か、話数分ほどブラウザバックするか、消して他の作品を読みましょう

......今、俺は王城で王様に謁見しています。


目の前にはむさ苦しいムキムキのおっさん、俺の隣に居るのはギルドマスターのおっさん、最近おっさんと縁があるなー


結論を言えば、急に捕らえられたりとかは特に無かった、王様とギルドマスターは仲が良いらしく、よくプライベートで会うらしい、俺が帰ったあと王様とギルドマスターが笑いながら話したのが俺の事らしく、一回見てみたかったらしい


それでその王様というのが、目の前にいるムキムキのおっさんなのだ.....


正直帰りたい....が、どうやら俺に話があるようで....(おっさんは帰った)少し時間が空くまで城の中でも歩いてていいらしいので探検してみようと思う。






「......迷ったかも?」



初めて学校に入った時みたいな感覚で道が分からなくなった.....

しばらく歩いていると


「あれ?貴女何をしてるの?」


と声を掛けられ、振り向くとおそらく勇者達と同じくらいの年代であろう、美少女がいたいかにもテンプレっぽいツンツンしていそうな少女だ


「貴女何をしているの?」

「.....少し見て回っててと言われたので、歩いてたら道に迷いました」


と正直に答えると


「誰に言われたの?城でそんな事が言えるのは王族しかいない筈だけれど?」

「....王様?」

「何で疑問系なの....ってお父様が?何の為に.....まさか!」


なんか一人で考え込んで結論が出たのか走って行ったので俺も後ろからついていく事にした。流れ的に王の所まで行きそうだし




「お父様!!」

「何だ?娘よ」

「さっき女の子を見かけたわ!」

「おー、レティ殿か?」

「年端も行かない少女をお兄様の許嫁にするのですか?」

「何を言っているんだ?」

「あの子は、他の国の貴族では無いのですか?」

「レティ殿は.....これは機密事項でな、例え娘であろうと話すことは出来ない....あ、」


王様と目が合ったので軽く頭を下げた


「....シルナよ、少し席を空けてくれんか?」


どうやらこの少女はシルナと言うらしい、王族だった事には驚きはしたが特に不思議でも無いので気にしない

王様の視線に気づき、シルナも後ろを向くと


「お父様はこの子と何を話すのですか?」

「大事な話だ」

「それは、私にも聞く権利がある筈では?」


押しが強いのか王様も返答に困ってる、やがて諦めた様に息を吐くと


「はぁ、他言はするな?」


と、どうやらシルナも話に混ざるらしい


「待たせてすまなかった、レティ殿?」

「....大丈夫ですよ」


「今回、レティ殿に頼みたい事は、最近目撃情報があった邪龍の討伐を頼みたい」


「っ!!お父様っ!何を考えているのですかっ!?こんな年端も行かない少女にそんな事できる訳無いでしょう!?」


咳払いをして、シルナを諌めると話を続けた


「偵察に行ったジークの話では、到底相手に出来る物では無いらしい、それこそ魔王と同レベルの怪物らしい」

「何故お父様はそれをこの少女に頼んでいるのですか?」

「正直、俺もジークから聞いた時は半信半疑だったが実際に見てみるとよくわかる、レティ殿は、魔王と同等、もしかしたらそれ以上の実力があると思う」

「お父様は、何を言っているんですか!!寝言は寝てから言ってください!」


何でみんな俺を見て口々にやばいとか言い出すのかが不思議だ


「いいですけど、一つ、お願いしてもいいですか?」

「ダメよ!無理に決まってるでしょ?」

「シルナ、人を見た目で判断するのは良く無いぞ?」

「それでも限度があるでしょ!?」


なんか印象通り騒がしい.....


「ところで、お願いとは何だ?ある程度なら聞いてあげられるが....」





その後、お願いを聞いてもらい、少し興奮気味のシルナも宥めて、邪龍を倒しに行った


.....えっと、たしかこの辺りだよな?ん?


目の前には、ガクガク震えている黒い龍、たぶんこれが邪龍かな?何でガクガク震えてるんだろ?風邪かな?


邪龍に近づいていくと、急に黒い靄が出て、邪龍が見えなくなった、


邪龍が居た所には、俺よりも少し身長が高いくらいのゴスロリ衣装の幼女が頭を抱えながら震えていたさらに近づくと声が聞こえてきた


「妾を食べても美味しくないのじゃ、食べないでなのじゃ」


などと小声で呟いていた、大体予想は出来ている、たぶんこの幼女は邪龍なんだろう、竜は食べた事があるが龍は美味しいのかな?と思いつつ肩を叩いてみる


「ひぃいいいい」


完全に怯えてたので、とりあえず抱きしめた、やはり抱き心地がいい、いい抱き枕になりそうだ


「あ、あの〜何をしているのじゃ?」


「抱き枕にしてるの」

「何故じゃ!?」

「ところで、龍って美味しいの?」

「妾は食べても美味しくないのじゃ!抱き枕でも何にでもなってやるから食べないでなのじゃあ〜」

「いいの?」


と聞くと、首を縦に何回も振った、






























しばらく抱き枕として使った後、お持ち帰りした


王様には抱き枕1号の正体がバレたが、その時は俺がどうにかすると言って、認めて貰えた


「のう?レティ、あれは何じゃ?」

「この肉を焼いた物は美味じゃな、普段生で味付けもしてないものしか食べなかったからのう」


と、すっかり人の風習が気に入っていた


のんびり、屋台を回り、美味しいものを食べ、色々な物をみて回った


「そう言えば、名前」

「妾の名かえ?久しく名乗っておらんかったが、ハイムフィリスじゃ」

「......じゃあ、フィリでいい?」

「構わんが....」


そう言えば、邪龍の名前を聞いてなかったなーと思いつつ名前を聞くと、普通に答えてくれた


どれ、王様に頼んだお願いやってもらえたかな?


もう少し王都でお金稼いでから帰るか、フィリも養う金が欲しいし



のじゃロリ回でした、ゲームのヒロインにのじゃロリがいたので可愛くてつい書きました、後悔してません、他に、怯えてるところを抱き枕にするんではなく、蹴り飛ばして龍化させてボコボコにして、最終的に食べるという、人としてどうか?と思われることを書こうと頭に浮かびましたが、のじゃロリにしようって考えが浮かんだら没になりました。

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