オープニング1
「あなたの選ぶ道は2つです。このまま朽ちるか、異世界に行くかです。」
俺はわけのわからないことを言われている。
目の前にはすっげー美人で巨乳のお姉さんがいる。
午後8時、俺は仕事終わりに車を走らせていた。
BGMは某アイドルの最新曲だ。
田舎の道なので道幅は狭い。
街灯もロクにないので暗く、となりには大きな川が流れている。
「ちゃーんちゃちゃちゃーん♪」
このPVのJちゃんは可愛いなぁ、あんな彼女が欲しいもんだ。
などと考え運転をしていた俺の目に映ったもの、人だ。
「うわああああああああああああああ」
あわててブレーキを踏む。しかし止まらない。
そう、冬の夜、路面は光り凍っている。
目に映った人、路肩へ逃げようとしている。
しかし間に合いそうにもない。
俺はハンドルをきっていた。どっちみち滑ってるからあんま意味ないのだが…
その時、タイヤが食いついた。
「うわああああああああああああああ」
タイヤが食いついたことにより車は川へ真っ逆さま。
車内に水が入ってくる。冷たい。
出ようにもベルトが外れない。俺はだんだん意識がなくなっていった。
「はっ」
気づいた俺はベッドに寝ていた。
見たことない天井、まさしく見知らぬ天井!
「って天井じゃねーじゃんかこれ!」
そう、青空なのである。
え、俺ってば外に寝てるの?ベッドに寝てるのに?
「あら、目を覚ましましたか?」
女性の声だ、しかもいい声。絶対かわいい子だこれ。間違いない!
声のするほうへ顔を向けてみる。
うわ、おっぱい大きいなぁ。はちきれんばかりだ。
っといかんいかん、顔見るんだった…
「うお、すっげー美人!」
思わず声を出してしまった。清純で俺の理想とするタイプである。
脚も太くなく、細くなく、非常にきれいな脚である。
あの脚に挟まれて苦しめられたいなぁ…
「じろじろ見ないでください、恥ずかしいです…」
彼女は顔を赤くして俯いている。
そう、その表情!最高ですお姉さん。
「す、すみません…ついつい美人で綺麗な方だったので…」
ホント見惚れてしまった。もっと見ていたかったがその前に、だ。
「ココハドコアナタハダレ」
思わず片言のごとく言ってしまう。そう、なんで俺はこんなとこにいるのか。
「あなたは水に溺れて亡くなってしまったのです。ここは天界です。」
…はっ?
「天界…じゃあもしかして天使さんですか?」
天使ってこんなスタイル良くて美人な子ばっかなのかなぁ…
「いえ私は悪魔です。見た目は天使って言われますけど…悪魔なんです…」