悲しみの果てに
掲載日:2026/10/29
詩と言って良いのかどうか分かりません。現代史 形式のつもりです。信頼しているものは分かりません。お読みになっていただけましたら幸いです。
悲しみの果てには悲しみしかない。一度悲しんだ者は、悲しみの記憶に苛まれ、悲しみの泥濘地帯からは、どうやったって這い上がることは出来ない。
二度と乾いた地面を踏みしめることは出来ないのだ。
もし、朝目覚めた時に泥濘の匂いを感じたならば、即座に走り出さなければならない。悲しみのない方角へ。でも、そんな方角は簡単には見つからない。走れば泥濘の入り口に突き当たり、まだ引き返して泥濘、向きを変えてもまた泥濘。
そこから逃げるのは不可能なのだ。
ならばこそ……精一杯逃げ場続けよう。生きる為に。
ならばこそ心を閉ざそう。積極的崩壊のプログラム。人を人と思わなければ悲しみの罠になど易易と引きずりこまれることもない。
さあ、逃げよう。一刻も早く。それが、正義なのだから。
ご一読いただきまして誠にありがとうございました。




