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恋を教えて  作者: yi
5/5

☆5☆










「君…どうしてくれる?」










「えっ…?」










「良いとこだったのに…」










は?この人ナニイッテンノ??????…










「責任とって、楽しませてくれよ…!」










「は?……」










なんで…なんで…








なんで近づいてくるの?










「ちょ……っ…うわっ…」










床に押しつけられて、顔があと少しでピッタリひっついてしまいそうな距離…










「どうやって、家に入ってきたのかな?…子猫ちゃん…」





「ぁっあの…私、勇気さんの…」








「なに?…勇気の女?」










「いや、女といいますか…許嫁?…でしょうか……」










「許嫁……?あぁ、政略結婚の……君だったんだ…お嬢様…」




















「なんだ、つまんねー…」










そう言うと、その人は私の上から退いてくれた。










「…」










「俺、お嬢様は嫌いなんで…」










別に好んでもらわなくても良いけど…


なにこの人…早くこの部屋から出ないと…








「そっ…それでは、失礼します…」









ガシッ










いきなり手を掴まれた。










「はふぇ?」










変な声が出る…










「好きでもない相手と結婚すんの…?」










「ぇ?…」










「お前…恋した事あんの?…」



















この時、私の中で何かが動いたんだ…


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