プロローグ
こっちだと恐らく2年ぶりだと思います。久々に書きたくなたったのでリハビリ作にもなります
実家はなんてことない田舎の農家だった。街灯なんか無く夜は月光だけが外を照らしていた。
不満はなかった。苦労はあったがそんなもんだと思っていた。2年程前のことだった、大きな飢饉が俺達農家を襲った。幸い俺の家は耐えきることができたが、そこに物価高騰や増額された税金が待っていた。
家計は苦しくなっていき、農業だけではまかなえなくなってきた。親との相談末に俺が出稼ぎに行くことになった。行き先は主要庁と国会以外すべてがあると謳われる夢と希望の街、ケイスシティ。両親に見送られ列車に乗り込む。怖さはなかった。
長く列車に揺られホームにつくとそこは多くの人でごった返す戦場であった。夜間列車にした結果まさか出勤ラッシュに巻き込まれるとは。人混みを掻き分けどうにか改札を出る。そこには数々の天にまで届きそうなビルがいくつもあり、無機質な冷たい圧力を感じた。不思議と怖さはなかった、それどころかむしろ高揚した気持ちになっていた。その後の数日は目まぐるしく進んでいった。職は自動車免許を持っていたこととこの街では免許証や自家用車を持っていないことが多いらしく人手不足で仕事量の多いタクシー運転手になることができた。身分証明の住所は実家の住所で良かったのでしばらくはネットカフェにお世話になることになりそうだ。
この作品は絶対に完結させたい




