0章ー11
…白旗か。ここで確実に仕留めておきたかったが残念だ。
光学サイトから見える必死の中年の変態の姿にジョンは狙いを外すとコニーを囲う者たちにと狙いを合わせた。
セレクトレバーを単発にセットし端の男に狙いを合わせると頭に向けて何発か撃った。サプレッサーによって小さく銃声が響くと一人が倒れた。その姿に他の者たちも異変に気付いたのか慌てて周囲を見回した。
「ここで待ってろ」
「丁重にお断りするよ」
笑顔で答えるリーンにジョンはそれ以上は言わず前へと進みながら次の者に狙いを合わせ次々撃っていった。
続けて二人が撃たれたことで立っていることが危険と察したのか、残った者たちが伏せるもジョンは見逃すことなく撃ち続けた。
「くそっ、どうなってやがるんだ!暗くてどこから攻撃してるか分からねぇ」
「あっちだ!門の方からなにか光ってる!」
大声で話す敵の声にリーンは苦笑した。
「さすがに気付いたみたいだね。さぁどうするの?」
「やることは何も変わらない」
後ろから聞こえるリーンの声に気にせずに答えていると、一人の男がジョンの元へ駆けてきた。
「お前か!不意打ちとは卑怯だな!」
「戦いに卑怯もなにもないだろ」
大声で叫ぶ男は両手の斧を構えた。ジョンは気にせずセレクトレバーをフルオートに切り替えた。
「俺は…」
男は名乗りを上げようとするもジョンはマガジンに込められた弾を浴びせ全身ハチの巣にされて男は倒れた。その光景にリーンは息を呑むもジョンは気にせずグレネードランチャーの引き金に指をかけた。
銃の発射音と違いポンと音を立てて弾は発射されると一泊を置いてコニーを包囲していた召喚者たちを爆破で吹き飛ばした。
「…凄い武器だね。爆弾?」
驚きに目を見開くリーンにジョンは気にせず次弾を装填した。
「今から敵に近づく。これ以上は死ぬぞ」
「では応援を。ファイトー」
小さく応援するリーンにジョンは小さく笑い、コニーを巻き込まないように注意しながら二発目を発射した。
空になったマガジンを装填し次のグレネード弾を込めるジョンにリーンは楽しそうに手を振って見送った。
ジョンはサプレッサーを外すと空に向けて連射した。鳴り響く銃声と光に召喚者たちは怯えたように小さくなる者や逃げようとするものもいたが、いまだ敵意を向ける者たちが前へと出てきた。
普通銃声聞けば逃げるものだが、どうやらまだ元気な奴がいたか。
「おっしゃー!こいやー!」
気合を満ちた声で叫ぶ上半身裸の男は両手を突き出すとジョンは迷わずその男に連射した。
「プロテクト!」
男はそう叫ぶと途端に半透明の壁が現れた。弾丸はその壁に当たると貫通することはなく止まった。
「どうだー!そんな豆鉄砲なんて怖くないんだよ!」
こういう能力もあるのか。丁度いい。ポイントもあることだしこいつを試すか。
そう考え端末を出そうとするも視界の端で静かに駆けてくる男に気付き、素早くそちらに向けた。
「ひゃっはー!」
機械を思わせる速さで構えなおすと目の前でナイフを振り上げる男へ連射した。
至近距離でのフルオートの連射に男の体はハチの巣にされると後ろに下がりはするも倒れることはなかった。
「?」
違和感を感じつつもジョンは弾が切れるまで撃ち続けた。だが男は倒れることなく不気味な笑顔を浮かべた。
「いい玩具持ってるな。だけどそんなもんなんの役にも…」
笑い続ける男にジョンは気にせずグレネードランチャーを撃った。銃弾よりも巨大な弾は男の腹に当たり後ろに倒れた。
近すぎて爆発しないか。だがこれでも十分な殺傷能力はある。どうやらこいつが噂の化け物か。なら使い慣れた物を選ばないとな。
アサルトライフルを投げ捨てるジョンは端末を取り出した。その隙を狙うように横から先ほどの上半身裸の男が駆けてきた。
「食らいやがれ!」
二本の曲剣を振るってくるもジョンは後ろに下がって躱すと、素早くハンドガンを抜き胸二発撃ちこみとどめに頭に一発撃ちこんだ。
今度は当たったか。どうやら防御するには条件があったみたいか。
「てめぇら!誰も手を出すな!」
声のした方を向きハンドガンを構えた。そこには先ほどハチの巣にした男がふらつきながらも立ち上がった。その体はボロボロで胸には死んでいてもおかしくほどの傷を負っている。
「探す手間が省けた。てめぇの首を持って帰るように言われてるんだよ」
ナイフを逆手に持ち、血に汚れたナイフを舐める男にジョンは端末を取り出すと次に使うショットガンのカスタムを始めた。
「そうか」
興味なさそうに答えるジョンは端末を収めると、その手にはショットガンベルトの装着されたショットガンが握られていた。
「一つ確認しておきたい。お前が化け物なんて言われてる召喚者か?」
ジョンの問いに男は愉快そうに大口を開けて笑った。
「へぇ、俺のことは知ってるんだな。なら教えてやるよ。俺の名前はダーマ。これからお前の内臓を生きたまま引きずり出して焼いてやるよ」
舌なめずりして答えるダーマにジョンは燃えている木を一目見ると、そこには殺されたであろう焼けた死体が吊るされていた。
「ジョン殿なぜここに?ユアンさまの警護は?」
近づいてくるコニーにジョンは見向きもせずダーマだけを見た。
「砦に入った連中は全員排除した。残るはこいつらだけだ」
「この短時間で。皆無事なのか?」
「ユアンたちは無事だ。リーンもそこにいる。だがマーレーは間に合わなかった」
「そうか。…そうなのか」
残念そうに言うコニーはダーマを憎々しげに睨みつけた。
「ジョン殿。奴は二人で仕留めるぞ」
「いや、俺一人でいい」
槍を構えるコニーに気にせずジョンはショットガンを構えることなくゆっくりと歩いて近づいた。
「向こうも俺を指名してるからな」
なによりここでこいつに死なれたら俺が困る。それに酒の借りもある。
「……ジョン殿。その男のダーマの能力はモンスター。人間相手には特攻能力と高い即死耐性に加えて再生能力がある。一撃でも受ければ終わりだ」
「おいおい元親衛隊長、その説明は足りないだろ。お兄ちゃんに分かりやすく言っちゃえば俺があんたに指先一つ当たればあんたは死ぬ。反対にあんたはこの頭を吹き飛ばそうがマシンガンでハチの巣にしようが意味がない。つまりだ。マシンガンでもショットガンでもランチャー好きなもん使え。絶望しろ、ゆっくりと時間をかけて殺してやる」
手の内を明かして恐怖心を煽ろうとしてるわけか。たしかにあの男の言う通りなら俺に勝ち目はないな。
そう思いながら歩くジョンはショットガンを構えることなくダーマから数メート先で止まった。するとダーマは余裕を現すように両手を広げた。
「?」
その動きにジョンは首を傾げた。
「来るなら早く来い。お前のパフォーマンスに付き合う気はない」
「決定。玉を切り取って飲ませてやる」
そう言うとダーマは両腕をだらんと下ろすとじっとジョンの目を見つめた。その視線にジョンはただ見つめ返した。
見つめてくるダーマはその場から動くことなくスライドでもしてきたように動きをみせず間合いへと入ってきた。
「!」
ダーマはナイフを振るおうとするもジョンの速射に胸に風穴が開き一歩下がった。
態勢を立て直しすかさずダーマは掴みかかろうとしたが、それが分かっていたかのようにジョンは後ろに下がって距離をとると同時にフォアエンドを前後した。
掴みかかりが空を切るとダーマは態勢を立て直そうとナイフを構えた。だが次の動きに入る前に手が爆発した。
「…は?」
手が弾け飛び自分の手の肉片と血が顔にかかると、ダーマは自分になにが起きたのか分からず手を凝視して固まった。
その間にもジョンは動きを止めることなく淡々とフォアエンドを前後させ素早く膝を撃ち抜いた。
「ぬあっ!」
関節を壊されその場に膝をつくダーマは威嚇するように大口をあげて奇声をあげた。ジョンはそれに気圧されることなくもう片方の足を撃った。
地面に叩きつけられるダーマは残った腕で立ち上がろうとしたが、その先にはショットガンの銃口が向けられていた。
顎から上が弾けるダーマは周囲に血と肉片をまき散らし派手に地面に倒れると、まるで何事もなかったように起きあがった。
顔が元に戻ってるな。これが即死耐性か?…治ってるのは頭だけか。
挑発的に笑うダーマにジョンは端末を出して必要な物を選び終えた。手の中に現れる弾丸を一発ずつ込めていった。
「はーっ満足したか?これから何発、何十発撃とうが俺は殺せない。いや、なにもできやしない」
そう言って立ち上がるダーマは手の傷の断面を舐めると吹っ飛んだ手はゆっくりと再生していった。
「ほーらな」
元通りになった手を動かすダーマは落としたナイフを拾い再びジョンをジッと見つめた。
ダーマはゆっくり横に動き出すと次の瞬間にはジョンの前に移動していた。
「はーっ!」
ナイフを突き出すダーマにジョンは腰構えでナイフの切っ先に銃口を向けた。
放たれた銃弾はナイフに当たるとナイフの刃は砕け散った。その破片は間近にいた二人に向かって飛んでいった
ジョンの破片はパワードアーマーとマスクで防がれるも、無防備なダーマの顔や胸に飛んでいった。
「ちっ」
さすがに顔に破片が飛んでくれば怯むか。それにしてもらしくないことをしたな。
怯むダーマにジョンはショットガンをポンプアクションからセミオートに切り替えた。
「耐えてみろ」
そう言い放つとジョンは撃った。至近距離からの一撃にダーマは態勢を崩しそうになるも寸前のところで踏み止まって前へと出ようとしたが即座に放たれた二発目にダーマの腕は肩ごと吹き飛んだ。
驚いた顔で態勢を崩すダーマにジョンは足に前蹴りを食らわせ、受けた膝を一撃でへし折った。
「!」
その場に膝をつきダーマは残った腕を振るおうとしたが届く前に肘から先は吹き飛んだ。
両腕がなくなり威嚇するように雄たけびをあげるダーマにジョンは再び前蹴りを食らわせて地面に倒した。
「くそが!やれよ!何度やろうが意味ないんだよ間抜け」
「いや意味はある」
ショットガンを構えるジョンはダーマの両足首に向けて連続で全弾撃った。
細い足首は大口径の弾丸に両足に大穴が開くとジョンはショットガンはポンプアクションに戻しスライドを引き、ショットガンベルトに込められている弾を一発込めた。その弾丸はこれまでのものとは違い弾頭は透明なガラス素材で覆われ、中には青紫の煙が密封されている。
「終わりだ」
そう言い放つとジョンはダーマの胸に一発撃ちこんだ。弾丸は胸を貫通することなくめり込んだ。
「…あ?なにがだ?」
意味が分からず顔を顰めるダーマにジョンは手の中から現れる弾丸をショットガンに込めていった。
「言葉の通りだ。お前は死んだ」
「……ぷはっ、いかれたか?いいぜ調子に乗ればいいさ。だけどー、最後に勝つのは…」
「これは俺の世界にあった対特殊生物兵器に使われた弾だ。これには特殊な腐食性ガスが込められていて空気に触れると直ぐに無害なものになるが、ガスに触れたものはなんであろうと腐食しどこまでも浸透する」
「はぁ?なに意味の分からねぇこと言ってやがる?腐食だろうがなんだろうがこの力の前では…ほら見ろ」
いつの間にかダーマの両手両足や体の傷が元通りになると何もなかったように立ち上がると、腹が裂けて腸が飛び出した。
「ん………あ…ああっ!?」
驚きに目を見開くダーマは飛び出た腸を戻そうとするも触れた途端もろく崩れて手から零れ落ちていった。
「な、なんじゃこりゃ!」
「腹に撃ちこんだんだ。最初に腐食して崩れてもおかしくない。そして…」
落ち着いて答えるジョンにダーマは呆然と見るも、その顔は苦しそうに顔を歪め首をおさえた。
「肺がやられたか?人に撃てばガスが血管を通ってものの数秒で死ぬらしいが、お前は能力のせいか?」
そんな疑問に答えられるわけもなく悶え苦しむダーマの目は血走り、徐々に目や鼻から血を垂れ流し、皮膚はただれ、手が触れた首の皮膚は破け血が溢れ出していった。
「……く……そ……が」
小さくかすれた声でどうにかあげるダーマは力尽きたようにその場に倒れうずくまった。
「く、そ、が…くそが、か?これは戦いだ。使えるものを使っただけだ。だが雑魚相手には必要なかったか」
モンスター…化け物という言葉に反応しすぎた。同じような化け物には五発当ててやっと動きが止まった後に手榴弾を食らわせて倒したが頭のおかしなクズには必要なかったか。
手足の肉も爛れて落ちていくダーマの体は再生はすることはなく体中の肉や顔の肉が爛れ落ちはじめた。
「ジョン・ドゥ殿…これは一体」
「コニーか。近づくな、触ればああなる」
近づいてきたコニーに止まるよう手で指示するジョンは骨を露出し液状化していくダーマを見た。
「肉体は腐食しじきに肉も骨も解けてスープのようにドロドロになる。そうなるまでこいつに監視をつけて穴に埋めろ。それで奴の能力がなんにせよ確実に終わりだ」
そう言うとジョンはいまだ動こうとしてるダーマから離れ、なにが起こっているのか分かってない召喚者たちの方を向いた。
「ジョン・ドゥ殿?」
「残りを片付ける」
歩き出す木に吊るされる二つの死体をもう一度見た。焼けた死体は一目見て誰かも分からないものであったが焼け残った装備の形から誰だかは察しがついた。
残念。良い奴らだったのに。
小さくため息をつきジョンは両手が燃え上がる男の方へと向いた。
「なんだてめぇ?ふざけた格好しやがって。ああっ、死にてぇのか」
そう言い放つと両手をそれぞれ大きく振るった。それに続くように両手の火は男から離れ火の玉となってジョンに飛んでいった。
「!」
斜めに走るジョンは一発目を走って躱すも二発目には間に合わなかった。
迫ってくる火の玉にジョンは前転で寸前のところで躱すも、横を通った火の玉の熱に顔を顰めた。
さすがに直撃はヤバそうだ。あのダーマよりこいつの方が大変だ。
そう思いながらも距離を詰めるジョンはショットガンを撃つも男は両手の火を盾に銃弾を防いだ。
あの火は攻撃だけでなく防御もできるか。厄介だがやりようはある。
気合を入れるように大声をあげる男に気にせずジョンは狙いを下げた。男はそれに対応し構えるも、弾はその下である足を撃ち抜いた。
「!」
撃たれた衝撃で前のめりに倒れ悲鳴をあげる男にジョンは早足で近づいた。男はジョンに気付き腕を振るおうとしたが頭に押し付けられたハンドガンによって手を止めた。
「…くそったれが。恨んでやる」
「そうか」
頭を撃ち風穴が開くと男は地面に倒れた。ジョンはその姿を最後まで見ず、ハンドガンを収め残りの召喚者の元まで歩き出した。
召喚者たちも身の危険を感じたのか一人が両手を挙げて近づこうとしていった。
「降参だ。あんた凄いな。まさかダーマとチャー」
笑顔で近づく男にジョンは躊躇なく撃った。腹に風穴が開き吹っ飛ぶ男は驚いた顔のまま大の字に倒れた。
他の召喚者たちは悲鳴をあげて逃げ出すと、ジョンはショットガンを機械のように素早く構えた。
こんなことならサーマルサイトでも装着しておけばよかったな。これで逃げられたら手間だな。
ジョンはそう思いながら狙いをつけるも一人の変態が間に入ってきた。
「止めるでござる!吾輩たちは降参するでござる!」
両手を広げ壁になるように立つセーラー服の中年にジョンは銃口を顔に押しつけた。
「これは戦いだ。いや、もっとはっきり言ってやろう。これは殺し合いだ」
顔を青くし唇が震えだすセーラー服の中年にジョンは口の中に銃口を押し込んだ。
「まさか殺し合いで謝ったら許してもらえると本気で思ってるのか?」
「ほっ、ほっ…ほっ」
泣き出しながら何かを話そうとするも口に押し込められた銃口と恐怖から言葉は出ることはなかった。
「はい、ここで止めてくれる」
引き金に力を込めるジョンは後ろから聞こえてきた寸前のところで止めた。
…呆れたな。覚悟もないままよくこんな無謀な真似をしたものだ。…だが仲間を守るために盾になったその度胸は見事だ。
ゆっくりと口から引き抜くとセーラー服の中年は腰が抜けたように座り込み、盛大に男泣きをした。
「リーンまさか生かしておく気か」
いつの間にか後ろに立つリーンはジョンの横を通ると、大きな声で泣き続けるセーラー服の中年の背中をさすった。
「大変だったね、もう大丈夫。この本堂くんは召喚された人たちの中でも良識があるからね。そうだろ」
「すいません、すいません。僕もこんなことしたくないんだ。だけどあの男、英雄王に逆らうななんてできなくて…すいません、本当にすいません」
涙ながらに頭を下げる本堂にジョンは警戒したまま端末を取り出した。
三人ほどは森へ逃げたか。兵士たちが追跡するらしいが、万が一のためにも後で俺も動ける準備をしておくか。
「俺としてはここで始末をつけることを勧める。命令されたとはいえここを襲った襲撃者には変わらない。能力のことを踏まえ危険は排除するべきだ」
「僕もそう思う。だから拘束しアクア王国に身柄を預けるとはどうだろうかな。さすがに投降してきた彼らを問答無用で処断はまずい」
見つめあう二人だがジョンは興味を失い端末にと目を戻した。
「好きにするんだな。俺が決めることじゃない」
「僕も決める権利はないからね。と言うわけでコニー・ボード親衛隊長殿、後の判断をよろしくね」
「よろしくねって…はぁ。生き残った召喚者は捕縛し牢屋代わりの小屋に入れろ。抵抗する場合はその場で処断しろ。逃げた者たちにも同様だ」
疲れた様子で言うコニーは歩いてくると、いまだ泣き続ける本堂の前で見下ろした。
「本堂泣くな。泣くよりも説明しろ」
「…分かったでござる」
二人の話にジョンは興味を示さず兵士に捕まっていく召喚者たちを見た。完全に戦意を失っているようで言われるがまま縄で縛られていった。
「逃げた人たちのことは気にしなくていいさ。彼らは絶対に戻れない」
確信をもったように言うリーンにジョンは気になりはしたが何も言わず、いまだ木に吊るされている死体の方へと歩き出した。
「どうするんだい?」
「木から降ろす。手伝うか?」
「当然」
驚いた。断るかと思ってた。
嫌な顔せず頷くリーンに驚きつつも二人は臭いや汚れを気にせず丁重に死体を下し、時間をかけて埋葬した。




