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つっこみとジャンプ

明転

挨拶飛び出し


ボケ「どーも!A &Bの漫画大好きAです!となりのこいつはいつも横でごちゃごちゃうるさいBです」


ツッコミ「横でうるさくするのが僕の仕事ですから。改めましてBです。よろしくお願いします。」


ボケ「横でうるさくする仕事ってなに?聞いたことないけど」


ツッコミ「正確にはつっこみって仕事です。」


ボケ「つっこみ?...当たり屋って事?」


ツッコミ「そんなたちの悪い犯罪めいた仕事じゃありません!あんたみたいにおかしな事言う人を訂正する仕事です!」


ボケ「なるほど。...改めてそんな仕事ある?」


ツッコミ「あるわ!聞いたことないんか?」


ボケ「おれ毎週少年ジャンプとタウンワークは必ず読んでるけど、つっこみの募集なんか見た事ないよ?まだ漢塾の解説のが信用できるわ。」


ツッコミ「嘘しかないやつと同列。真剣に転職考えてるの!?やめて!おれらにはこの道しかないんだから」


ボケ「おれらの道?それがお前の忍道だってばよ?」


ツッコミ「ナルト!ジャンプ大好きか、お前。ジャンプとタウンワーク毎週読みこんでるってやばいぞ。そんなん見る前にテレビ付けてみ!どの番組にも必ずつっこみって居るから」


ボケ「それは売れてる一部の人間だろ?」


ツッコミ「だから、おれたちもそこの一部の人間目指して」


ボケ「なれないから今ここにいるんだろ?」


ツッコミ「まだこれからだから!今はそこに行く為の道!努力してこう!これから」


ボケ「ゴールに繋がってるかわからない道をただうろちょろ進んで行くのを世は努力とは呼ばないよ。」


ツッコミ「...反論が強いな。おれらでいつか漫才で頂点取ろう!って約束したじゃんかよ。」


ボケ「そんな昔の約束、その場のノリだろ。打ち切り決まったジャンプ漫画のラスト三週みたいなもんだろうよ」


ツッコミ「そんな冷たい事言わないでよ、どんな困難も辛抱強く我慢して行こう!って頑張ってきた仲じゃない?」


ボケ「そんな薄っぺらい絆を今出されても何にも感じないね」


ツッコミ「溝が深い!闇も深い!」


ボケ「おれはお前が不快だけどね」


ツッコミ「グサリとくる駄洒落言わないでよ。」


ボケ「虐め過ぎて惨めに見えてきたから話し戻すけどさ、」


ツッコミ「ちょっと入りが傷付くけど、なになに?」


ボケ「その、つっこみって仕事で食えてるの?」


ツッコミ「...」


ボケ「はい、つっこめない!職務放棄。」


ツッコミ「...」


ボケ「食ってけないのに、お前、まだ自分が死なないとでも思ってるの?」


ツッコミ「ど正論言われたら、つっこめないよ」


ボケ「はい!!仕事できません!!宣言!!はい、論破ー!!おれの勝ちー!!」


ツッコミ「陰湿な勝利だな。コンビで勝ち負けつけても虚しくない?」


ボケ「勝ちは勝ちだから。だいたいジャンプでもラストバトルは1対1だから」


ツッコミ「確かに!」


ボケ「どんな手段を使っても勝てば良かろうなのだ!!」


ツッコミ「悪役の台詞だよ。ってか、気づいちゃったんだけどさ?」


ボケ「なに?まだ反論する力があるのか、面白い。蝉の最期の一言だと思って聞いてやろう。述べよ」


ツッコミ「いよいよ、ラスボスの口調になってるじゃんかよ。ジャンプ大好きって言ったよね?」


ボケ「うむ」


ツッコミ「うむ!?一言で分かる悪役感。ジャンプの何が好きなの?」


ボケ「そんな抽象的な質問しないでよ。もちろん王道バトル漫画、ドラゴンボールやダイの大冒険とか、ワンピースも好きだし、マサルさんとかボーボボみたいなギャグ漫画も好きだし」


ツッコミ「めちゃくちゃ饒舌」


ボケ「ちょいひねくれたレベルEとかめだかボックスも好きで、あ、キン肉マンはどこに属すのか?みたいな議論も好きだよ、もちろん!!ほいでさ」


ツッコミ「ほいでさ!?」


ボケ「キャプ翼とか、スラダンみたいなスポーツ漫画も好き!ジャンプではスポーツ漫画長続きしないとか言われがちだけど、そう言われてからのテニプリ、黒子とかは凄いと思う!!もちろん長期連載だけじゃなくて、読切や打ち切りになっちゃうような尖った作品も好きで。何年前、何十年前のジャンプを手に取って開いたら当時の記憶が蘇ってくるんだよねぇ〜」


ツッコミ「愛が強すぎて気持ち悪い!!」


ボケ「愛と言えば、少年たちの心くすぐる気まぐれオレンジロード、たるるーと君、アイズ、苺100に、とらぶりゅー、なんかは表立って言えないけど大好きだったなぁー」


ツッコミ「お色気系に高橋ジョージ混ざってなかった?」


ボケ「ロード程感動した歌はないよ。」


ツッコミ「確信犯だったんだ。混ぜないでそこは」


ボケ「確かにジャンプっぽくないよな。ファンに手出して、離婚していったリーゼント野郎」


ツッコミ「そんな言い方やめろ。話を戻して」


ボケ「今日のお客さん暖かいから、ウケると思う!がんばってこう!」


ツッコミ「待てよ!なんで出番直前まで戻しちゃうんだよ!?恥ずかしいだろ、その会話」


ボケ「すまない、まだ制御できないんだ。この力。」


ツッコミ「能力系バトル漫画みたいな事言うなよ。で、要約すると説明できないけどジャンプが大好きなんでしょ」


ボケ「なんて愚かな質問なんでしょうか。その通りですよ」


ツッコミ「いよいよ口調がフリーザになっちゃったよ」


ボケ「フリーザ?この私を呼び捨てですよ、聞きましたか、ドドリアさん」


ツッコミ「ドドリアさんに確認するのはもう確定台詞だよ。ジャンプが好きって事は友情!努力!勝利!!が好きなんだろ」


ボケ「それが全てだろ!」


ツッコミ「やっと尻尾を見せたな!」


ボケ「な、なんですか?…」


ボケ「尻尾じゃなくて頭角です」


ボケ「バサバサ」


ツッコミ「ユニコーンとペガサスごっちゃになってる!」


ボケ「なってないわ!ツノがあるのがユニコーンで、ペガサスがyouのターンです!!」


ツッコミ「そっちのペガサス!?」


ボケ「流星拳!!」


ツッコミ「ややこしくするな!!大迷惑だわ」


ボケ「それはユニコーンだろ」


ツッコミ「ややこし!さっきのペガサスは遊戯ボーイの方のペガサスだわ!友情努力勝利お前は全部否定したからな!」


ボケ「な、なんだと!?」


ツッコミ「仲間との友情を薄っぺらいと言い、報われない努力は無駄と否定し、勝てばなんでも良いとHEROらしさを捨てた!!お前にジャンプ好きを名乗る資格は無い!!」


ボケ「なんだと?なんだこの感覚はっ...!?新手のスタンド攻撃か!?」


ツッコミ「ジョジョ!だから捨てろ!その自称ジャンプ好きを!」


ボケ「おれの唯一のアイデンティティが...」


ツッコミ「見たか!これが、つっこみの力だ」


ボケ「さっきは馬鹿にして悪かった。認めるよ、つっこみって仕事の素晴らしさを」


ツッコミ「やっと認めてくれた。」


ボケ「こんだけこてんぱんにやられちまったら、おらの負けだ。」


ツッコミ「ちょっと名残ってるよね?まぁとりあえず転職なんて考えず二人で漫才続けていきましょう」


ボケ「なぁ最後に聞いてもいいか?」


ツッコミ「なに?」


ボケ「おれもなれるかな?あんたみたいな、つっこみに」


ツッコミ「お前はボケ続けろ!!いい加減にしろ!」


二人「ありがとうございました」


挨拶終わり


仮台本

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