次の目標
すいません!m(_ _)m
寝ちゃてました。
10日くらい投稿していなかったので明日も投稿したいと思います。
あれ?今日か……
俺は、竜司と一緒にボブゴブリンを倒してから、8階に上がってきた。
そこには、元気の無い人達が下を向きながら床に座っていた。
「竜司、とりあえず何があったか教えてくれ」
「ああ、分かった」
そして、竜司が今までのことを話してくれた。
「そんなことがあったのか……」
竜司の話はこうだ。
1限目に授業があった竜司は、朝から大学に行って授業を受けていたらしい。
すると、急に大きな地震が起こり、揺れが収まった後、何処からか悲鳴が聞こえてきて外を見ると、モンスター達が人を襲っていた。
そして、みんな散り散りに逃げて行き、自分は8階まで逃げて来たらしい。
「というか、隼人こそ何してたんだい?」
「ああ俺は……」
そして俺は今までのことを竜司に話した。
「そうか……隼人も大変だったんだね」
「ああ、まったくだ……」
そう俺はつぶやいた。
「隼人はこれからどうするんだい?」
「俺は……できれば竜司みたいに生き残っているかもしれない人達を助けたいと思う……」
俺は少し考えてから答える。
すると、やっぱりと言う様な顔で竜司が
「隼人ならそう言うと思ったよ」
そう言った。
そして俺が申し訳なさそうに
「すまんが竜司、これからの戦い、さっきみたいなヤツが出て来るなら俺1人じゃ厳しい、だからお前も付いて来てくれるか?」
すると、すぐに返事が返ってくる。
「ああ、いいよ!元々そうする予定だったし」
「ありがとう竜司!さすが俺の親友だ」
「それで隼人、次は何処を探すんだい」
う〜ん、何処を探そうか……
第1講義棟の隣には、第2講義棟と食堂がある。
第2講義棟は第1講義棟と同じ作りで、食堂は少し開けていて見晴らしがいい。
俺は、少し考える。
……良し、決めた!
竜司の話を聞く限りでは、見晴らしのいい食堂は危険だと思った俺は、第2講義棟を探すことにした。
「竜司、次は第2講義棟を探すことにするが、そ
れでいいか?」
俺は、竜司に確認をする。
「ああ、僕も第2講義棟がいいと思うから、それでいいと思うよ」
竜司もそれでいいと返事をする。
と、そこで俺は、聞き忘れていたことを思い出した。
「そう言えば竜司……お前って、ステータスどれくらいなんだ?」
そう俺が聞く。
「ステータス……それって何なんだい?」
どうやら竜司は、気付いてない様だ。
「ほら、ステータスを解放しました、みたいな声が頭の中に流れただろ」
「ああ……確かにそんなことがあった様な気がする、空耳だと思っていたよ」
どうやら竜司は、空耳だと思っていたらしい。
まあ、無理もないけど。
「とりあえず、ステータスオープンって言ってみろ、そうすれば分かる」
「ステータスオープンて言えばいいんだね、分かった」
そして、竜司が唱える。
「ステータスオープン」
竜司の前にパネルが現れる。
竜司は少し見た後、俺にパネルを見せて来た。
「ほら、僕のステータスはこんな感じだよ」
俺は、そのパネルを見る。
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桐原 竜司
18歳
状態:普通
階位:1
Lv:4/10
HP:37/37
MP:21/21
力:20
魔:20
体:15
技:24
速:25
運:19
魔法
なし
スキル
なし
Uスキル
神童
経験値:8/16
PP:4.5
SP:
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どうやら竜司のステータスは、何でもこなせる万能型らしい。
というか、Uスキルに明らかに強そうなのがあるんだか……そのUスキルが気になった俺は竜司にそのスキルの効果を見せてもらう。
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ユニークスキル
『神童』
魔法を覚えられるようになる。
獲得PPとSPが1.5倍になる。
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つ、強い……さすがハイスペック野郎だぜ
すると竜司が聞いてくる。
「僕って強いの?」
「ああ、強いよこんちきしょー!」
そう俺は返した。
そして、その後にとりあえずPPをHPに振り分けさせて、第2講義棟を探索するためのに竜司以外の人達と色々話し合った。
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HP:37→57
PP:0.5
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そして、話し合いが終わり、大事を取って俺達以外はここに残ることになった。
まあ、ここのモンスターは、俺があらかた片付けたから大丈夫だろう。
「よし! 行くか竜司」
「ああ! 行こうか隼人」
そうして俺達は、第2講義棟に向かうべく足を進める……