カフェとパン屋
先週は更新出来ず申し訳ないです。m(_ _)m
色々と忙しく小説を書く時間がありませんでした。今週はしっかりと更新するので安心してください!
少し歩くとカフェに着いた。
カフェは食堂の半分より少し大きい位の大きさで、中は落ち着いた感じでオシャレである。
とりあえず食堂と同じように中を覗く。
「ギイ」
どうやら中にはゴブリンが1匹いるようだ。
「さて、どうするんだい隼人?」
「そうだな……俺があのゴブリンを倒すから、2人はもし見えない所からモンスターが飛び出して来たらそのモンスターを倒してくれ」
「うむ、了解した」
「うん、いいよ」
カフェに突入するためにドアの前まで来る。
「2人共準備はいいか?」
「いつでもいいよ」
「私もいいぞ」
全員が戦闘体勢になる。
「行くぞ!」
ドアを開け、全員でカフェの中に入る。
まずは目の前にいるゴブリンを倒すために俺は一瞬でゴブリンの前まで詰め、右足でゴブリンの頭部を全力で蹴る。
「おら!」
するとゴブリンの頭が俺の右足に当たった瞬間に潰れる。どうやらレベルアップして力が上がった俺の全力の蹴りにゴブリンの頭部が耐えられなかったようだ。
「う、これはグロイな次からはもっと力を抜いて蹴るか」
俺はゴブリンの頭を潰してしまったことを反省し、2人の方を見る。どちらも動いていない。どうやらモンスターは俺が倒したゴブリンだけだったみたいだ。
「ふぅ、どうやらあのゴブリンだけだったみたいだな」
「うん、そうみたいだね」
「うむ、そのようだな」
全員か戦闘体勢を解く。
「よし、とりあえずモンスターも片付けたことだし、カフェの中を探してみるか」
「うむ、生き残っている人がいると良いのだかな」
「うん、そうだね」
そして俺達はカフェの中を探した。
だが、そこには生き残った人はいなかった。
「とりあえず次に行くか」
俺達はカフェを後にしパン屋に向かう。
パン屋は食堂やカフェと比べるとすごく小さく調理場は上半分が見える造りになっているので、外から中を覗けば人がいるかいないか一目瞭然だ。
「う〜ん」
俺は中を覗く。どうやらモンスターも人もいないみたいだ。
「どうやら生存者はいないみたいだね」
「うむ、そうらしいな」
「いないなら仕方ない、一旦特別講義棟に帰るか」
俺達は特別講義棟に向かって歩いて行く。すると竜司が話し出した。
「しかし売店エリアには誰もいなかったね……」
「うむ、1人位はいると思ったのだがな……」
どうやら2人共生存者を見つけられなくて落ち込んでいるようだ。
「まあ、仕方ないさ」
俺は2人に声をかける。しかし食堂・カフェ・パン屋に生存者がいないとなるとこれは……
ふと、体育館の光景を思い出す。
いや、まだ諦めるのは早い。まだグランドにある部室棟や倉庫もある。
そう思い俺達は来た道を戻るのだった。




