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皆様と紡ぐななちゃんのお誕生日(1)

7月15日、ななちゃんのお誕生日に活動報告で皆様とななちゃんの3歳のお祝いをしました。その模様をまとめました。

【菜須よつ葉】


7月15日 月曜日(海の日で祝日)


今日は海の日で祝日です


「よつ葉は、祝日関係なくお仕事だよ」


テレビに独り言を溢しながら、出掛ける準備をしていると……。


ドアの下の方をか弱く叩く音がする──


「ん? こんな朝に誰だろう?」


(まだお化粧してない……)


「よちゅばしゃん。ななでちゅ」


「へっ? 何でっ? 何でななちゃん? いっ、今開けるねぇぇ」


ドアを開けるとそこには、確かにななちゃんがいました。


「おはよう。ななちゃん? 朝からどうしたの?」


「おはよでちゅ。きょうね? なな、おたんじょんびでちゅ」


「……そっかぁ。お誕生日なんだぁ…………って、じゃあ、パーティしなきゃね?」


「パーチー? なな、パーチーでちゅ!」


「あっ、でもよつ葉これからお仕事だったぁぁ!」


(どうしよう! 準備もしなきゃだし、お仕事行かなきゃだし…………あぁ! 皆様、ななちゃんのパーティーの準備、手伝ってくださぁぁい!)



【ひな月雨音さま】

おはよぉ(*^^*)

やっぱりななちゃんだぁ♪


小さい子がよつ葉ちゃんのお部屋に入っていくのが見えたから、もしかしたらって思ったんだよねぇ(*^^*)


小声……

よつ葉ちゃん、あとは任せて、お仕事行っておいで。


ななちゃん?

パーティーの飾りつけ、いっしょにしよっか?


その前に……。


ななちゃん、お誕生日おめでとう♪



【家紋 武範さま】

「パーティをするんだって? 出荷出来ないものばかりだが味は変わらないよ。持ってきた」


それは、農家の家紋のおじさんだった。

ザルの中には、トウモロコシやトマト、茄子や枝豆などの野菜の他に、桃やサクランボ、小ぶりのイチゴなども入っていた。


「ちょっと季節外れでしょぼくれちまったのもあるけど、ななちゃん、誕生日おめでとう!」


太陽をたくさん浴びた夏の香りがする作物を見て、ななちゃんは小さな手を打った。



【菜須よつ葉】

「家紋のおじちゃん、ありがとでちゅ」


「いちごしゃん!」


ななちゃんのお口の中に、甘いいちごさんが運ばれました。


「おいちぃ」

満面の笑みのななちゃんです。


【ひな月雨音さま】

「おへやのかじゃりちゅけ、なながペッタンしゅるでちゅ」


そういうと、ななちゃんは折り紙やハサミ、テープなど、必要なものを用意し始めた──


(よつ葉ちゃんのお部屋だけど……今日はいいよね)



【菜須よつ葉】

どうぞ〜、自由に使ってください。


片付けておいて良かった……(笑)

♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪



【ひな月雨音さま】

よつ葉ちゃん?


風船なんてないよね?



【菜須よつ葉】

残念ながら風船は無いよ。

ごめんなさい。



【ひな月雨音さま】

「ななのリックに、あるかもちれないでちゅ」


後ろから見ると、まるでリュックが歩いているかのように大きなリュックの中を、ななちゃんはゴソゴソとし始めました──


「ないでちたぁ。だれか、ふんしぇんもってちてぇ」



【菜須よつ葉】

おや? なにやらお困りの様子ね。

こうなったら私の出番ね!!


看護の精霊み~なです。


『ななちゃん、風船あげるわよ〜』

そう言って、色とりどりの風船やハートになる風船やらをななちゃんに手渡して、看護の世界に帰って行く看護の精霊み~なでした。



【ひな月雨音さま】

「み~なしゃん、いてらちゃ~い♪」


たくさんの風船を手に、ななちゃんはご機嫌な様子……なのですが──


「ふんしぇん、おっちくしゅるでちゅ!」


(人手が足りない……)




【中村尚裕さま】

 おはようございます。中村尚裕で……え、風船を膨らます人手が足りない?

 ではお手伝いを。

 自転車用の空気入れをお借りしますね。

 これで効率化!


 ななちゃん、お誕生日おめでとうございます(^^)。



【綾小路隼人さま】

ひばり「ぼくもてつだってああげるにゃあ☆ ななちゃん、たんじょうびおめでとにゃ(ペロペロペロ)

    いちごあめ、もってきたにゃあ」




【ひな月雨音さま】

なな「いらしゃいましぇ」


来客には、ななちゃん自ら対応するみたいですよ♪


なな「尚しゃん。ふんしぇん、こうしゅるでちゅよ?」


フゥ~っと、息を入れては、息継ぎのときに風船をしぼませてしまうななちゃん──




【ひな月雨音さま】

なな「いらしゃいましぇ」


誰かが来る度に、全力でドアまで走るななちゃん♪


なな「ひばりしゃん。あはは。くしゅぐたいでちゅ~」


いちごあめを受けとると、お返しに風船を渡すななちゃん──


なな「ふんしぇん、いぱぁいしゅるでちゅ」



【SHINさま】

ミリアム:ノワールオオウナギを釣ってきました!

ライティア:ユニティアオオウナギもです!

SHIN猫:闇鍋だっ!



【ひな月雨音さま】

なな「いらしゃいましぇ」


オオウナギを見つめるななちゃん──


なな「へびしゃん?」



(あのぉ、誰かウナギ捌ける方いますか?)



【ちはや れいめい様】

ななちゃんおめでとう、おめでとう

゛(pq´∀`)┌iiiiii┐(´∀`pq)゜゜



【シンGさま】

「どぉも~、通りすがりの釣り人です! なにやらウナギでお困りの様子! 蒲焼きにでもするのかな? というかデカいな、このウナギ! なになに……誕生日! ほぅ、それはおめでとう♪ それじゃお祝い代わりにウナギでも捌いちゃおうかな♪」


謎の釣り人は、まな板と千枚通しをリュックから取り出し、さっそくウナギの首の根っこを掴んで調理に移ろうとします。


「あ、ちょっと捌くシーンはお子様には刺激が強いから、別の部屋で待っててね~。あとウナギの血も危ないからね」


そう言って釣り人はウナギの下ごしらえを一人で行っていきます。


そして気付けば数十分後――綺麗に捌かれた3本の串に刺されたウナギが用意されており、ご丁寧にも甘ダレに漬け込んでいる状態で置かれてました。


釣り人の姿はもうどこにもなく、近くには一枚のカードが置かれており、


『お誕生日おめでとう!』


のシンプルな一言だけが残されてました。



【ひな月雨音さま】

なな「ちはやしゃん、いらしゃいましぇ」


駆け寄り抱きつくななちゃん──


なな「ありがとごじゃまちゅ。ななおたんじょんびだから、しゃんしゃいでちゅよ」


ジャンプで喜びを表現するななちゃん──



【ひな月雨音さま】

なな「いらしゃいましぇ」


ななちゃんは、キッチンから聞こえる音が気になり、何度かのぞきに行こうとしますが、その度、皆様に止められ、目を覆われて戻ってきます(笑)


なな「うなぎのおいたん、ありがとでちゅ」



【てと様】

コンコン

「だ〜れ?」

「ななちゃん!ボクだよ」

「知らないヒトが来てもドア開けちゃいけないです」

「なな…おねえちゃん?」

「おっ…おねえちゃん!ななのこと?」

「おねえちゃん!あ・そ・ぼ!」

「うん!」

ガチャ

以降、ななちゃんの姿を見たものはいない

廊下の防犯カメラにも、ななちゃんが嬉しそうに出かける姿以外は映って居なかった




【ひな月雨音さま】

皆さんっ!


大変ですっ!

ななちゃんがいません!


一旦、パーティーの準備を中断して、ななちゃんを探しましょう!


「ななちゃ~ん」



【滝藤秀一さま】

「えっ、ななちゃんがいなくなった!」


プレゼントの入った袋を思わず落としてしまった。


防犯カメラにはななちゃんの嬉しそうにお出かけする姿が――


「待って! ななちゃんの前に何か移ってる。これ尻尾?」


なな「ねこしゃん、可愛いでちゅ」


その可愛らしい笑顔で何度かそう言ってるのを聞いたことがある。

まっ、まさか……



【ひな月雨音さま】

滝藤さん。

ななちゃんからお話聞いてますよ。


なな「しゅうおにぃしゃん、くるでちゅか?」


って、ワクワクしてました。


ななちゃんは、ネコさんと一緒なんですね?



【滝藤秀一さま】

もちろん駆けつけるよ、ななちゃん。


ひな月さん、お疲れ様です。

ななちゃんは猫しゃんと一緒だと思います(笑)



【ひな月雨音さま】

そういえばこの間──


なな「ここネコしゃんいるでちゅよ。いぱぁい」


赤ちゃんネコさんがいるって教えてくれたんだっけ。


ななちゃんは近くの公園にいるので、どなたか連れて来てもらえますか?


(ななちゃん、大丈夫かなぁ)



【滝藤秀一さま】

ななちゃんを捜して近くの公園へとやってきた。


滑り台の下の方に屈むようにして、何かを覗きこんでいるななちゃん発見!


「しゅうおにぃしゃん!」

僕を見つけかけてくる。


「ななちゃん、お誕生日おめでとう。プレゼントは置いてきちゃったけど」


「プレしぇんと! 猫しゃんいっぱいいるでちゅ。赤ちゃんもいるでちゅ。ななのお誕生日をお祝いちてほちくて」


「そっか。猫しゃんかわいいね」


「はいでちゅ!」


「みんな心配してるから、もう少ししたら戻ろう」



【ひな月雨音さま】

ななちゃんは滝藤さんにお任せして……と。


お部屋の飾りつけも終わったし、あとはお料理かぁ♪


私ハンバーグ作りますっ!

皆さんも得意料理をお願いします(*^^*)



【なぁ~やん様】

ななちゃんお誕生日おめでとうございます!


では、私はサラダを作りましょう(*‘ω‘ *)

丁度新鮮なトマトと野菜をたくさん買ってきたんです

皆さんのぶんも振舞いますね!



【ひな月雨音さま】

なぁ~やんさん、ありがとうございます♪


ななちゃんは今、お外でネコさんとお祝い中らしいので、戻ってきたらビックリするようなお料理を作りましょう(*^^*)


きっとお腹空かせて帰ってきますよ♪



【滝藤秀一さま】

「猫しゃんにたくしゃんおいわいしてもらいまちた」


「よかったね、ななちゃん」


くぅと遠慮がちにななちゃんのお腹の音がなります。


「おなかすいたでちゅ」


「なんかいい匂いがするよ」


「ほんとでちゅ!」


料理の匂い釣られるように、ななちゃんの足取りがはやまりお家に着きました。




【綾小路隼人さま】

遅れましたが、ななちゃん誕生日おめでとうっ☆



ひばりくんはネコちゃん達のところへ行ったので、僕は数ヶ月にオムライスを作ってみますね。

きれいに作れるか緊張しますが(汗)




【ひな月雨音さま】

ななちゃんおかえりぃ♪(*^^*)


滝藤さん、お疲れさまでしたっ!


なな「たらいまぁ! ひぃしゃん、ネコしゃんね? おめでとちたでちゅよ。しゅうおにぃしゃんに、じゅーちゅあげるでちゅ」


冷えたジュースを手にしたななちゃんは、ニコニコしながら滝藤さんに駆け寄ります──



【ひな月雨音さま】

隼人おにぃしゃん、ありがとごじゃまちゅ!


なな、しゃんしゃいになりまちた♪


オムライシュ、ななしゅきのたべものでちゅ(*^^*)

ちゅくるのおうえんしまちゅ!


隼人おにぃしゃん、ふぁいとぉぉq(^-^q)




【ひな月雨音さま】

なぁ~やんさん(*^^*)

ななちゃんが、いきましたよぉ♪


なぁ~しゃん。なな、おやしゃいたべれまちゅ!


しゃんしゃいだもん(*^^*)


おめでとちてくれて、ありがとでちゅ♪



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