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ナチュラルフライデイ

作者: 影千代

 静かにコトは始まったのだった。

二人で部屋で飲んでいた時のこと。

お互いボンヤリとテレビを眺めている。

いつしかホロ酔いの心地いい感じ。


さておき、先ほどから彼に落ち着きがない。

もしかしてまたしたいの?! そう問うと、彼は恥ずかしそうにうなづく。

わたしはわざと少し渋った表情を作ってから、いいよ。と答える。


彼の顔が紅潮する。わたしだってそうだ。興奮しないわけがない。

慣れるということはない。 日々経験して進化していくのだから。


最初はゆっくりだった彼のテンポにわたしは合わせる。

5歳年下の世間知らずだった彼に、教えたのはわたしだ。


二人は始める。彼が責める。

指フェチということはないが彼の指は美しい。

時にうっとり眺めてしまう。でもそうも言っていられない。

これを勝負に例えるならいつもわたしは勝ってきた。彼は早いのだ。

本能のままといっていい。


声は出さない。わたしとは逆に彼は色々と聞いてくる。いいか?どうだ?と。

わたしはじっと耐えている。タメ息なんか洩らそうものなら、彼の勝ちだ。

年上のプライドもあるし、教えたのもわたしなのだから。

ポーカーフェイスを装う。


その日の彼は絶好調? いつしか形勢逆転。

わたしは初めて声をあげる。彼は続ける。


ついには、あぁ・・待って!!もうダメッ!!と哀願する。

その時の彼の表情、まさに愉悦といった体。

わたしは逆に目を伏せる。羞恥心で感覚がない。


くやしいけれど初めて味わうこの感覚。



教えて5日目にはもう彼に征服されていた・・。

将棋ではね!!


セックスだったらまだまだわたしの勝ちなんだからねーーー!!

愛してる!!!!! 

彼に抱きついて今度はわたしから、しようよ?と言った。

彼はニヤっとしたあとわざと渋い顔を作ってから いいよ と言った。




フィクションです・・・orz


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