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 久しぶりに髪を手入れしたら憑物が取れたように気分が良くなった。


美容院帰りにATMに寄ったら、裕一郎と別れたおかげで出費が減ったせいか、少しずつお金も溜まりだしている。


もともと私は質素な方だったから当然だ。


この勢いに乗って貯金1000万目指そうかな!


「絵美香?」


浮かれて歩いていると後ろから声をかけられた。


よく知っている声だ。


あのクソ野郎、裕一郎だ! 


私は無言で振り向いた。


「やっぱり絵美香だ。久しぶり! …もしかして痩せた? なんか綺麗になったね。」


裕一郎と出くわしたのが今日でよかった。


もし昨日だったとしたら、コイツ俺と別れて枯れたな…とでも思われただろう…。


別れた相手に見下されるほど屈辱的な事は無い!



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