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ふと横で寝て居る真宙を見ると、眼鏡の下の瞳に映り込んだイルミがキラキラしていた。
「ナビはあんたに会いに行くことが私の希望ルートだって言ってるんだよね…。」
「へえ…。」
またしばらく沈黙が続いた。
「じゃさ、その希望ってのがあるかどうか試してみる?」
真宙は上を向いたまま言った。
「どうやって?」
突然、真宙は私の上に覆いかぶさりキスをしてきた。
「ちょ、ちょっと!」
そういう私を無視するかの如く、真宙は私の両手を押えてキスし続けた。
頭がボーっとする…。
何も考えられない…。
自分と真宙の境界が無くなっていく…。




