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6話目:カラドボルグ

「こ、この剣は…」

そう言われた瞬間俺はドキッとした。

「この剣は勇者様が持っていた剣じゃないか。」


その名は"カラドボルグ"勇者が持つ剣だ。雷を操る。


「タコマさん、勇者が持っている様な剣 "カラドボルグ"を俺なんかが持っているんですか?」

そう質問してみると、困った顔でこちらを見てきた。

「それは俺にもわからん。だが前回勇者様だった人間の仲間なら俺は知っている。そいつに聞いてみると良いかもしれないな!」

そう言うと自信ありげにある人物を俺に紹介してくれた。

「名はシンド=ランス、槍使いだ!こいつはな勇者様に同行していた唯一の仲間だ。」


タコマが詳しく説明してくれたことをここでは語っておこう。


前回の勇者はすごく仲間を持つことを嫌っていた。そんな人物が唯一仲間と認めた人がシンド=ランスということだ。

「ぜひ会ってみたいです。シンドさんはいったいどこにいるんでしょうか?」と興味深々でマサトが聞くと、

「シンド=ランスはかなり山奥に隠居しているらしい。場所はソルドラ山。ここから北へ100キロの位置にある山だ。」

100キロ⁉︎遠すぎ。たどり着けるのか?

「ルルどうする?行きたいんだけどついて来る?」

ルルは自信たっぷりな顔で見てきてこう答えた。

「ついて行くって言ったし、それに100キロぐらいなら近い方だよ!」

マサトはそうなんだ、近い方なんだね。となんとなくだけど納得してしまう。

「じゃあ、明日の朝この街から出発しよう。今日は夜までに必要な道具揃えていこう。」


2人は武器屋を去り明日の出発に向けて準備を始めることにした。

必要な物ってなんなんだろ…

異世界での旅に必要な物なんでわかんない。

ルルは突然思い出したかの様にこう言い始めた。

「北の方は魔物がいるよ!要注意だね。薬草は確実に必要!あとは途中の街で買ってもいいかもしれない。」

マサトはびっくりした。そんなことは聞いていなかったからだ。

「えっ、魔物いるのか…。それって強いの?」

ルルは悩んだ。実際にはルル自身は魔物に遭遇したことがないからだ。

「北の方角に行ったことないから、わかんないな。でも仲間のエルフの話しによると強いらしいよ。普通の人間では簡単には倒せない、そんなことを仲間は言っていたわね。」


戦闘か。この剣本当に使えるのかな。そのときになったらわかるからいっか。

道具を揃えて2人は宿に泊まった。

「それじゃあ、ルル明日からもよろしく頼んだ!」その言葉にルルは嬉しそうに「うん!頑張るからね!」と応えてくれた。

ついにストーリーに進展がこの話ではありましたね。なんとマサトは前回勇者が持っていた剣を持っていたんですね。

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