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決死の行為

 ドラゴンの猛威は続く。

 威力を見せつける様に口からごうごう無慈悲に黒炎を吐き続ける。

 辺り一帯焦土と化す。


 俺達は地震で瓦解した地面の割れ目に散って身を潜めていたが直撃を食らっていないものの黒炎にはまだ別の効果があった。

「臭い、何これ」


「凄まじい黒い有毒ガスみたいだ」

「ずっとは隠れてられないかも」


「しかしあいつ何で絶え間なく火が吐けるんだ」

 ワーグは言った。


「こいつは生物兵器だから息を溜めたりする肺活量の心配もないのよ。同時に火炎のエネルギー切れもない」

 さらにゴーレムの地震が起こされさらに地面が瓦解した。


 しかしドラゴンは指示した。

「ゴーレム、地震はそれくらいにしろ。地面が割れすぎて奴らを見つけにくくなる」

「炎でこの辺一帯を燃やせばいいんじゃないか?」


「私は炎はとどめに使わん。一人一人牙や爪でとどめを刺す。燃やしたと思って確認しなければ生きていた奴に不意打ちを食らうからだ」


「よし、地上に降りて一人ずつとどめを刺しに行こう」

 とドラゴンが言った時俺はすかさず地震を発生させさらに瓦解をひどくさせた。


 アローザーは聞いた。

「スカーズ、何か作戦があるのか」

 

 ドラゴンは迷っている。

「ええい! 地震を起こして割れ目に隠れたか! 探しにくい!」


 ゴーレムは言った。

「だがお前の火炎は有毒だ。蔓延していつまでも隠れてはいられないだろう」


 ドラゴンは慎重に地面付近二メートル辺りまで降りてきた。

「どこだ?」


 その時俺は突如のタイミングで割れ目からドラゴンの首と胸の間辺りに飛びつき絡みついた。

「何⁉」


「ここなら火炎も牙も爪も尻尾も当たらない!」

「貴様はどうするつもりだ。攻撃も出来ないと思うが、振り落としてやる」


 ドラゴンは上空へ舞い上がった。

 凄まじいスピードで俺を振り落としにかかる。

 さらに体温を上げてきた。


「うう!」

「熱いだろうくっくっく。さらに手を離せば離したで墜落するぞ」


 俺は思った。

 頼む。動いているドラゴンの上に雷が落ちてくれ。

 

 そんな事は無理か。

 なら発生を一旦溜め溜まった時に落ちる様に、それもダメか。

 熱い! 振り落とされる。  

    

 その時ロミイが割れ目から出てきた。

「私は機械だから毒ガスは大して効かないわ!」


「お前を先に焼き殺してやる」

 ドラゴンは俺をぶら下げたまま火炎をロミイ目掛け放つ。

「ロミイ、逃げろっ!」


 ロミイは特大火炎弾で迎え撃った。

 中心点で火球と炎がぶつかる。


「ぐっぐぐ!」

 アローザー達が叫ぶ。

「駄目だ、ロミイの攻撃の方が弱い!」


 その時空中で火を吐くために停止していたドラゴンの体に雷が直撃した。

 

 さっきとは比べ物にならない程大きく。

 しかし俺も全身に受けた。


 アローザーは叫んだ。

「スカーズもまともに食ったぞ!」


 ドラゴンは言った。

「馬鹿め! 私にしがみついていたから食ったのだ!」

「違う! わざと食ったんだ」


 俺の体は焼けながら大量の雷を吸収した。

 それと高速で飛ばされ風のエネルギーも大量に集めた。


 俺はドラゴンの口の中に手を入れた。

「食らえ! グレントータスとの戦いで使った稲妻エアショットの超強化版だ!」

「!」


 ドラゴンの口の中から強化型稲妻エアショットが体内に入る。 

 完全に機能は崩壊した。 

   

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