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大事な事は

「地震⁉」

「偶然じゃなくまさか奴が起こしたのか!」


「うおおお!」

 俺は地面に手を付け祈りと叫びを続けた。

「父さん、力を貸してくれ」


 敵の陣形がどんどん崩れる。

 地割れが起きる。

「皆、足元をすくわれないよう伏せるんだ。あいつらは突撃体勢だからすぐにしゃがめない」


「ああ!」

「アローザー! 弓で転んでる奴を狙ってくれ!」

 アローザーは矢を連発し仕留めて行った。


「よし! 俺の技とロミイの爆発で一気に大ダメージを与えるんだ」

 しかしウォレンは言った。

「いや、大技を使わず着実に倒した方がいい」


 俺は言った。

「頼む、俺の意見を通させてくれ。一応リーダーなんだ」


 ロミイが言った。

「今のスカーズさんリーダーらしい」


 ロミイは応え爆破を連発した。

 これで八人はやっつけた。


 俺は敵の足を鈍らせるためエアカッターを連射した。

「ぐぁあ!」

 敵兵は切られ苦しむ。


 ウォレンは言った。

「どうしたんだ? 飛ばし過ぎじゃないか」


「……俺恨みを晴らしたいんだ」

「!」


「あいつらは仇。ロミイも慕っていた母さんを殺されたから」

 ロミイも激しく爆破を連発した。


 地震の激しさとエアカッターと爆発で相手は大分怯んだ。

「良し! 相手は減った! 皆で一気に突っ込もう!」


 父さん、母さん、俺は心を鬼にして一人でも多くの兵を殺すよ。

 残り兵は十五パーセント程になった。


「良し皆! 隙を見て入口に入るんだ!」

 ところが伏兵たちは五十人程現れた。

「なっ!」

「貴様らが入り口に入る時を狙っていたのよ!」


「俺が囮になる!」

 アローザーは立ちはだかった。

「スカーズ先に行け!」

「そんな事できない」


 地震はさらに激しくなった。

 現世の単位で言えば震度七位は行ってる。

 父さんが助けてくれてるのか?


 母さんの声が聞こえた。

「アローザーさんがいいと言ってもアローザーさんを救う方を選びなさい。確かに皆を理想郷に連れて行くのは役目ですが、仲間一人を見捨ててはいけません」    

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