ギガ・ロプスとダブル竜巻
2024年7月19日改稿しました。
ゴバッシーは叫んだ。
「最後の手段だ! ギガ・ロプス来い」
「ギガ・ロプス?」
すると奥から四メートルはある一角で一つ目、体色水色の巨人が現れた。
「でかい!」
「俺達の最終兵器だ。行け!」
グアアアと叫ぶギガ・ロプス。
「あいつ、すごいパワーだぞ! でも動きは鈍い。接近される前に叩くんだ」
俺は強化型エアショット、エアカッターを矢継ぎ早に撃った。
ティルは光魔法を撃った。
しかし傷が少し付いたもののギガ・ロプスは堪えていない。
「効いていない⁉」
ティルは言った。
「効いているわ。でもあいつの体力が高すぎるのよ」
ゴバッシーは言った。
「そうだ。そいつは動きが鈍いのが弱点だが体力はとてつもないぞ。倒す事が出来ずに体力を消耗し皆死ぬのだ」
「諦めるな!」
俺はエアショットを放った。
しかしギガ・ロプスは倒れない。
ティルは言った。
「やめてスカーズ! 貴方は体力の限界よ!」
「しかしこうするしか」
「どうせ貴様らが力を出し切ってもギガ・ロプスは倒せん。力尽きて死ぬんだよ」
ティルも言った。
「弱音吐きたくないけど、私も結構疲れてる」
「足を攻撃して動きを封じるんだ」
俺はギガ・ロプスの足にエアショットを何発も撃ち込んだ。
だが倒れない。膝すらつかない。
「くそが!」
「どうした? もう手はないのか?」
奴の弱点はあの角だ。あそこに雷を落とせば多分勝てるが今の俺は出せない。
「はーっはっは! 早く倒さんと恐らく奴の攻撃は一撃で貴様ら全員を殺すぞ」
ギガ・ロプスは足を上げ叩きつける様に落とした。
ずんと言う音とともに地鳴りが起きた。
「ぐあ!」
これで皆倒れた。
「足踏みだけでこれかよ」
テイルは言った。
「私がスピードで目を狙うわ」
「駄目だ危険すぎる」
と言っている最中またギガ・ロプスは足を上げた。
「また来るぞ!」
ところがそこで意外な出来事が起こった。
「えーい!」
何とパニイはスライディングを空いている足に決めたのだ。
「パニイ!」
「そうか! 地鳴りを起こすときは足一本になる! あいつをダウンさせたぞ」
「ダウンさせたからなんだ? 致命打を与えねば勝てんぞ」
パニイは俺に言った。
「お兄ちゃん!」
「よし!」
「どうするの?」
俺とパニイは再度円を描くダッシュをした。
「くらえ! 二人の空の神の韋駄天竜巻!」
物凄い竜巻でギガ・ロプスは空中に持ち上げられ竜巻に巻き込まれた。
そして角から落ちた。
角が刺さっている。
「角を折れば!」
エアショットで折れかかった角を折った。
「やった!」
そして別れの時が来た。
パニイは言った。
「お兄ちゃんの旅に加わってもいい?」
ウェンディさんは言った。
「駄目よ。皆さんに迷惑をかけてしまうわ」
「それにパニイがいなくなったらウェンディさんとお母さんを守る人がいなくなる」
「うんわかった。じゃあね」
「いい子でね」
「皆を幸せにするよう頑張る」




