光を投げる
2024年8月7日改稿しました。
俺の体に激しい変化が起きている様な感じがした。
頭が熱い、熱い。
でも嫌な感じじゃなくまるで太陽の様な照らし包む感じだ。
ロミイと母さんの言った事は何なんだ。
俺が太陽神て。
本当に、俺の中の眠ってた力が目を覚ます、いや産声を上げるに等しい感覚。
確かにこんな感覚は今までない。
「う、うおお」
俺は気を失いかけたがはっと気付いた。
体が半分輝いてる。
そしてみなぎる力。
空でも大地でもない太陽の紋章が額に現れた。
「ああ」
俺は手を眺めたり自分の体を確かめたりする。
ロミイは言った。
「目覚めたのですね」
「どう言う事なんだ?」
「スルーナ様は純粋空の神でなく、太陽神を祖先に持っているんです」
「え?」
「スルーナ様が駆け落ちしたのは、ただドッゴ様を好きだからでなく自分の過去を知って負い目を感じたからでもあるのです。でも受け継がれたスカーズさんにも流れるその血が今目覚めた」
(三話回想)
「さらに貴方には太陽の力もある」
「太陽の力?」
「あーっストップ!」
ロミイはいきなり凄い勢いで割って入った。
「その事は言わないで口止めされてるの」
そうか、あの意味不明な言葉はこの事だったのか。
ゼッツリオンが言う。
「どう変わったんだ。見せて見ろ」
と言われたが、何をしていいのか分からない。
ロミイが言った。
「何でもいいから空気を掴むように光を掴むんです!」
「光を掴む?」
俺は言われたように空気を掴むように手を伸ばす。
すると確かに物質の様な感触がある。
そして掴んだ空気に光が溢れる。
「それで攻撃するんです!」
「光を投げる⁉」
勿論そんな話初めて聞いた。
ロミイは言う。
「それしかあの二人に勝つ方法はありません! その攻撃は絶対見切れません。でもすごく体力を消耗します」
「絶対に見切れない」
俺は固形物の様に光を掴みボールの様に握った。
「投げて!」
「うおお!」
それは目にもとまらぬスピードでミッキードに当たった。
「なっ!」
と言うより俺自身も軌道が見えない。
ミッキードは混乱した。
「見えない…… 見切れない! 何の物質だ一体?」
「光は見切れないわ! 太陽神属性よ」
俺は無我夢中で光を二、三発投げつけた。
ミッキードは熱と打撃に襲われたような痛み方をした。
「ば、馬鹿な? 何だこれは魔法か? こんな技見た事もないぞ」
俺は無我夢中で投げた。
ミッキードは一つもかわし切れない。
「落ち着けミッキード」
「何だこれは! ただ光っただけの何でもない物が襲ってくる!」
「何だと?」
「馬鹿な! 僕はエアカッターだって見切ったんだ! この位、ぐあ!」
ミッキードの体に次々光が襲い掛かる。
顔に、体に、足に。
当たると打撃の様などがどが音が鳴る。
十五発は当たった。
ミッキードはその場に倒れた。
色々自作の分析をしていて、特に問題だと思ったのは「悪役の設定」にあると感じました。主人公は神であるためその能力に対抗出来る悪役が必要となるわけですが「主人公の出現に驚いた軍が急遽訓練などをして精鋭を集めた」等の急場しのぎでは急に敵が強くなるわけではありません。
主人公が弱い内は普通の騎士とかで良かったですが超能力を操れるようになると敵が辛くなります。それにいくら軍が強いと言ってもこの作品はゼッツリオンゃミッキードなど人間離れした敵が出てきますが高速の弾丸を全て撃ち落とすなど剣の達人でも無理ですしそもそもの能力設定が無茶だったと思います。
であるなら、さらに強い敵を出すなら「普通の人間ではない特別な出自の戦士」が必要となります。
でアイデアとしては
「スカーズ達より前に迫害に抵抗した神族がいた。彼らをよく思わないかつ脅威に感じた軍は神族の戦士の男を攫い人間の女にはらませた。これが一〇年後普通の能力を超えた「神と人間の混血戦士」としてスカーズ達の前に立ちはだかる。みたいなのが良かったかなと思います。
・「強さの裏づけ」
・出自
等の設定が必要になります。




