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5:女装皇子の実の顔

三話連続投稿三話目。



 そうしてやって来た翡翠殿下は、まごうことなき美少女だった。

 艶やかな黒い髪を後ろで一つにまとめて残りを垂らし、笄を差している。長い睫毛が彩る金の瞳は不安とそれを振り払うように強気に濡れていた。白い額には公主であることを示す赤い花模様が描かれ、きゅっと引き絞られた赤い唇が憐れを誘った。


「ジェダイト・リリーといいます。どうぞよしなに」


 これほどの美少女、さぞや声もと期待したが声はしっかり男の子だった。変声期がはじまったのか少し掠れぎみだ。女の子といえなくもない微妙さ加減。

 リンダががっかりしたのが伝わったのか翡翠が睨んできた。大和撫子ではなくじゃじゃ馬系。本物の女だったらリンダのストライクだ。残念。


「ようこそハーツビートへ。頼って頂けましたこと、真に光栄に存じます。私が当主のオービット・ソール。こちらは妻のフライヤ・ヴァーリでございます」


 翡翠は遠縁の娘ということになるので侍女もつけずに単身でやって来た。身の回りの品々は従者が運び込んでいたが、残ったのは翡翠一人である。プルートと同い年とはいえ心細いだろう。親切にしてやろうとリンダは決めた。


「そしてこちらが息子のノヴァ・フージーン。孫のプルート・ジャン=バティストと孫娘のルーナ・リンドバーグです」


 紹介された順に挨拶を交わす。翡翠は鷹揚にうなずき「よしなに」と声をかけた。緊張しているのか表情だけではなく声も固い。


「部屋の支度が済むまで居間でお茶にしましょう。こちらのお菓子を気に入ってくれれば良いのだけれど」


 フライヤがやさしく促した。

 山吹色の生地に華やかな刺繍が施された上衣と足元を引き摺る裳を見事にさばきながら翡翠はしずしずと進んだ。うっかり踏んづけてしまいそうで、リンダは少し離れて歩く。香を焚き締めてあるのか翡翠が歩くたびにふわりと甘い香りがした。


 一瞬嫁かと思ったがどうやら違うようだ。嫁は香水の類が嫌いで、柔軟剤もなるべく匂いのないものを使っていた。流行好きの嫁が臭い臭いと敬遠していたほどだ。

 リンダはがっかりした。気の強い女は好きだが嫁でなければ意味がない。今のリンダは女だけれど、嫁であれば男であろうと女であろうと愛せる自信があった。嫁こそ最高の理解者だった。


 居間にはフライヤの心づくしの茶会の準備が整っていた。

 東覇国で飲まれている緑茶の用意もされている。翡翠への気づかいだろう、あちらの菓子や軽食もあった。


「まあ……」

「お口にあえば嬉しいですわ」

「お気づかい、かたじけのうございます」


 翡翠はその可憐な顔をほころばせ、ちいさく歓声をあげてみせた。リンダにはできない少女らしさだ。翡翠が男で、これが全部演技だと思うとおかしくて仕方がない。


 フライヤが話しかけて、翡翠が笑顔で応じる。翡翠はこちら側の事情、すなわちプルートとリンダが養子であることも承知しているらしく、二人にもやさしい言葉をかけた。女が身についている。

 こんな子供が命を狙われ、身分を偽ってまで逃げなくてはならないなんて。苦労してんなぁとリンダはほろりと来た。兄と自分もそうだが、この世界は子供に厳しすぎる。


「まあ、ではプルート様はご婚約されたのですね。おめでとうございます」

「ありがとうございます。ですが、彼女は身体が弱くて……。そうだ、殿下もそのお歳で魔力が強くていらっしゃいますが、きちんと制御されていますね。なにか魔道具を?」

「制御ではありませんが、この笄が魔力を吸ってくれますの。余剰魔力ですので体調に変化はありませんし、吸い取った魔力を蓄積することでいざという時に補うこともできます」

「それはすごいですね! どんな魔法が使われているのか解析してみたいです」


 プルートは落胆を隠してはしゃいでみせた。魔力を吸い取る魔道具はすでに試し済みだ。トリトにはあまり意味がなく、一時の慰めにしかならなかった。

 彼女の魔力はリンダ並みの濃さと強さがあった。許容をはるかに超えた魔力に体がついていけず、発熱や虚弱という弊害が生まれてしまう。例えるなら猛毒を流し込まれているようなものであり、余った分を吸い取ったところで猛毒に変わりはない。トリトの体質を改善させるくらいしか今のところ打つ手はなかった。


 それから話はノヴァとプルートによる世界樹の探索に移っていった。やはり男の子なのか冒険に憧れがあるらしく、翡翠は目を輝かせていた。

 リンダは口を挟まなかった。なにを話していいのかわからなかったし、母親と引き離された子供に下手なことを言って泣かせたくなかったのだ。

 翡翠はリンダをちらちら気にしていたが、特になにも言ってこなかった。


 女装しているとはいえ、そしてものすごく似合っているとはいえ翡翠は男の子だ。女扱いは嫌がるだろう。しかし男として接すれば翡翠を狙う連中に教えるようなものだ。どういう態度でいるのが正解か見いだせないまま、お茶会は終了した。


「リンダ、ジェダイトちゃんをお部屋に案内してあげたら?」


 会話のなかった二人を気づかったのかフライヤが薦めてきた。案内といってもメイドが先導するのについていくだけだ。


「…………」

「…………」


 廊下を歩いている間も翡翠は無言だったが、翡翠に用意された部屋に着くなり態度を一変させた。


「お前、俺様が男だって知ってんだろ?」


 さっきとは表情も言葉使いも全然違う。びっくりして声もないリンダが反射的にうなずくと、翡翠はリンダを上から下まで眺め、フフンと笑った。見事な猫被りにメイドも呆気に取られている。


「よし。じゃあお前を俺様の子分にしてやる。俺様に逆らうんじゃねーぞ」


 腕を組み、顎を上げ、リンダを見下してきた。


「はぁ?」


 リンダは一瞬で理解した。

 このクソガキ、よりによってこの俺にマウント取りに来やがった、と。


「はぁ? じゃねーよ。ホントどんくさいんだなお前。東覇国次期皇帝の子分だぞ? 這い蹲ってありがたがれ」

「何様だテメェ」


 売られた喧嘩は買うのがリンダの主義だ。見下してくる翡翠クソガキに対して斜めに構え、メンチを切った。

 リンダの豹変に翡翠はぎょっとしたらしい。一歩引いてしまった。


「人ん家で世話になろうってのになんだその態度は。こっちが気ぃ使ってやりゃあ調子に乗りやがって。ナメてんじゃねぇぞ」

「なっ? お、お前、本当に女か!?」


 翡翠がもう一度リンダを上から下まで眺めまわした。とんでもない美少女がとんでもないことを言っている。リンダが嘲りの笑みを浮かべた。


「ハッ! テメェこそ本当に男かよ? 女相手にイキがって、それでも玉ついてんのか? あ?」

「ひ、姫様!!」


 メイドが慌てて声を上げてかき消そうとしたが残念、ばっちり聞こえてしまった。青くなっていた翡翠の顔が赤くなる。


「子分にしてやるだぁ? どっちが上か、わからせてやんよ」


 リンダが右手を差し出した。


「カタナ!」


 シュン、とリンダの手に箒が現れる。翡翠が目を見開いた。視界にないものを瞬間移動させるのは非常に高度な魔法だ。


「いや、箒だろ!?」


 そんなことを言っていた。刀とリンダは言ったがどう見ても箒である。「うるせえ!」と一喝したリンダが箒に跨った。


「ケツに乗れ」

「ケツ!?」


 ケツに乗る、の意味を知らない翡翠はリンダの尻を見て赤い顔をさらに赤くした。イラッとしたリンダは翡翠の腕を引っ張ると、強引に箒に跨がせた。


「行くぜ! しっかりしがみついてろよォ!!」

「え」


 ブワッと風が巻き上がった、と思った次の瞬間部屋のドアが目の前に迫っていた。


「ぇぇえええええっ!?」


 バン! と勢いよくドアが開き、箒がぐりんと回転していた。そのまま廊下を飛んでいく。


「口閉じてろ! 舌を噛むなよ!」


 リンダの指示が一瞬で通り過ぎていった。体が後方に引っ張られ、振り落とされる恐怖に咄嗟にしがみついた。

 女の子と体を密着させるドキドキ二人乗りのはずなのに色気はまったくない。ときめく暇すらなかった。翡翠の胸にあるのは死の恐怖である。


 ハーツビート家の長く広い廊下を抜けると玄関ホールに出た。その間もリンダはスピードを落とさず曲がり角をドリフトで駆け抜ける。翡翠はもう真っ白だ。

 玄関ホールの天井にはクリスタルガラスの見事なシャンデリアが吊るされていた。真昼の光を浴びて輝いているそれに感動する余裕も与えずにリンダは飛んだ。大きなドアが迫り、ドアマンが慌てて逃げていった。


「ぶっ、ぶつかっ」

「ンなわけねーだろ!」


 リンダの魔力を感じ取ったのか木っ端微塵の危機を察したのかドアがものすごい勢いで開いた。

 ぐん、と体に圧がかかり、姿勢が斜めになる。翡翠はもう目を開けていられず、リンダにしがみつくだけで精一杯だった。


「きゃあああああああ!!」

「うっせーぞ! それでも男か!!」


 絹を裂くような悲鳴に動じた様子もなく、リンダはやっと自由になったとばかりに空へと舞い上がっていった。庭の周囲に広がる森の木々をすり抜け、気ままに上昇と降下を繰り返し、そうかと思えばドリルターンを決めてみせる。相棒カタナは怯え続ける翡翠を乗せて不機嫌なのか、いささか反抗的だった。時折馬のように跳ねる。それもまたリンダには楽しかった。


 満足するまで飛んでようやく地面に降り立つと、真っ白を通り越して蒼ざめた翡翠ががっくりと膝をついた。


「う……」

「あー楽しかった! どうだ、少しはすっきりしたか?」


 右手に箒を持ったリンダは体をほぐそうと伸びをした。翡翠がなぜあんなことを言いだしたのか、多少なりとも見当が付いている。

 翡翠は寂しかったのだ。いつ母親と自分が殺されるか、誰が敵か味方かわからず、絶対的な見方が欲しかったのだろう。大人は信用できない。友達だっていつ裏切るかわからない。だからこそ、年下のリンダを『子分』にしようとしたのだ。


「オメーさ、あんな強がり言うくらいならやめちまえよ、猫かぶんのなんて。嘘ついてでかく見せたってそんなんじゃ子分なんざついてこねーぞ」

「う、るさ、げぽぉっ」

「うわっ、きたねえ!」


 せっかく良いことを言っていたのにいきなり嘔吐され、リンダは遠慮なく飛び退いた。

 リンダのせいである。ただでさえ女としてお淑やかに生きてきた翡翠には、リンダの運転はきつかった。完全な乗り物酔いだ。


「だれ、の、せいだ……。うぷっ」

「なんだよ、俺のせいだっつーの? しょうがねえヤローだな」


 リンダが箒を振って吐瀉物を消し、ついでに翡翠にも水をぶっかけた。汚れも臭いもなくなったが翡翠のプライドはボロボロである。

 リンダは見た目だけなら美少女だ。幼いながらも現実離れした美貌に華奢な手足、いつ妖精に攫われてしまうか不安になるほど澄んだ瑠璃色の瞳。翡翠はリンダに見惚れ、守ってやろうと思ったのだ。子分として側に置いて、危険なことを教えてあげるつもりだった。


「なんなんだよ……。俺様がせっかく守ってやろうとしたのに……」

「いらねえよそんなもん」


 リンダは翡翠の決意をあっさりと蹴飛ばした。あいにくとリンダは暗殺の危機から逃げてきた子供に守られるほど弱くない。ただし恐怖から強がってみせようとする子供への気遣いもなかった。見た目詐欺だ。


「おっ、俺様は東覇国の次期皇帝だぞ!? 俺様の命令を聞くべきだろう!」

「なに言ってんだ。お前、なんでうちに逃げてきたのか忘れたのか?」

「逃げたんじゃない!!」


 翡翠が叫んだ。屋敷からリンダの暴走を聞きつけた人々がやってくる。


「逃げたんじゃない、母上を守るためだ! 俺様がいると狙われるから、だからっ!!」

「それを逃げたっつんだよ。お前が母ちゃんと離されたのはなんでか、わかんねえのかよ」


 リンダはぐるりと箒を回転させ、膝をついたままの翡翠の眼前に柄を突き立てた。


「お前が弱いからだ」

「ちがっ、違う!」

「違わねえよ。弱いから逃がされたんだ。母ちゃんを守る力もなくて、母ちゃん連れて逃げる度胸もねえからお前は一人でここにいるんだろうが。次期皇帝? 俺様の命令? ハッ! だったらなんでこんなところにいるんだよ。なあ」

「リンダ、もう止めなさい!」


 ノヴァがリンダを抱きかかえた。それ以上言ってはいけない。翡翠は真っ青な顔で震えている。リンダは止めなかった。


「弱ぇんだよ! お前は! 自分一人立つこともできねぇから庇われたんだ! ガキ相手にイキがってんじゃねぇぞ! お前が強かったら! 母ちゃんだって離さなかった! 父ちゃんだって一緒に戦えって言えた!」


 リンダの怒りに反応した魔力が風を巻き起こす。上空に黒雲が湧き上がり、バチバチと雷が光った。

 リンダの叫びはそのままリンダの後悔だった。なにも知らずにのん気にしていたら母が死んでいた。リンダの罪。

 そのことを思い出したのか翡翠がはっとした。守りたくても守れなかった後悔がそこにいた。


「お、俺様は……」


 怒りに潤んだ瑠璃色の瞳が翡翠を射抜いた。真紅の髪が炎のようにゆらゆらと揺れて、拘束から逃れようと細い手足がもがいている。強くなろうとしている子供の姿そのままだった。


「……立てよ! オラァ!! 男ってのはなぁ、てめぇの大事なモンを守るためにつっぱらかるんだよ!!」


 リンダの喝に翡翠は立ち上がった。ドォン、と雷鳴が響き大気を震わせている。恐怖はすでになかった。きつく目を閉じ、両手が拳を作る。胸に込み上げてくる感情を叫んだ。


「強くなってやる!! 悪い奴らから母上を守って、父上に証明してやる! 俺様が皇帝だ! 俺様の強さを認めさせてやる!!」


 叫びと共に翡翠の体から魔力が吹き上がり、長い髪や袖がバタバタとはためいた。強すぎる魔力を吸収しきれなくなった笄が鐘の音のような音を立てて割れた。


 リンダが壮絶な笑みを浮かべた。


 十歳の子供がしていい顔ではない。真夜中の悪夢に出てくる怪人のような凶悪さだった。

 トドメのように雷鳴が轟いた。


「よく言った」

「リンダ……」


 気がつけば雷雲は消え、青空が広がっている。

 ほっとしたノヴァがリンダを下ろした。


「さっきより良い顔してんじゃん」

「うん……。すっきりしたよ。もっと早く言っていれば良かった」


 ここに来る前に、母にそう言っていたら。父に自分も戦うと言っていたら。そうしていたらなにかが違っていただろうか。


「まーな。そう思っちまうけどさ、子供を守りたいって親の気持ちも尊重してやれよ。守られてやんのも子供の特権だぜ?」


 かつて父親だったリンダには、翡翠の父の気持ちも母の気持ちもわかった。たとえ自分を犠牲にしても子供を守りたいと思うのは理屈ではないのだ。それで子供に恨まれようともかまわない。辛い人生を歩ませることになっても、それでも生きて幸せになって欲しいと思う。それが、親というものだ。


「良い親御さんじゃねえか。きちんと矢面に立ってさ、お前を守ろうとしてる。ジークズルのクソ親父とはえらい違いだ。羨ましいぜ」


 プルートがハーツビートに行こうと言ってくれたから良いものの、あのままジークズル家にいたら間違いなくぐれていた。かぶっていた猫を豪快に脱ぎ捨ててあの三人に反抗していただろう。そうなってはいくらハーツビートでも養子にするには二の足を踏む。間に合って良かった。


「そうだろう。父上も母上も、素晴らしい人たちなんだ!」

「ほー。うちのノヴァ父様も、お爺様とお婆様だって負けてないぜ? つーか兄様がいる時点で俺の勝ちだな!」

「俺様にだって斎薇がいるもん!」

「ああ、あの武官の兄ちゃんか。いいじゃん、あの兄ちゃん絶対強いだろ。そうだ! お前狙われてるんだったらどうやって返り討ちにするか考えようぜ」

「狙われないようにするんじゃないのか?」

「いつまで女装してるつもりだよ。あ、そっか学校は女として通うんだっけ。じゃあ普段は女でピンチの時に男に戻れば良いか。特撮ヒーローのオネエピンクみたいで良いかも」

「おい、俺様にもわかる話をしろ!」


 あれ、あの子たちさっきまで喧嘩してなかったっけ。ノヴァと集まってきた面々はぽかんとしながら仲良く屋敷に帰っていくリンダと翡翠を見送った。リンダが二人乗りで箒を暴走させたこととか、リンダの言葉使いとか、翡翠の本性だとか、色々言いたいことがあったはずなのになんだか今さら言える雰囲気ではない。


「子育てって難しい……」


 ため息と共に吐き出したノヴァの言葉に、全員の気持ちが集約されていた。




リンダには女の自覚がある時と無い時があります。

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[良い点]  スピード狂のヤンキーがただ爆走するために機械や法律知識や実技を身につけて最終的に社長に成り上がり、死ぬまで嫁一筋設定でどうせ魔法世界に来たなら空飛ぶぜ嫁探すぜなノリと圧倒的な空に駆け出す…
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