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妖精霊使いはのんき者 ~召喚勇者の日常~  作者: テトジジ
第一章 ~妖精霊使いが行く~
3/13

3話 やはりテンプレ人間はいるものです。

 最弱になってから、周りの目が下に見てる目に変わった。

 そりゃあんな小さい女子にも負けてんだもんな。おれでも下に見るわ。

 ただなー…勇者装備してたら多分簡単に人を殺せてしまう。

 だから今は訓練して慣れるしかない。

 それに勇者装備を見られたら厄介事を頼まれるのは明白だ。出来るなら見られずにこの城を出たい。


 なので、今はこの部屋で見られずに装備の扱いに慣れるように訓練するしかない。

 ってことで訓練してたら、昨日よりかなり扱いやすくなった。

昨日は気付かなかったが、装備が昨日より身体にフィットしてる気がする。

 勝手にサイズ調整でもあったのかな? まあよくなったならいいかと、オーラの残量が半分切るくらいまで訓練した。


 そしたらまた今日も順位付けをするらしい。

おいおい勘弁してくれと思いながら、今日はまだオーラが残ってるから動くのは問題ない。

 これなら最下位にはならないだろうなんて思って移動してたら、学年のボス的な存在のやんちゃ男とその取り巻き3人がこちらに来た。


「よう最弱! 訓練前に遊ぼうぜ!」


 そういってニヤついてるバカ。

 その取り巻きも同じようにニヤついている。


 ほんとウンザリしながらどうするかと考える。

 勇者装備で倒すのは良いんだけど、剣なんか使ったら簡単に死んじゃうだろうから、今回は剣と籠手なしでやってみるか。


 そうと決めたらさっさと倒してしまおう。

 何やらグタグタいってるが、無視して装備して一瞬で4人を倒してしまう。


 拳で腹とか手刀で首を叩いて昏倒させる。

 4人が倒れてるけど、面倒くさいからこのままで良いかと、放置して訓練場に行くことにする。


 が、またしても今の4人を倒したことにより、オーラが無くなってしまったので、またヘロヘロになり、昨日と同じ小さい女子と最弱決戦を行い、またもや同じ結末になる。


 こうしてまたもや最弱の地位を貰ってしまい、最弱認定が確定してしまった。


どうしてこうなった?

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