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天翔雲流  作者: NOISE
神魔王降臨、広がる世界……。
1712/1794

近づく終わりに向けて……。

「ジャショウ!花火!花火!」

「ああ、年が明けたなぁ」

 十二時を回り、今年が始まったか……。

 アミルが、俺の腕の中、ニコニコ笑い、花火を指さす。

 さて、ハラ婆さんに、挨拶に行くか。

 俺は、アミルを抱きながら、リアノン達に手を引かれ、ハラ婆さんの所へ向かう。

 道行く人々と、新年の挨拶を交わし、ニッサ村は、大賑わいだ。

 そして、ハラ婆さんの家へ……。

「「「お婆ちゃん!あけましておめでとう♪」」」

「はい、おめでとう。今年も、皆、元気じゃのう」

 ハラ婆さんは、ニコニコ笑い、子供達に、祝福を授ける。

 子供達は、無邪気に笑い、俺の手を引っ張り、

「ジャショウお兄ちゃん!屋台を回ろう!」

「俺は、焼きそばが食べたい!」

「はいはい……」

 やれやれ……。

 今年も、賑やかに成りそうだ。

 もう直ぐ、別れの時が来る。

 寂しいが、今を大切にし、一日一日を、謳歌しようか……。



 ふむ……。

 年が明けて、ニッサの街の建築が、軌道に乗り始めたか……。

 村人達は、ウーナを中心に、家々を、建築してゆく。

 俺も、大忙しだ。

 村人達は、汗を流し、ニコニコ笑う。

「ジャショウ坊のお陰で、どんどん、家が建ってゆくぞ!」

「本当にのう!儂等の村も、これで、立派な街に成る!」

 俺もまた、笑顔で頷き、村人達の為に、ニッサの街の周りを、開墾してゆく。

 さて、俺が、この世界に居る間に、ニッサの街の完成を、見届ける事が出来るだろうか……?


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