よくぞ帰って来た!勇者達よ!!
俺達は、ドラゴンの死体を持ち帰り、堂々と、凱旋する。
人々は、ドラゴンの死体に驚き、歓声を上げる!
俺は、声を張り上げ、
「このドラゴンは、アポロニアとアリエル!聖フィナゴールの勇者が、討伐したのだ!民達よ!刮目せよ!!君達の勇者は、勇敢に戦ったぞ!!」
俺の言葉に、民達は喜び、アポロニア達の名を叫ぶ!
俺は、笑い、
「ほら!アポロニアとアリエルよ!民達の声援に、応えてやれ!」
「「は、はい!!」」
アポロニア達が、前へと出て、群衆に、力一杯手を振る。
俺とソット達は、後ろで、ニコニコ笑い、そんな彼等の姿に、頼もしさを覚える。
きっと、何時か、肩を並べて、戦う時が来るだろう。
アポロニアとアリエルが、満面の笑みで、俺達の下へ、駆け寄って来る。
俺達の手を引っ張り、
「この二週間、僕達は、アルカディア式の、訓練を受けて。ここに居る、ジャショウさん達に、多くを教わりました!」
「私達の勝利は、ジャショウさん達の、お陰でもあるんです!私達、聖フィナゴールと、ジャショウさん達、アルカディアは、これからも、手を取り合い、世界の平和を、守っていきたいと思います!」
やれやれ……。
気を使う必要なんて、無いと言うのに。
民達の声援が、俺達にも向けられる。
聖フィナゴールと、アルカディアの、友好を喜び、民達は、俺達の名を叫ぶ。
俺達は、そのまま、王城へ。
リシャードが、満面の笑みで、俺達を、出迎える。
謁見の間に通され、
「良くぞ、帰って来た、勇者達よ!」
「「「はっ!!」」」
俺達は、堂々と、その言葉に応える。
漸く、聖フィナゴールも、誠の勇者を、得たと言う事か。
リシャードは、俺の方を向き、力強く頷く。
俺もまた、にっこり笑い、頷き返す。
家臣達も、二人の勇者の成長に、笑顔をこぼす。
しかし……!
「お待ちください!!」
やはり来たか……。
エレズの再来……!
勇者アーロンの、登場だ……。




