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天翔雲流  作者: NOISE
混沌の中で咲く、一輪の花
1637/1794

ああ、面倒ごとばかり……。

「ジャショウ君達、おかえり♪影達の報告により、君達の戦いは、既に知っているよ。魔王と呼ばれる、強力な個体を、いともたやすく、倒してしまったんだってね♪それによって、前代未聞の、魔巣の破壊に、成功した!本当、君達は、凄いねぇ。驚かされてばかりだよ!」

「はあ……。それでその……。インスモーンの方で、戦勝会を開くそうなので、しばらくの間、王都に、滞在させてもらいたいのですが……。よろしいでしょうか?」

「うんうん♪君達が使っていた部屋は、ちゃんとあるから、そこに泊まると良い。ただし!間違っても、シャミラちゃんと、結婚するとか、言わないでくれよ?」

「ははは……。私はまだ、色恋に、興味がありません。それに、ニッサ村の事もありますし、その様な話が出ても、謹んで、ご辞退させて頂きます」

「ニッサ村かぁ……。嬉しいような、悔しいような……。ジャショウ君達には、アルゴスで、活躍してもらいたいのに」

「遠く、ニッサ村にも、ソット達とエミネ達の、活躍の知らせが、届いております。私達は、必要ないでしょう?」

「うん。彼等にも、大いに、助けられているよ。でも、いざと言う時の事を考えると、ジャショウ君達にも、アルゴスに、留まって欲しいなぁ」

「お断り申し上げます!何かあったら、また、駆け付けますので、ご了承下さい」

「はぁ……。ジャショウ君は、相変わらず、頑固だねぇ……」

 やれやれ……。

 予想通りだが、ルキウスと話すのは、面倒な事だ。

 二日後に、インスモーンから、俺達を招く為に、迎えの馬車が来る。

 仕方の無い事だとは言え、それも、面倒だなぁ……。

 さっさと終わらせて、ニッサ村に、帰るとしようか……。


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