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天翔雲流  作者: NOISE
混沌の中で咲く、一輪の花
1601/1794

緊急事態……!

 エレズは、もう、壊れていたのかもしれない……。

 現実に押しつぶされ、インスモーンに逃げ、多くの者達を、殺してしまった……。

 あいつは、馬鹿だが聡い。

 人の死を多く背負い、それから逃げる為に、必死に、勇者であろうとした。

 憧れは、醜く歪み、勇者である事で、罪から、逃げようと言うのだ。

 勇者は、決して、免罪符ではない!

 それでも、評価出来る事は、あいつは、インスモーンの者達を、多く殺した事に、罪の意識を感じている。

 故に、逃げようとしているのだ。

 あいつは、牢獄の中で、狂った様に、叫び続ける。

 かつての、仲間の名を呼び、呪詛を吐く。

 牢屋から出れば、ベルトラム達の名を叫び、喚き散らす。

 そしてまた、牢獄に……。

 それを、何度となく繰り返し、ついには、アルゴスの街から、追放される事と成った。

 イカレていやがる。

 もう、会う事も無いと思う反面。奴の執着心を、侮る事は出来ない。

 恐らく、何らかの形で、接触してくるだろう……。

 やれやれ……。

 俺が本当に、この手で、断ち切らないと、いけないのかもしれないな……。



 緊急事態宣言が、発令される!

 インスモーンでは、多くの兵が死んだ。

 その一部が、アンデットに成り、アルカディアへと、進軍しているのだ。

 至急、インスモーンから、早馬が来て、報告される。

 インスモーンでも、兵を挙げ、アンデットの討伐をしたのだが。アンデット達は、殆ど反抗せず、ただ真っ直ぐと、アルカディアを目指す。

 インスモーンは、かつての仲間達の、変わり果てた姿を見て、士気が上がらず。四百体余りのアンデットを、取り逃がしてしまった……。

 アンデット達の、目的は何だ?

 アルゴスの方に向かっているが、微妙に位置が違う。

 至急、俺達のパーティーが、騎士達を従え、現場へと赴く。

 やれやれ……。

 いくら、死人とは言え、戦いたくない相手だな……。


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