子供達の、笑顔に包まれ
第二世代の神々の成長も、順調、順調。
天界も下界も、子供達が、無邪気に走り回る。
今日は、センカ達を連れて、お買い物だ。
センカ達やアルナに、お揃いの、髪飾りを買ってやると、ミネの分も、買って欲しいと、お願いされた。
服に続いて、髪飾りもお揃いかぁ。
良いかな、良いかな♪
そのまま、ケナ国へ、空間転移。
再会を喜び、髪飾りをミネに渡すと、四人仲良く、はしゃぎ回る。
こんなに、喜んでくれるんだもんなぁ。
エルカ達にも、買ってやるか。
忙しいが、実に、平和なモノだ。
シャルとサクヤが、一頻り、じゃれ合って、お腹を鳴らした、ミネ達に、ケーキを振舞う。
ん?
やれやれ……。
もう一組の、子供達が、我慢出来なかった様だ……。
ケナ国に、光の橋が架かる。
至高神、エルカ達が、降臨!
三神が、俺に、抱き着いてくる。
センカ達は、首を傾げ、
「パアパ!だあれ?」
ツクヨは、神であったが故に、何かを悟ったのだろう。
警戒した様子で、
「お兄ちゃんは、ツクヨ達の、お兄ちゃんなんだよ」
俺の腕を、強く抱きしめる。
俺は、笑い、
「そう、警戒せずとも良い。この子達も、俺の、娘の様なモノだ。仲良くしてやってくれないかなぁ?」
「ミネは、仲良くするぞ♪」
「アルナも!」
ツクヨは、少し思案し、
「うん。仲良くする……」
センカも、ニコニコ笑っている。
エルカ達と、挨拶を交わし、再び、四人と三神で、シャル達のケーキを、幸せそうに食べ始める。
可愛いモノよ。
無邪気に笑い、打ち解けた様だ。
さてと……。
エルカ達も、しばらく下界で、面倒を見る様かなぁ……?




