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天翔雲流  作者: NOISE
喰らうは誰か……?
1485/1794

俺はまだ、人のままよ

 館に帰れば、

「セナも、いっぱい頑張った!だから、ジャショウの家に、泊まっても良い?」

「おお!セナも、あのパーティーに、参加したんだってなぁ。泣かなかったのか?偉いぞ」

「うん♪」

 セナも、少し見ぬ間に、立派に成った。

 ヨルムとフィールに連れられ、我が屋敷に。

 アルナ達と、楽しそうに、遊んでいる。

 子供達が、遊んでいる間、俺は、ネム達と共に、挨拶に来るであろう、客人達を、もてなす準備をする。

 噂をすれば……!

「ジャショウ殿!新年あけましておめでとう!」

「今日は、レイブも一緒に、連れて参りました」

「もう、あそこはいいですな!ジャショウ殿の館の方が、心落ち着く」

「エル!しっかりやっているか?」

「はぁ……。私には、王宮のパーティーは、荷が重すぎます」

 ヨルブン大公を始めとする、俺の、悪友達だ。

 勝手知ったる人の家。

 ロンベル達は、娘達に、酌をさせながら、酒を飲み始める。

 別に、良いんですけどね。

 酒を飲んでは、今年の、経営方針を話し合い。

 馬鹿な話をしては、俺達は、膝を叩いて笑い合う。

 俺はまだ、人のままよ。

 こいつ等が居てくれれば、俺は、人で、あり続けられる。

 飲んで笑って、騒いで、また笑う。

 ふぅ……。

 今年も、賑やかな年に、成りそうだな……。


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