表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天翔雲流  作者: NOISE
こうして世界は、光に包まれた
1467/1794

未来の英雄達

 子羊の嘶き亭に、レイブ達を、迎えに行った。

 ツクヨとセンカも、預けていたのだ。

 アルナも交えて、四人で、仲良く遊んでいる。

 ついでに、ギルム師匠達に、散々しごかれている、マヤ達も連れて帰る。

 ブウ垂れる、三人……。

 マヤ達は、登龍どころか、天龍まで、教わっている様だ。

 ニーナも、どんな時でも、身を守れる様にと、ギルム師匠に、体術を学んでいるんだとか……。

 ボロボロの三人……。

 センカ達が、心配そうに、

「お姉ちゃん達、大丈夫?」

 こんな、小さな子達に、心配されて、マヤ達は、照れ臭そうに笑う。

「センカちゃん達、ありがとう」

「鬼みたいな、ジジイ達だが、あたし達は、負けないぜ♪」

「ありがとう……。でもね。私達は、強く成れてうれしいの。センカちゃん達も、何時か、この気持ちが、分かる様に成る筈だわ」

「うん♪アルナ達も、ギルムお爺ちゃん達に、色んな事を、教えてもらうの♪」

「センカも強く成る!」

「ツクヨも!」

 皆、良い子で、強い子達だ……。

 アルブレッド達は、未来を担う、若人達の成長に、目を細める。

 レイブが、目を輝かせ、

「お父さん!僕も、ギルムお爺ちゃん達から、武術を習いたい!」

「レイブもか……?ああ!お父さんも、頼んでやるから、もう少し、大きく成ったら、修行をつけてもらうと良い」

「うん♪」

 大喜びで、飛び跳ねる四人。

 その後ろには……!

「うむ!良い心がけじゃな!」

「ふっ……。この子達に、英才教育を施すのも、悪くは無いな!」

「あらぁん?この歳で、自分達から、教えを乞うなんて、将来有望だわぁ♪」

 ギルム師匠達……。

 やはり、ついて来ていたか。

 アルナ達が、目を輝かす。

「アルナも強く成れる?」

「センカも!」

「ツクヨも!」

「ぼ、僕も!」

「勿論じゃ!たっぷり、鍛えてやるぞ!」

 子供達が、ギルム師匠達にじゃれつく。

 ギルム師匠達は、好々爺の様に笑い、

「お主達、雁首揃えて、これから宴会か?」

「儂等も、混ぜろ!」

「何度も言っているでしょぉ?楽しい事をやるのなら、私達に、言わないとぉ♪」

「は、ははは……」

 何時まで経っても、この人達には、敵わねえなぁ……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ