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天翔雲流  作者: NOISE
こうして世界は、光に包まれた
1446/1793

平安が、人々の醜さを露わにす

 新魔族四天王、海のカイガ……!

 同じく、空のクウガ。

 二天が、魔物達を、使役する。

 急ごしらえにしては、それなりの強さの、魔族では無いか。

 俺は天を駆け、空を斬り、魔物達を、一掃する!

 咆哮を上げる、四天王!

 今更なんだよなぁ……。

 カイガの首が飛び、クウガが、一刀両断される!!

 その、圧倒的強さに、人々は、その場で跪く。

「怯むな!突き進め!今更、魔族など、恐るるに足らぬ!!」

 圧倒的攻勢の中、バーサス国解放は、幕を閉じた。

 さて、此度の戦、多くに血を流し過ぎた。また再び、人の醜さを、見る事と成るのだろうなぁ……。



 辛くも、バーサス国は、魔族の襲撃を撃退し、平安が訪れる。

 生き延びた民達……。

 命を賭けて戦った、レジスタンス……。

 国を捨てて、早々に、亡命してしまった王族を退け、新国家を樹立する。

 新王となるは、最後まで、民達と戦った、エルケット・サフィール公爵。

 一応、元国王、ラフナトの、従兄弟にあたる男だ。

 元より、ラフナトの政策に、猛反発していたと聞く。

 今後は、エルバート国と、協調路線をとり、魔王討伐の為に、惜しみない援助をすると言う。

 しかし、ここで問題と成るのは、ニカイア国に亡命した、王族達だ。

 魔族の脅威が去り、当たり前の様に、しれっと戻って来たのだ。

 民達の怒りは、如何程のモノか……。

 ニカイアとの国境付近で、元国王達は、民達に、取り囲まれる形となり、殺されなかったものの、追い払われる事と成った。

 このまま、大人しく、引き下がるとは思えないな。

 また、一波乱、ありそうだ……。


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