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天翔雲流  作者: NOISE
こうして世界は、光に包まれた
1441/1794

爆弾投下は、ご遠慮ください!

「いやぁ、ジャショウ殿は、その歳で、見識深く、言葉に、重みがある!フィリス三世国王陛下が言う通り、一冒険者で終わらすのは、実に惜しい!微力ながら、私が後援者と成りますから、為政者にでも、成られたらどうですか?」

「いえ……。私の話す事は、ただの、机上の空論。ストー様達の様に、国を担うには、力不足ですよ……」

「私は、そうは、思いませんがなぁ。いやぁ、実に惜しい!」

 ストーさん……。

 余計な事を、言わないで下さい。

 この世界でまで、為政者など、やっていられるか!

 最早、苦笑いしか、出てこない……。

 食後のコーヒーを飲み、嘆息を漏らす。

 ストーは、酒が入り、上機嫌に成りながら、

「どうですか?家のアーニャと婚約し、我がログブルク家の、養子に成ると言うのは!」

 また、どえらい、爆弾を……。

 ニーナとマヤとクレカが、無言で、俺の脇を固める。

 マイペースなアーニャは、珍しい事に、真っ赤な顔で、テンパっている。

 俺は、他言無用の念を押し、自分が、異世界から来た事。魔王討伐と共に、元の世界に戻ると言う事を説明し、やんわりと、養子の話は、断る事と成った。

 本当、勘弁してくれ……。

 ストーさん……。

 多感な年頃の少女達の前で、余計な事を、言わないでくれよ……。


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