表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天翔雲流  作者: NOISE
魔王進軍
1401/1794

まあ、成るように成るさ

「じじょう~~!」

 何かヤバイ!

 オールド帝国に戻った、俺達の前に、涙やら鼻水やらで、ぐしゃぐしゃの顔のポメットが……。

 俺の姿を見るなり、その、ぐしゃぐしゃの顔のまま、抱き着いて来る。

 俺の服で、鼻をかむんじゃねえ。

 やれやれ……。

 世話のやける、連中だよ。

 オールド帝国、円卓の間……。

 殆んどの情報は、フィナとターナを通して、ネガレカから、聞いている様だが、俺からも、簡略的に、説明する。

 魔王の力を、弱める事は出来たが、止めを刺すには、神剣を持った、勇者の力が必要である。

 魔王の復活は、約一年後。それまでに、ポメット達は、力を付ける必要がある事。

 まあ、大まかに、この二点だ。

 これで漸く、人類にも、希望を見えた。

 俺の役目も、大半を、終えたと言えよう。

 泥沼の戦いに、終わりが見えて、漸く、フィリス三世達の顔にも、笑顔が浮かぶ。

 ただ二人……。

 ニーナとマヤの顔は、何故か浮かない。

 会議が終わり、三人に成ると、

「あ、あの!」

 マヤが、不安そうな顔で、俺の服を引っ張る。

 ニーナも、一緒だ。

 二人は、今にも泣きそうな顔で、

「あの……。ジャショウさんは、異世界人だって……」

「魔王が倒れた後、元の世界に還る……。それが、世界の摂理。でも!私達は……」

「その事か……」

 俺も、この子達と、それなりの絆を、結んだと言う、自負がある。

 別れる事が、嫌だと言ってくれるのか?

 俺は、冗談っぽく、

「じゃあ、二人も、一緒に来るか?」

 なんてな……。

 彼女達にも、別れがたい、人達が居る。

 これは、俺の我が儘……。

 しかし、予想外に、二人は、目を輝かす。

 俺に抱き着き、

「私、ジャショウさんと、ずっと、一緒が良いです!」

「私も、ジャショウと一緒が良い」

「へ?俺と一緒に、異世界に行くと言うのか?」

「「うん♪」」

「お、落ち着け!お前達にも、家族が居るだろう?」

「「ジャショウと一緒が良い!!」」

「お、おう……」

 まあ、後、一年ある。

 この子達の決意を見守り。後は、それに応じて、ネガレカに、要相談だな。

 まあ、成る様にしか、成らないさ……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ