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天翔雲流  作者: NOISE
魔王進軍
1392/1794

四天王大敗!!

 アズーラ国……。

 最後の四天王、炎のルフィウス……。

 さて、コイツを倒して、態勢を立て直すか。炎を纏った岩石の体。全てを燃やし尽くす炎に、ルフィウスは、絶対の自信を持っていた。

 しかし……!

「何故、燃えぬ?何故、溶けぬ?何故なんだああああ!!」

 俺の前では、全てが無意味!

 灼熱の炎は、そよ風の如く、消え去ってゆく。俺は、ゆっくりと、ルフィウスの喉下を、鷲掴みにする!!

「グッ!?」

 俺は、凶悪な笑みを浮かべ、浄化の法と、ソールイータを、同時に発動する。試してみたかったんだよなぁ。

 浄化により、瘴気が、霊力に変わる。それを、ソールイータで、吸収する。理論的には、完璧だ。

 さて、どうなるか?

 力が、弱まってゆくルフィウス。それに伴い、俺の力が、膨れ上がってゆく!

 大覚醒!

 予想以上の結果だ!

 力が、溢れかえって来る。

 炎の衣を失い、崩れ去ってゆくルフィウス。それを投げ捨て、拳を掲げる!

「魔王軍四天王、炎のルフィウス!討ち取ったり!!」

 歓声が上がる。それに伴い、追撃戦が始まった。

 マヤとファスナが駆け。それに、勇者が続く。圧倒的では無いか!我が軍は!

 ニーナとイーラの、魔法の猛攻。俺は、天上で輝き、魔族達の瘴気を、さっきの要領で、吸収してゆく。

 ただ、ひたすら、膨れ上がる力……。

 ククク……。

 俺もまた、魔王の様なモノか……。

 こうして、三国を脅かした、魔王軍の侵攻は、四天王の大敗により、頓挫する事と成った。

 さて、魔王よ……。

 次は、どう来る?

 このままでは、今度は魔族が、喰らわれる番だぞ……!


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