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天翔雲流  作者: NOISE
魔王進軍
1374/1794

英雄の降臨!

「ガイル様……。この二人は、我がパーティー、風の道標のメンバー、ニーナとマヤと言います。微力ながら、我等三人、オールド帝国の為に、戦いたいと思います!」

 ニーナとマヤは、俺と共に、ガイルの前で、跪く。

 ガイルは、大きく頷く。

「貴公達の様な者が、野に埋もれていたとはな……。勇者などと言うまやかしに、気を取られていて、見失っておったわ!」

「我等は、前線を知りません。何処まで役に立つか、分からぬ故に、評価は、戦いの後で……」

「お主は、驕らぬのだな……。それだけでも、十分、信頼を置ける!このまま、前線へ行くぞ!付いて参れ!」

「「「はっ!!」」」

 城にも戻らず、早急に、前線に向かうか……。

 よっぽど、切羽詰まっているんだな。

 オールド帝国、最前線……。

 憔悴しきった兵達……。

 虚ろな目で、ガイルと居る俺達を見て、

「また、ガキかよ……!」

「ごっこ遊びを、してんじゃねえんだぞ?」

「ふざけんじゃねえ!こっちは、命がけで、戦ってんだぞ!!」

 憎々し気に、憎しみを吐き捨てる。

「済まないな……」

 ガイルが、ぼそっと呟く。

 仕方が無いさ……。

 あの糞勇者が、滅茶苦茶にしたんだろう?

 俺達を信じてくれた、ガイルの為にも、結果を出さなくちゃ成らない。

 その結果も、如何やら、直ぐに、手に入れられそうだ……!

 兵達の顔に、緊張が走る!

 魔族の軍勢が、姿を現す。

 大軍勢……!

 距離にして、一Kと言った処か。

 軍勢は行進を止め、蛇男が、前に出る。

「さあ、一騎打ちをしよう!今日の生贄は誰だ?魔王軍、軍武七将が一人、この、ザーメスの相手をする猛者は、何処に居る?」

 ザーメスねぇ……。

 ゴッテスとか言う奴と、同程度か?

 俺は、涼やかな顔で、前に出る。

 ざわつく、オールド帝国の兵達。

 俺は、ニヤリと笑い、ザーメスを睨む。

「おやおや?小さな勇者の登場だ!」

 下品な笑い方をして……。

斬!!

 醜い笑顔のまま、ザーメスの首が飛ぶ!

 俺って、結構、短気だよなぁ。

 前口上も述べず、神速の拳で、ぶっ殺しちまった。

 そのまま、宙に浮き、右手を振るう!

暴虐!!

 閃光が、多くの魔物達を薙ぎ払い、消滅させる!!

 俺は、ザーメスの頭を持ち、何事も無かったかのように歩き、

「マヤ!俺の攻撃で出来た、線より前に出る敵を、容赦なく殺せ!!」

「分かりました!」

「ニーナ!魔族のお遊びに、付き合ってやったんだ……。今度は、俺達のお遊びに、付き合ってもらおう!特大魔法を、お見舞いしてやれ!」

「任せて……」

 あっと言う間に、戦場が、地獄に変わる。

 そう、魔族達にとっての……!

 マヤは、神速で、魔族の首を刈り。ニーナの魔法は、魔族を巻き込んで、地形を変形させる!

 俺は、ガイルの前に立ち。そして、片膝をつく!

 ザーメスの首を地面に叩き付け、

「ガイル様!敵将、ザーメルの首、確かに献上いたします!!」

「うむ!見事な働きだ!!」

「では!残りの魔族も、血祭りにあげてきます!!」

 俺は、そう言い、風のように走る!

 放気を放ち、混乱する魔族は、その閃光の中に、消えて逝った!

 これは、戦争では無い!

 一方的な虐殺だ!!

 時間にして、一時間もかからない。

 静寂が訪れる……。

 俺は、マヤとニーナと共に、再び、ガイルの前に……。

 最早、誰も、俺達の事を、侮辱する者は居ない。

 それ処か、言葉を発する者もいない。

 ガイルだけは、高らかに笑い、

「儂の目は、確かだったようだ!いや!それ以上か!!」

「勿体無きお言葉……」

 ガイルの笑い声に、呆然としていた兵達が、我に返る。

 大歓声!

 兵達の熱狂が、天をも焦がす!

 この日、俺達は、全世界に、英雄として、名を轟かせる事と成った……。


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