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天翔雲流  作者: NOISE
魔王進軍
1370/1794

ゆっくりと動き出す、世界の情勢

「よう、ジャショウ!また、大活躍だったんだってなぁ!」

「ははは……。モグさん、何時も通りですよ」

「お前の何時も通りって、何なんだよ?戦闘、魔法、レンジャー、雑用、荷物持ち!オールマスターのジャショウに。今じゃあ、剣聖と呼ばれる、マヤちゃん。そして、大賢者のニーナちゃんと来て、向かう所、敵無しじゃねえか!」

「俺達の仕事も、取っといてくれよぉ」

「ははは……。東のダンジョンの地図。手に入れたんですけど、要りますか?」

「マジかよ!」

 少し、調子に乗り過ぎて、暴れ過ぎたか。

 俺達、相性、良すぎるんだよなぁ……。

 マヤは、急成長しているし。ニーナは、それに負けじと、魔法のレパートリーを増やしている。

 二人共、頑張り過ぎだ。

 たまには、他のパーティーの、手助けをするか。

 と言っても、グレイアックスだが……。

 そんな訳で、グレイアックスと、合同で、ダンジョン攻略を、する事と成った。

 久々の、俺との冒険で、モグ達は、大張り切りだ。

 キズナとノエナは、子供の様に、はしゃいでいる。

 マガンは、俺の首に手を回し、

「よう、ジャショウ!冒険者の間では、あの戦いは、語り草だぜ!魔物達を、バッタバッタと、倒しちまったからなぁ。本当の勇者は、お前じゃ無いかって、噂しているぜ」

「ははは……。俺は、冒険者ですよ。勇者なんて、面倒臭くて、やってられません」

「相変わらず、無欲な奴だなぁ。勇者だったら、金や女も、思いのままだろうに」

「それ位、冒険者でも、手に入りますよ」

 面倒事は、御免だなぁ……。

 今の内に、冒険者を、謳歌しよう。

 ガイアの馬鹿は、ボロボロだしな。

 オールド帝国は、殺気立っていると聞く。

 矛先は、ギーラ教会に……。

 そのギーラ教会は、ジョセフ司教が、行方不明。偽聖女は、化けの皮が剥がされ、聖女の座から、蹴落とされてしまった。

 最早、何の力も持たない……。

 そこで、浮かんできた疑問が、誰が、風のイシュノヴァを倒し、エルバートを守ったかだ。

 表向きは、勇者の功績に成っているが、誰も信じない。

 さてと……。

 もう一波乱、有りそうだな……。


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