表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猫!?  作者: 奈月ねこ
11/14

襲撃再び

 茜が襲撃されてから10日ほど経った頃、またも虎の留守を狙って、虎と敵対する猫たちがやって来た。


「よう、今度こそ一緒に来てもらうぜ」

「嫌よ」

「こっちも手荒なことはしたくねえんだ。大人しくしてれば悪いようにはしねえよ」


 無理矢理連れて行こうとするだけで、充分手荒だと茜は思った。


「とにかく行かないから」

「強情だな。仕方ねえな。ちょっと痛い目に合ってもらうぜ」


 茜は日頃の成果を試す時がきたと思った。まずは先手必勝!茜は猫パンチを繰り出した。もちろん爪を出して。

 日頃の素振りが効いたのか、茜に横っ面を張り倒された男は横によろめいた。

 茜は続けて猫パンチを繰り出す。男の一人は横に倒れた。


 やった!あと二匹!


 茜はすっかり臨戦体勢になっていた。男たちは茜の思わぬ反撃に驚いているようだ。しかし、別の男が茜に襲いかかってきた。茜よりも体格の良い男だ。茜は簡単に押し倒されてしまった。


「お嬢さん、大人しくしな」

「嫌よ!」


 茜の言葉とともに、茜の足蹴りが炸裂した。日頃の成果か、素早く何度も足蹴りをくらわせた。


「ぐぅっ」


 男が一瞬怯んだ。


 今だ!


 茜は足蹴りとともに猫パンチを繰り出した。男はお腹を抱えて痛そうにしている。しかし、茜の足蹴りは続く。


「げえっ」


 もう一匹の男はそれを見て、形勢が不利だと思ったのか、倒れた二匹を連れて逃げ出した。


「お、覚えてろよ!」


 やった!勝った!


 猫でも人間と同じ台詞を言うんだなと茜は思った。そんなとき虎が帰ってきた。三匹の後ろ姿を見て、家に飛び込んできた。


「茜!」

「虎!やったよ!追い返した!」

「お前一匹でか……すげえな」

「虎の言う通りの特訓が効いたんだよ!ありがとう!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ