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第3話:聖血祭開幕

~聖血祭当日~


今日は世界最強決定戦が行われるため、私とドナート様は闘技場へ向かっている。

「試合はどのような形で行われるのですか?」

「トーナメント制で試合は行われる、今年は総勢18人の人が集まったらしい」

「今年も少ないですね、毎年あまり多い人数ではないことはわかっていますが…」

「それもそうだ、毎年あまりにも強い奴らが来て絶対に優勝できないような試合になるんだ、だからそこそこな実力者でも参加する者は少ない」

「そんなに強い方が来られるのですね、少し不安になってきました」

「まぁな、負けて当然の試合かもしれないしな」

闘技場に着き、受付にてトーナメント表を確認することにした。

「初戦の相手は…ガストさん!?」

「あいつも参加するのか」

「ガストさんも参加されるのですね、聞いていなかったので驚きました」

「ガストは強いぞ、今は魚屋の店主をやっているが一応今も戦士だ、若い頃はラント帝国の帝国軍のリーダーをやっていたそうだからな」

「ラント帝国ですか?あそこは確か集落を1つ壊滅させるのには十分な武力があったと聞いたことがあります」

「その通りだ、ナナじゃ厳しいかもな」

「一応できる限りの事はします。ドナート様の相手はどの方でしたか?」

「北の魔女マナだ…」

「マナ、北部の国で知らない人はいない程有名な方ですね、敵軍を1人で壊滅させたという噂を聞いたことあります」

「マナを倒すのはかなり難しいが、頑張るか」

そしてカウンターで受付をして、観客席へ向かう。トーナメント表通りに進行されるので自分の順番までは観客席で待つことになっている。暫くすると、アナウンスが流れ始めた。

「闘技場にお越しの皆さん!待ちに待った聖血祭が始まります!まずは昨年優勝されたクロナさんから、称号を返還したいと思います!」

闘技場は大きな拍手で包まれる

「ドナート様、クロナは毎年優勝していますよね」

「そうだ、クロナはここ5年無敗だ。クロナは強すぎて、クロナと戦い瀕死になる者も現れるらしい」

「ということで!第1回戦を始めたいと思います!第1回戦に参加される方は闘技場の中央に来てください!」

「早速俺の出番だな、相手がマナで相当都合が悪いが。それじゃあ頑張ってくる」

「行ってらっしゃいませ、ドナート様」

闘技場の中央にドナート様が移動し、いよいよ戦闘開始となる。

「北の魔女マナ…油断はできないな」

「ふふっ、初戦で負ける訳にはいかないのよ、少し痛い目にあってもらうわ」

「それではー…第1回戦!始め!」

そして戦いの火蓋が切られた

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