第8章
ーーー室
早く、ここから出ないと!誰かにこの事を言わないと!!
あの人はおかしい! 「第4章 より」
405室
なんで私がこーなるのよー、、
開かない!!
真っ暗、どこ?ここ?
紀美子助けて、、。
同刻
風月苑 入口
彩。ここにいるのかな。
紀美子はフロントに行き訪ねる。
「あのーすいません。」
「はい。ようこそ風月苑へ。何かお困りごとでしょうか?」
「こちらにツアーで来ている、原崎 彩はいますか?」
「あ、私は原崎 紀美子といいます。」
「少々お待ちくださいね」
「えー、はい。405号室にお泊まりかと」
「ただ先ほどツアーの皆様は全員お出かけしたようですげと?」
「確認だけでもしたいので、鍵もらえますか?」
「もちろんです。ではこちらを」
鍵を受け取り405号室へ急いで向かった。
カチャ。
彩ー?いるー?
紀美子は周りを見渡す。
だがいない。
ん!?
紀美子!?
ここだよ!紀美子!!ドンドン
彩!?
脱衣場から音が、、、
棒と針金みたいな物で固定されている扉をなんとか外して開けた。
彩!!
紀美子!!
二人は抱きつき泣く。
良かったぁー。
あ、安心してられない!私に化けてる変な人がいるの!
紀美子!あの一ノ瀬さんの所に行かなきゃ!
うん!早く行こう!
二人は部屋を出た。
続く。