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収穫、備蓄、そして冬

家の周りも何とか片付いた頃、収穫の秋となった。


畑の収穫を済ませ、来春の為に片付ける。


林で木の実等を拾い集める。


獣の毛皮をなめしたり、鳥の羽なども洗って乾かしたりして、キレイにしておく。


冬季間に敷物を作ったり、布団を作ったりする予定だ。


見栄え良く出来たならば、春に町に売りに行っても良い。


通貨はお祖母さんがかなりの額を遺してくれたので、無理に売らなくても大丈夫だが。



家の中はお祖母さんの魔法のお陰か、常に一定の温度が保たれていて快適だ。


台所のコンロも魔道具のようで、ガス等を補充する訳でも無いのに使える。


独りぼっちなので、張り切って料理を作る機会は無いのだが。


コッコ用のエサの準備も怠らない。

干し草もたっぷり用意した。


出来ればもう一羽ニワトリが欲しかったのだが、捕まらなかったので来春の楽しみに取っておく。


卵に余裕が出来たならば、何かおやつを作ってみたい物だ。


冬越しの準備は着々と進んでいく。


毎年お祖母さんとシャルロットでやってきた記憶と経験があるので、私一人でも何とか出来る。


過不足はあるだろうが、命にかかわるような不足は出てこないだろう。




こうして忙しくしている間に、冬がやってきた。







朝の仕事に、雪かきが加わった。


面倒に思って後まわしにすると、積もり過ぎて家から出られなくなるおそれがあるのだ。


玄関の戸は引き戸なので、私の腰程まで積もっていても何とか開けられる。


が、それをスコップで避けていくのは、とても大変なのだ。


かなり重労働。


大事な事なので何度でも言う。


とっても大変!!



何とかかんとか避けながら通り路を作る。


晴れた日は大丈夫だが、吹雪の日はあっという間に元の木阿弥になってしまい、涙が出てくる。


冬は雪との格闘だ。



林に罠を仕掛けているので、ソリをひきながら雪かきして見に行く。


獲物がかかっていたならば息のある内に処理をしたいのでなるべく頻繁に足を運びたいのだ。


血抜きの出来なかった獲物は食用には向かなくなる。


こちらの都合で命を戴くのだから、なるべくならば余す事なく利用したい。


スーパーで買ってくるだけのパックのお肉しか知らなかった私ならばとてもじゃないけど獲物を捌いたりは出来なかった。


シャルロットは独りで生きてく術を知っている。


つくづく、シャルロットとお祖母さんに感謝だ。


そして、私の血肉となってくれる獲物にも感謝して、廃棄を少なく利用させて貰いたい。




日々、感謝。


合掌。



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