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6. お昼寝 (挿絵ラフ)

ついに子馬の見た目語ります。もうしばらく外見の説明が入るのでお付き合い下さい。

想像するだけで可愛いっっ!


と歩き出した矢先に。




……………。


寝た。


子馬だもんね。お腹いっぱいになったら寝るよね。当たり前だよね。抱えて運ぶか…?



ちなみに。この子馬は大きい方で90キロは軽く超えている。馬鹿でかい。


置いていくのは危険すぎる。私は方向音痴だ。この場所に絶対戻って来れない自信がある。



魔物に襲われるとかじゃないのか!って誰かの叫びが聞こえてきそうなものだけど知らない知らない。



「…よっこら…せっ…と」


仕方が無いので、抱っこして運ぶ事にした。こてん。と顔を肩に乗せる。


子馬の熱が伝わってくる。


生きているんだなぁと不意におもった。





その瞬間だった。子馬が光った。なんで?



疑問しか無い。だがその様子はとても神秘的だ。


子馬は芦毛でも月毛でもない。白毛だ。


蹄の先からしっぽの先まで白一色だ。鼻はピンクでとても愛らしい。


まつ毛はとても長い?目に入ってしまわないか。心配になるほど長い。


子馬特有のもしゃもしゃの髭…可愛い。


白毛なら魚目も有り得る話だが。子馬は違う。


少女と同じ金色の目をしていた。


この時点で他の馬とは違うことが分かる。


しかし今子馬は光っている。


薄ーくベールを被ったかのようにゆっくりとキラキラと…。



子馬を抱えたままその様子に魅入る



こうして何分が経っただろうか、何時間かも何秒かもしれない。分からない。私はずっと眺めていた。



明るかった空もだんだんと夜が近づいてくる。


子馬は眠り続けたままだ。


少女の目を奪っていた。


それと同時に他の者の目も奪っていた。


その事にに気づくのが遅かった。


気づくべきだった…




ジッとそれは赤い目を爛々と輝かせながら木の影から二人を覗いていた…。

次の話…危機…?


実は作者も方向音痴


地図は真逆に持ち、進むべきとは真逆の方向へと自信を持って進む。何度迷子になったか分からない。


みんなも…あるよね…?




挿絵(By みてみん)

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