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1. ほのぼのスローらいふ馬と歩む道のり (挿絵ラフ)

 




寒い季節が過ぎた。小鳥がさえずる暖かい季節に移り変わる。そこには記憶の無い少女と一頭がいた。美しさや笑い。悪意や苦しみ。全てを描いた少女と馬が旅するふしぎな物語である。




_______________



 私はなんでここにいるのか。記憶が全く無い。元々無かったのかもしくは奪われたのかも。よくわからない。


幸いにも私は言葉を知ってるし話す事ができる。けれど何故だろうか馬と言う生き物には、記憶というより愛情がある



何故か好きだ。いや、大好きだ。


だからだろうか


ポッカリと開いている心の穴が酷く馬を求める。


今は私は一人だ。


それだけが悔やまれる。早く馬に会いたい。神様…どうか…




_______________




パキリッ


「何の音?」


とうとつに変な音がした。


私にはもちろん心当たりはない。耳がおかしくなったのだろうか。自分の掌から聞こえた気がする。こぶしをひろげてのぞいてみる。



思わずハッと息をのみこんだ。


そこにあったのは刺青のような卵の絵。少しヒビが入っている。これが音をたてたのだろう。何だこれは。


「怖いなぁ。」


とても怖い。が、何が起こるのだろう。同時にとてもワクワクする。


少女は、馬と会えたら良いなと考える。


そうして、自分を認知してから一日が終わった。






想像と違っていたらごめんなさい



挿絵(By みてみん)

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