・ゼロからの読者に伝わるレビュー
レビューは影響力が大きいです。私も長編を投稿していますが、一件レビューが来たときは有難いことにpv400を記録しました。
気にはなるけどポイントにもならないしレビューはいいか……と思っていたら、作者側としては小躍りして外に飛び出したくなるレベルで嬉しいので、是非筆を取ってみてくださいね。
書きたいけどレビューの書き方なんて分からないよ!という方に、レビューで押さえるべき点(作者が紹介してくれると嬉しい点)をご紹介します。
★あらすじ
あらすじは1番トップに書いてるじゃんと思われるかもしれませんが、レビューではあらすじは表示されないのです。検索ではあらすじも全表示ですが。全部書いても……なので簡単にまとめましょう。
★〇〇が好きな人に読んで欲しい!
世界観でも作品でも良いのですが、キャッチできそうな読者はどこなのか?どんな人であればレビューを見て「参考になった」と思うか?
例えば現実恋愛系を読みたい!という人に友情バトルアクションを紹介しても意味がないわけです。人それぞれ好みは分かれますからね。
私はダークファンタジーを書いていますが、
「ダークな世界観が好きな方にオススメ!」
と一文入れるだけで幸せ系が好きな人はミスマッチを防げますし、逆にダーク、ミステリアス系が好きな人は、「おっ?のぞいてみようかな?」と興味を持って貰えます。
★最後は是非読んでみて下さい!やオススメ!で締める
最後は再度オススメだということを示し、強調しまょう。
たまにレビューまとめのページを見ると、感想や作者への応援を見掛けます。
嬉しい。嬉しいんです。しかし、そうじゃない。
なぜ?と聞かれたら、なろうのレビューってアマゾンとかの商品レビューとちょっと違うなっていう印象があるからです。
見てみよう、買ってみようという気にさせるというのは共通ですが、それに向かう部分が違うんですよね。
アマゾンの場合→最初から同じカテゴリのものを買おうと思って眺める
なろうの場合→気にしなくてもスクロールすれば目に入ってくる。また自分の読みたい条件に合う小説を探すのが難しい
なろうのレビューは、とても外に開かれています。全てまとめられているので今まで知らずに興味がなかった人にも見て貰えます。
自分や作者宛というよりは新規の読者さんに作品を知ってもらう機会ですので、読者に向けたレビューが効果的かなと思います。
本の帯やCMみたいなものですね。小さいけど影響力は抜群なので、コンパクトにまとめねばなりません。
「知らなかったけど知れて良かった!」なろうではこんなレビューになれれば、1番レビューの役割を果たした書き込みだと思います。
感想は入っていても良いのですが、書き方としては
「〇〇が活躍するシーンが凄く良かったと思います!」
などは新規の読者からしたら誰?状態なので……
「特にオススメなのは主人公と洗脳されたヒロインが思いをぶつけ合うシーンです!!」
などであれば読みたくなります。ゼロの状態から知っている情報で説明する。それが大事です。
あんまり難しい劇中用語も使わない事ですね。言い換えでどうにかなりそうであれば、「〇〇と呼ばれる〇〇を使って~」みたいな。
分かり易く、かつ的確に。ここに書いた事柄を抑えたものが作者的に嬉しいレビューです。それでは良い読者ライフを!




